2013年3月29日(金)
皆さんこんにちは! 電撃オンラインで展開中の『ガンダムブレイカー』特集ページの担当・てけおんです。
バンダイナムコゲームスが6月27日に発売する、PS3用創壊共闘ACT『ガンダムブレイカー』(※PS Vita版は2013年内発売予定)。その体験版が現在絶賛配信中ですが、もう遊んでいますか? 今回は、まだ遊んでいないという人はもちろん、「う~ん、何を考えてカスタマイズすればいいのかわからないよう……」とお悩みの方に、ガンプラ直撃世代なDOL編集部員による、ガンプラカスタマイズの“創造”レビューをお届けします。
ガンプラにそれなりに触れてきたてけおんが思う、カスタマイズする際にとても大切なポイント――それは、“想像力”です。自分の考えた設定がどれだけ違和感なくアムロだったりシャアだったり、その他『ガンダム』シリーズのキャラクターたちの横に自然にいられるのか、作中の技術力で再現可能なのかなどなど。あまり考えすぎるのも逆によくないですが……。
今回は、“ガンプラ直撃世代だけど不器用さゆえにあまりガンプラを作っていなかった”というそみんに、あふれんばかりの想像力を『ガンダムブレイカー』にぶつけてもらいました! 皆さんも、そみんが悩みを解決していく様子を見ながら、ガンプラ創造のヒントをつかんでくださいね。それではガンプラカスタマイズ、レディー、ゴー!!
今回の記事を担当するそみんです。上でもてけおんが説明している通り、自分はぶっちゃけ“ガンプラ”自体に手を出したことはほとんどありません(手先が不器用で、工作系が苦手だったので)。1976年生まれの36歳なので、『ガンダム』シリーズ自体はたしなんでおりますが、メカニックデザインや設定よりも、ストーリーやキャラクターのほうが好きなタイプ。
▲個人的には協力プレイの部分や、スケールが違うガンプラ同士が戦うインパクトが気になっているゲームですが、今回は“ガンプラカスタマイズ”についてレポートします。 |
最初は「なんだか複雑そう」と構えていたカスタマイズ要素ですが、実際に体験版をプレイして、ガンプラをカスタマイズしてみると、思った以上に手軽で楽しい! パーツ選びの自由度が高いので、適当に好きなパーツを選ぶだけでも形になりますし、カラーリングや特殊な塗装処理(光沢処理やエアブラス、汚し処理など)も簡単な手順で行えるので、特に気張らなくても自分好みのカスタマイズが楽しめます。なるほど、これは出来がよい!
そんなこんなで、ちょっとゲーマー魂&ガンダム魂に火がついちゃいまして、少し本気で考えた“オレ的最強ガンプラ”について記事を書こうと思います。
さて、いざMSカスタマイズを始めようとしたものの、いきなり困ってしまったのが『ガンダムブレイカー』の自由度の高さ。体験版と言うことでパーツの種類は限られているものの、それでも軽く10種類以上のMSをベースにしたものがあるわけで。ガンダムやザクIIなどをベースに漠然とパーツをいじってみましたが、どうも方向性が定まらない……。
そもそも自分はデザインセンスが皆無なので、「こういうMSを作りたい!」という強いモチベーションはありません。どちらかと言うと、「ザクの顔のZが出た!人相で敵だと思うな!」で有名なザクIIの頭がついたZガンダムみたいなアンバランスさが好きなタイプなので。
こういう時、ガンプラやメカニックデザイン好きな人は、どうやってデザインの方向性を固めていくんでしょうね。そんな疑問を持った自分は、さっそく近くにいるガンプラ好きに話を聞いてみました。自由にMSをカスタマイズするとしたら、何から考えるの?
「そりゃ、所属勢力や所属部隊からでしょ。
連邦かジオンかで、MSの設計思想が異なるから」
なるほど。マニアはそういう設定や背景的な部分から考えていくのか! ちなみにその人からは、ジオニック社とかアナハイム・エレクトロニクス社とか、メーカーや時代性を考えて各パーツの整合性や採用意図を含めて考えることがうんぬんとか、長々とご高説をいただきました。
とりあえず、見た目的に好きなMSが多いジオン系のものをベースに、ジオン系MSのパーツを付け替えていじってみましたが、やっぱりどうもピンと来ない。なんだかバランス的にしっくり来るような、来ないような……。フォルムの部分もそうですが、どうにも色がうまくイメージできません。
そこでまた、前述のガンプラ好きに聞いたところ、「色は後でいくらでもいじれるので、まずは気にしなくてOK」、「最終的に色の種類を減らして、2種類くらいの色で塗装をすれば統一感が出るから大丈夫」とのこと。なるほどね。
▲さまざまな設定を複数パターン保存しておけるので、トライ&エラーのリスクが少ないこともポイントです。 |
デザインの悩みについては、「知るか。好みの問題もあるから、好きにすれば?」と一蹴されましたが、あまりにも僕が悩み続けていたところ、「先に名前を決めて、そこからデザインの方向性を考えるとスムーズかも」とのアドバイスをくれました。ふむ、そういう考え方もあるのか。
そのガンプラ好きの人が言うには、ここでも連邦とジオンの違いを意識するのがポイントとのこと。連邦なら、代表的なMSである“ガンダム”をもじってガ行を組み込むと系列機っぽく見えるとか、ジオンなら、“Z”の音を組み込みつつ、ドイツ語っぽい響きを意識するとジオンらしくなるとか、ちょっとしたコツもいただきました。ううむ、なるほど。
小学生感覚で、自分の名前の“そみん”にしようかと思いましたが、あまりに軽い響きなので、濁点を足して“ゾミン(ZOMIN)”としてみました。これを先生(ガンプラ好き)に見せたところ、「せめて記号を足して、安直さを少しでも減らそう」との添削をいただきました。
てなわけで、完全に名前先行型ですが、僕のMSの名前は“ゾ=ミン(ZO=Min)”となりました。先生いわく、後で型番を足したり、英字の略称や意味(ZOは“Zodiac(黄道12宮)”を意味しており、この他にも11機のZOシリーズが存在するとか)を考えたりすることも大事と教わりました。
なかなかカスタマイズまで進めませんでしたが、名前まで決まった今、後はもう“案ずるより産むがやすし”。僕の自慢の“オレ的最強ガンプラ”の姿をご披露しましょう!
→そみん的最強ガンプラ、ゾ=ミン(ZO=Min)、出ます!(2ページ目へ)
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※画面は開発中のものです。
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