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2013年4月15日(月)

若きバットマンの活躍に注目! アメコミファン待望のシリーズ第3弾『バットマン:アーカム・オリジンズ』が発表【週刊洋ゲー通信】

文:電撃オンライン

 この“週刊洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやディベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 今回は、4月6日から4月12日までに明らかになった新情報の中から、11個の話題をお届けする。この期間には人気シリーズの最新作が発表された他、さまざまなダウンロード専用ソフトの配信時期が明らかになるなど、多彩なニュースが到着している。それに合わせて公開された最新トレーラー映像も必見だ!

今週のトピック

■若きバットマンの活躍を描く『バットマン:アーカム・オリジンズ』が発表! 3DS&PS Vita用の外伝も

■サイボーグが活躍するSFアクション巨編!? 『ファークライ3:ブラッド・ドラゴン』が5月1日より配信!

■アルカトラズでゾンビと対決!? 『CoD:ブラックオプスII』の最新DLC“アップライジング”の超豪華な内容は必見!

■核戦争後のモスクワでの生活とは? 『メトロ ラストライト』の世界観を解説する動画シリーズの第1弾が公開

■女王暗殺の実行犯から見た物語! 『ディスオナード』のDLC第2弾“ザ・ナイフ・オブ・ダンウォール”が4月16日より配信

■ペーパークラフトの世界を冒険! 『リトルビッグプラネット』のスタッフによる新作『ティアラウェイ』は10月22日に登場

■生存者を集めてゾンビの襲撃に対抗せよ! SLG的要素を持つオープンワールド・ゾンビACT『ステート・オブ・ディケイ』

■覆面レスラーがメキシコの大地を探索! PS3/PS Vita用横スクロールACT『グアカメレー!』がPSNで配信中

■生命をかけたコロシアムでの死闘! 基本プレイ無料の『スパルタカス・レジェンズ』の最新動画が公開

■上限を超えたスキルの成長が可能に! PS3/Xbox 360版『TES:V Skyrim』がバージョンアップ

■記憶を失った主人公の冒険が再び始まる! SF・AVGの名作『フラッシュバック』のHDリメイクプロジェクトがスタート

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■若きバットマンの活躍を描く『バットマン:アーカム・オリジンズ』が発表! 3DS&PS Vita用の外伝も

 アメコミを代表するヒーローの1人、バットマンの活躍をリアルに描き出したオープンワールドACT『バットマン アーカム・アサイラム』、そして『バットマン:アーカム・シティ』の2作は、日本でも高い評価を獲得しているタイトルだ。

 このほど、そのシリーズ第3弾となるPS3/Xbox 360/Wii U/PC用ソフト『バットマン:アーカム・オリジンズ』が発表された。今作では、前2作の数年前という過去の時代に舞台を移し、若きバットマンが凶悪なヴィランとの戦いを通じて“ダークナイト”へと成長していく過程が描かれる。

 また同時に、ニンテンドー3DSとPS Vita用ソフト『バットマン:アーカム・オリジンズ ブラックゲート』も発表された。こちらは外電的な位置づけの作品で、据え置きハード向けの『バットマン:アーカム・オリジンズ』のエンディング後の物語が、3Dグラフィックを用いた横スクロール2D・ACTで描かれるという。これら2つのタイトルは、海外では10月25日に同時発売の予定。日本でのリリースも大いに期待したいところだ。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:『バットマン:アーカム・オリジンズ』公式サイト

■サイボーグが活躍するSFアクション巨編!? 『ファークライ3:ブラッド・ドラゴン』が5月1日より配信!

 海賊たちに占拠された南の島で、過酷なサバイバルを繰り広げる本格FPS『ファークライ3』。この作品のスピンオフタイトルとなる『ファークライ3:ブラッド・ドラゴン』が発表された……のだが、その内容がオドロキだ!

 元のゲームとはまったくかけ離れた内容で、核戦争で世界が汚染された西暦2007年、左目と左腕が機械に改造されたサイボーグ戦士のレックス・コルト軍曹が、レーザーガンを手にして邪悪なサイボーグ軍団に立ち向かうというのが今回のストーリー。1980年代のビデオバブル時代に大量に制作されたB級SFアクション映画をオマージュとする今作は、ネオンカラーのグラフィックにチープなシンセサウンドがバッチリとハマっており、そのインパクトは絶大だ。しかも主人公レックスの声を担当するのは、『ターミネーター』の敵役としておなじみの俳優、マイケル・ビーンだ!

 PS3/Xbox 360/PC用のダウンロード専用ソフトとして発売される本作だが、ゲームプレイに『ファークライ3』本体は不要という、独立した作品となっている。海外では5月1日に配信予定だが、これはぜひ日本でもプレイしたい!

(参考サイト:『ファークライ3:ブラッド・ドラゴン』トレーラー(※リンク先はYouTube)

■アルカトラズでゾンビと対決!? 『CoD:ブラックオプスII』の最新DLC“アップライジング”の超豪華な内容は必見!

 人気FPS『コール オブ デューティ ブラックオプスII』に、4つの新マップや新ゾンビモードを追加する最新DLC“アップライジング”の話題は、前回の記事でも紹介した。そして今回、このDLCに搭載される新ゾンビモード“モブ・オブ・ザ・デッド”をフィーチャーしたトレーラーが新たに公開された。

 このゲームモードは、1920年代の禁酒法時代を舞台に、アルカトラズ刑務所に収容された4人のギャングが協力して、ゾンビと化した看守や警官と対決するという内容。プレイヤーキャラクターとなる4人のギャングを、レイ・リオッタやマイケル・マドセン、ジョー・パントリアーノ、チャズ・パルミンテリというハリウッドの実力派俳優陣が演じているのも大きな話題だ。

 トレーラーの映像からは、回転ノコギリをはじめとするユニークなギミックが、マップ上のさまざまな場所に仕掛けられていることが確認できる。どうやらゲームプレイ自体も、従来のゾンビモードとは大きく変化するようだ。ボリュームたっぷりのこの新DLC“アップライジング”は、Xbox 360版が4月16日より配信開始。他機種版の配信日は、後日発表される予定だ。

(参考サイト:『コール オブ デューティ ブラックオプスII』アメリカ公式サイト

■核戦争後のモスクワでの生活とは? 『メトロ ラストライト』の世界観を解説する動画シリーズの第1弾が公開

 日本においても好評を得たFPS『メトロ2033』の続編として、海外で5月14日に発売予定のPS3/Xbox 360/PC用ソフト『メトロ ラストライト』。核戦争で壊滅したモスクワを舞台にした本作の特徴的な世界観を解説する動画シリーズ“レンジャー・サバイバル・ガイド”は、全3回の配信が予定されているが、その第1弾がアメリカ公式サイトで公開された。

 第1弾の映像では、地下鉄網を警戒する主人公アルチョムたち“レンジャー”の視点から、危険に満ちた地下と地上の世界が詳しく紹介されている。核シェルターとなっている地下鉄のトンネル網では、大勢の人々が複数の“勢力”に分かれて、互いに抗争を繰り広げながらも生活している。一方、地上には放射能の影響でミュータントと化した奇怪な生物が暮らしており、レンジャーたちが地上を探索する際には、こうした怪物たちと戦いを繰り広げることになる。

 ちなみにこの動画からは、核戦争で廃墟と化した建物や、地下に暮らす人々の生活感あふれる様子が、細密なグラフィックで表現されていることも確認できる。本作は、日本でも2013年夏に発売予定だ。

(参考サイト:『メトロ ラストライト』アメリカ公式サイト

■女王暗殺の実行犯から見た物語! 『ディスオナード』のDLC第2弾“ザ・ナイフ・オブ・ダンウォール”が4月16日より配信

 産業革命期のヨーロッパを思わせる異世界が舞台のステルスACT『ディスオナード』の新たな関連コンテンツとして、DLC第2弾“ザ・ナイフ・オブ・ダンウォール”が登場する。海外では、4月16日よりダウンロード配信がスタート予定となっている。

 ゲーム本編では、女王殺害の疑いをかけられた主人公コルヴォによる復讐の物語が描かれるが、このDLCでは女王殺害の真の実行犯である暗殺者“ダウド”の物語を体験できる。配信開始を前に公開されたトレーラーによると、女王暗殺の瞬間にダウドの立場で立ち会える他、仲間の暗殺者集団“捕鯨員”を率いて暗殺任務を遂行するなど、ゲーム本編の裏側で進行していたさまざまな秘密が明らかになるようだ。

 なお、“ザ・ナイフ・オブ・ダンウォール”のストーリー自体はここで完結しているが、ダウドが主人公となる物語はDLC第3弾となる“ブリグモアの魔女”に引き継がれるとのこと。日本での配信も決定しているが、配信時期は現在のところ未定だ。

(参考サイト:ベセスダ・ソフトワークス アメリカ公式ブログ

■ペーパークラフトの世界を冒険! 『リトルビッグプラネット』のスタッフによる新作『ティアラウェイ』は10月22日に登場

 『リトルビッグプラネット』でおなじみのディベロッパー、メディアモレキュールが開発中のPS Vita専用ソフト『ティアラウェイ』。その海外での発売日が、10月22日に決定したことが明らかになった。

 本作は、登場するキャラクターからフィールドの木々や草花まで、あらゆるものが“紙”で表現されたペーパークラフトの世界が舞台になっている。プレイヤーは封筒の姿をした“メッセンジャー”を操作して、この世界を冒険しながらゴールまで手紙を届けるのが目的だ。PS Vitaの背面パネルをタッチすると、地面を突き破って出現した指が敵キャラクターをはじくといった、紙の世界ならではの愉快なギミックを楽しむことができる。

 発売日決定を伝えるアメリカのPS公式ブログでは、2種類のパッケージアートが紹介されている。ジャケットの両面には、ゲームに登場する2人の主人公、イオタとアトイがそれぞれ描かれていて、購入したユーザーは自分の好みでパッケージアートを入れ替えることができる。日本での発売は現在のところ未定だが、ぜひ登場を期待したい。

『週刊洋ゲー通信』 『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:PlayStation.Blog

■生存者を集めてゾンビの襲撃に対抗せよ! SLG的要素を持つオープンワールド・ゾンビACT『ステート・オブ・ディケイ』

 大自然に囲まれたアメリカの地方都市で、ゾンビの群れを相手にサバイバルを繰り広げるXbox 360/PC用オープンワールドACT『ステート・オブ・ディケイ』。長期間にわたって開発が続けられていた本作だが、開発元であるアンデッド・ラボズの公式ブログにて、Xbox LIVEアーケードでの配信予定時期が発表された。この発表は、“6月”と“公式”というわずか2つの単語で伝えられている。

 『ステート・オブ・ディケイ』の特徴は、武器を手にしてゾンビと対決するだけでなく、街の各地から生存者を救出し、ゾンビに対抗するさまざまな施設を建設するなどのSLG的な要素が導入されていること。配信時期の発表に合わせて、ゲームプレイの様子を紹介する最新トレーラーも公開されているので、ぜひチェックしてほしい。

 日本での配信は現在のところ未定だが、ダウンロード専用ソフトながらオープンワールドACTの妙味が感じられる作品となりそうなだけに、国内での配信もぜひ期待したい。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:アンデッド・ラボズ公式ブログ

■覆面レスラーがメキシコの大地を探索! PS3/PS Vita用横スクロールACT『グアカメレー!』がPSNで配信中

 海外のPSNで、4月9日よりPS3/PS Vita用の横スクロールACT『グアカメレー!』の配信がスタートした。本作は、メキシコの神話や伝説に基づいていた世界観となっているが、2人の主人公がマスクとチャンピオンベルトを身につけた覆面レスラー風の男女となっているのが、“ルチャ”の国であるメキシコらしい、なんともユニークなところだ。

 『グアカメレー!』は、敵と戦いながら2Dマップを探索して新たなルートを発見していくという、探索型の横スクロールACT。また主人公がレスラーということで、パンチやキックに加えて、投げ技やボディスラムといったさまざまなコンボを繰り出せる。さらに、2人同時プレイでのタッグ技も可能になっているなど、多彩なアクションを楽しむことが可能だ。

 ちなみに『グアカメレー!』は、1回の購入でPS3版とPS Vita版の双方がプレイ可能になるのに加え、両機種でセーブデータを共有することも可能なクロス・プラットフォームタイトルとなっている。日本での配信は未定だ。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:PlayStation.Blog

■生命をかけたコロシアムでの死闘! 基本プレイ無料の『スパルタカス・レジェンズ』の最新動画が公開

 ユービーアイソフトは、PS3/Xbox 360用ダウンロード専用ソフト『スパルタカス・レジェンズ』の最新トレーラーを新たに公開した。この動画から、基本プレイ無料タイトルとしてリリースされる本作の詳細な内容が明らかになった。

 本作は、ローマ時代の剣闘士となって、コロシアムでの死闘を戦う格闘ACTだ。勝利によって手にしたファイトマネーで剣や槍といった新たな武器や防具を購入できる他、さまざまなアクションを可能とする特殊能力を身につけることで、戦いをより有利に運べるようになる。

 ただし、重要な試合で敗北すると、剣闘士はその場で殺されてしまう。動画を見る限り、対戦相手の手足や首を切り落とすといった、かなりショッキングな描写が盛り込まれているようだ。本作は、海外のPSN/Xbox LIVEアーケードで、5月より配信開始の予定。日本での配信は未定だ。

(参考サイト:『スパルタカス・レジェンズ』ゲームプレイ・トレーラー(※リンク先はYouTube)

■上限を超えたスキルの成長が可能に! PS3/Xbox 360版『TES:V Skyrim』がアップデート

 ファンタジーRPG『The Elder Scrolls V:Skyrim(ザ エルダースクロールズ V:スカイリム )』は、発売から約1年半が経過した現在でもなお、アップデートによる改良が続けられている大作だ。海外では、4月8日よりPS3/Xbox 360版に向けて、最新版となるアップデート1.9の配信が開始された。

 バージョン1.9では、これまではレベル100が上限となっていたスキルを、さらに成長させることが可能になっている。100に達したスキルを“レジェンダリー・スキル”に指定すると、成長した能力はそのままに、レベルを15まで下げることができる。これにより、能力の上限を超えて再び成長させられるのだ。ただし、スキルの成長によって取得した特殊能力もリセットされてしまうため、その点は注意が必要となっている。

 また今回のアップデート1.5では、ゲーム全体の難易度についても最上位の“レジェンダリー”が追加されたほか、さまざまな不具合の修正も行われている。日本でも遠からず、このアップデートが配信されることになるだろう。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:ベセスダ・ソフトワークス アメリカ公式ブログ

■記憶を失った主人公の冒険が再び始まる! SF・AVGの名作『フラッシュバック』のHDリメイクプロジェクトがスタート

 1992年に発売された『フラッシュバック』は、記憶を失ってジャングルの中で目覚めた主人公が真実を求めてマップを探索し、エイリアンと戦闘を繰り広げるSF・AVGだ。2D表示の横スクロール形式ながら、当時としては珍しいポリゴン表示のデモ画面による演出などが採り入れられていた。スーパーファミコンやメガドライブなどで発売された日本では、ノーヒントで謎解きに挑む難易度の高さでも知られている。

 発売から20年を経た本作を、ユービーアイソフトがHDグラフィックにてリメイクし、PS3/Xbox 360用のダウンロード専用ソフトとして配信することを発表した。リメイク版の制作には、オリジナル版の開発スタッフも参加しており、元来のゲーム性を生かしつつ、現在のグラフィック水準に即したものになるようだ。

 公開されたトレーラーを見ても、カットシーンはまるで映画のようなクオリティだが、ゲームプレイは2Dそのままの、懐かしさを感じる内容となっている。現在のところ、配信開始時期や日本でのリリースは未定だが、日本でも根強いファンのいる作品だけに、ぜひ国内での配信を期待したい。

(参考サイト:『フラッシュバック』トレーラー(※リンク先はYouTube)

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