News

2013年4月11日(木)

義妹が主人公に抱く想い――『英雄伝説 閃の軌跡』から新たな登場キャラクター&舞台設定が公開

文:皐月誠

 日本ファルコムは、2013年発売予定のPS3/PS Vita用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡』から、新たなキャラクターと舞台設定を公開した。

『英雄伝説 閃の軌跡』

 『英雄伝説 閃の軌跡』は、同社が手掛ける人気RPG『軌跡』シリーズの最新作。『英雄伝説 空の軌跡』と同時代のゼムリア大陸を舞台に、エレボニア帝国を中心とする壮大なストーリーが描かれる。PS3/PS Vitaに向けた同社初のオリジナルタイトルとなる本作では、新たなプラットフォームの特性を生かしてグラフィックや演出、戦闘システムなどの劇的なアップグレードが行われている。

 公開されたのは、主人公の義妹・エリゼと、トールズ士官学院の教官・ナイトハルト。また、“聖アストライア女学院”や“エレボニア帝国軍”といっ舞台設定にも注目だ。

エリゼ・シュバルツァー

『英雄伝説 閃の軌跡』

 主人公・リィンの義妹で、シュヴァルツァー男爵夫妻の実子。長い黒髪を切りそろえた、清楚かつ凛とした佇まいの可憐な少女。年齢は15歳で、1年前から帝都にある“聖アストライア女学院”に通学している。

 幼少時は実兄同然にリィンへ懐いていたが、女学院に入学するころから少しよそよそしい態度を取るようになっていた。リィンはやや寂しく思っていたが、ある出来事をきっかけにエリゼがトールズ士官学校を訪れて……。

 「──ご自分の胸にお聞きになってください。」


ナイトハルト

『英雄伝説 閃の軌跡』

 帝国正規軍(第四機甲師団)からトールズ士官学院に出向している29歳の軍事教官で、階級は少佐。金髪碧眼で容姿端麗だが、生真面目が過ぎてまったく愛想に欠ける。教練でも容赦なく、貴族生徒相手で慇懃ながら断固とした態度で指導を行う。戦闘では軍用サーベルを振るう。

 VII組の担当教官サラ・バレスタインをいぶかしく見ている。実力は認めているものの、だらしない生活態度や柔軟すぎる考え方には難癖をつけて衝突しがち。

「質実剛健こそ帝国軍人の本質──精進するがいい」

■舞台設定

エレボニア帝国軍

『英雄伝説 閃の軌跡』

 皇帝が総帥権を持つ、エレボニア帝国の国家正規軍。ゼムリア大陸ではカルバード共和国軍と並んで最大規模を誇る。大陸最大の重工業メーカー・ラインフォルト社と巨大なザクセン鉄鉱山を背景に、近代化・機甲化が進んでいて、20以上の機甲師団(戦車運用部隊)を擁している。飛行船の運用はリベール王国ほど進んでいないが、豪華飛行客船の技術を応用した150アージュ(1アージュ=約1メートル)級飛行戦艦の建造が進んでいて、他国や帰属勢力の警戒を煽っている。

聖アストライア女学院

『英雄伝説 閃の軌跡』

 帝都にある、貴族子女のみが入学できる由緒正しい女学院。大聖堂が置かれている“サンクト地区”にあり、厳重な警備体制が敷かれている。最近では平民階級の子女も入学を受け入れているが、まだまだ数は少ない。現在、皇族の子女が1人在籍しているらしい。

(C)2013 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.

データ

関連サイト