2013年4月5日(金)
続いて登場したのがイフリート。このMSは実装済みのイフリート改とは異なり汎用型ですがスピードが215あり、スラスターも125と機動性が非常に高いMSです。しかもスキルは、ちまたで強力なMSとの評価が高いガンダムEz8と同じラインナップ。
耐弾装甲と耐ビーム装甲が低めなのが気になりますが、中距離での前線維持から接近戦まで一通りなんでもこなせそうな印象です。
▲パーツスロット数は近距離6、中距離8、遠距離3。遠距離スロットが4あるとカスタムパーツの選択の幅が広がるので、イフリートLv1は手に入ったらまずハンガー送りでしょうか(笑)。 |
基本性能面でも注目のイフリートですが、兵装も今までにない特徴があります。まず完全新規の主兵装となるショットガンは、射程距離100mと短めながら威力は2,750。しかも搭乗前にバンダイナムコゲームスの開発スタッフさんに聞いたところ、当たった相手はよろめくとか。副兵装には今まで支援型MSにしか搭載されていなかったスモーク・ディスチャージャーを搭載! これで一時的に防御能力を上げてショットガンの間合いに無理矢理持ち込むということでしょうか? とにかく、搭乗する前から期待が止まらない兵装ぞろいでした。
▲それぞれの兵装のスペックは上の通り。ジオン軍に高性能な汎用型MSを人にとっては、ジャイアント・バズが装備できることが最重要かもしれません。 |
気になる部分が多いなら、実際に乗って確かめればいいじゃない! というわけでショットガンを装備してこちらも試しに搭乗(バズーカ派のみなさんごめんなさい)。やはり、このスペックがあると汎用型としては十分すぎるほどの機動性があります。
スラスターがオーバーヒートしても十分に前線の維持は可能でしょう。弱点と思っていた装甲面ですが、これはスモーク・ディスチャージャーで十分にフォローできる印象。ただ、この副兵装はリロード時間が長めなので常時使い続けるわけにはいきません。敵に近寄るために使うか、敵から離れるために使うかプレイヤーごとに差が出そうです。もしかするとリロードが完了するごとにとにかく使うという立ち回りもアリかもしれません。
そして皆さんお待ちかね(ですよね)のショットガンですが、まずバラけた弾の1発でも当たればMSがよろめくのが特徴的。敵が密集しているところに打ち込めば複数の敵MSを同時によろめかせることもできました。
さらに照準を合わせた場所から上下左右に弾が広がるのもポイント。敵MSの腰付近を狙うという甘めの照準でも、半分近い弾は脚部に当たります。元の威力が2,750ですから少なく見積もっても威力1,000の実弾で脚部に部位ダメージを与えている計算になります。そんな強力なショットガンですが、リロード時間は約13秒と長め。この時間をいかにして機動性と格闘で補っていくかが、ショットガンを運用する際の要になってくるでしょう。
▲約MS1機分程度の範囲をカバーするショットガンは、スラスターで移動する敵MSの足止めにも使えそうです。 |
今回、久々に先行プレイレポートを行いましたがどちらも特徴のしっかりしたいいMSだと思います。特にイフリートは汎用型で、しかも新規の主兵装を持っているため、一時的に戦場はショットガンを装備したイフリートだらけになることかと思います。
ジャイアント・バズと比べて射程距離が短いため、汎用型としての立ち回りはしにくくなるかと思いますが、戦場で見かけても「地雷だ、地雷だ」などいじめないであげてください。新しい兵装が手に入ったら使いたくなるのはプレイヤーの性ですから!
そうそう、ショットガンと地雷と言えば、ケンプファーなんてMSもいますよね。これから先にひょっとすると……と妄想をふくらませたところで今回のレポートはここまで。今後も不定期ながら参戦前や参戦直後のMSをレポートしていく予定ですので、ぜひ電撃オンラインを定期的にチェックしてくださいね。
(C)創通・サンライズ
※記事中のパラメータなどは取材時のもの。
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