2013年4月10日(水)
フリューから4月11日に発売される3DS用ソフト『カードファイト!! ヴァンガード ライド トゥ ビクトリー!!(以下、ライド トゥ ビクトリー)』。そのプレイレビューを、『カードファイト!! ヴァンガード(以下、ヴァンガード)』ビギナーのさくたろうがお届けしていきたいと思います!
本作は、大人気カードゲーム『ヴァンガード』を3DSでプレイできるソフト。プレイヤーは原作の世界の1人となって、全国大会優勝を目指して『ヴァンガード』をプレイしていくことになります。とはいっても、そもそも『ヴァンガード』って何? という人もいらっしゃると思うので、まずは『ヴァンガード』について簡単に説明していきましょう。
『ヴァンガード』とは、ブシロードから発売されているカードゲームのこと。コミック、アニメなどでもメディアミックスを続け、幅広く展開しています。『ヴァンガード』という名前自体は、TV-CMや駅の広告などで目にしたことがある人も多いかと思います。
カードゲームのほうでは、プレイヤー同士による1対1のカードファイト(対戦のこと)を楽しんだり、カードを集めてコレクション要素を楽しんだりといったことができ、コミック&アニメでは、このカードゲームを通じて成長する少年・少女たちの物語を楽しめます。かなり紹介は大雑把ですが(汗)、基本的なポイントとしてはこんな感じです。
そして3DSで登場する『ライド トゥ ビクトリー!!』は、このカードゲーム『ヴァンガード』そのものを3DSでがっつりプレイできる、というゲームになっているのです。
それでは、さっそく『ライド トゥ ビクトリー』のお話に……と行きたいところですが、もう少しだけ『ヴァンガード』というか、カードゲームのお話をさせてください。
カードゲームというのはハマるとおもしろいのですが、実はプレイするのに少々ハードルが高いゲームであったりもします。このハードルというのは、まず第一に「ルールを覚えないといけないこと」。『ヴァンガード』のルールは、カードゲームの中でもかなりわかりやすい部類に入りますが、それでもルールを知らないとゲームはできません。
次のハードルは「対戦相手を探すこと」。『ヴァンガード』をはじめとする対戦型カードゲームというのは、一緒に遊ぶ相手がいないとプレイすることができません。一緒にカードゲームを始める友だちがいたり、近くにカードショップがあったりするという人なら、このハードルはそれほど高くはないと思いますが。
他にも新しいカードを買うにはお金が必要とか……(複数のカードゲームをしているプレイヤーには、結構死活問題だったり)、細かなハードルはいろいろあるのですが、そのほとんどをクリアして、しかも『ヴァンガード』をプレイできるのというのが、3DSで発売される『ライド トゥ ビクトリー』の大きな魅力なんです!
ということで、ようやく『ライド トゥ ビクトリー』について紹介していきたいと思います。本作の舞台は、アニメやコミックでおなじみの“カードキャピタル”などがある、少し未来の世界。プレイヤーはオリジナルキャラクターの1人となって、この町を中心にカードファイトを通じて物語を進めていきます。
ストーリーはゲームオリジナル。『ヴァンガード』の全国大会優勝を目指して、プレイヤーは町にいるヴァンガードファイターとファイトしたり、さまざまな大会に出場していくことになります。ちなみに本作は、アニメのキャラクターであるアイチたちチームQ4が全国大会で優勝した後がオリジナルストーリーで描かれているようです。
▲プレイヤーは、自分の分身となるキャラクターを合計6パターンある男の子、女の子から選びます。 |
もちろん本作には、先導アイチや櫂トシキといった原作で登場したキャラクターたちが多数登場。彼らと、彼らが実際にアニメなどで使っているデッキでファイトすることができます。ちなみにミサキさんと仲良くなったり、エミちゃんとキャッキャフフフしたりといった要素は、残念ながら今回はありません……。あくまでもカードファイトを楽しむのが本作の特徴となっています。
それと、カードファイトが始まる時には、それぞれのキャラが「スタンドアップ・ザ・ヴァンガード!」と声をかけてくれたり、トリガー発動時にボイスが入ったりと、アニメさながらの雰囲気がゲームでも伝わってくるのがイイですね。
(C)bushiroad All Rights Reserved.
(C)ヴァンガードプロジェクト/テレビ東京 (C)ヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知
(C)FURYU CORPORATION 2012
※画面は全て開発中のものです
データ