【第10回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー『NOeSIS－嘘を吐いた記憶の物語－』――連続死亡事件の謎を追う美少女ホラーAVG

文：滑川けいと

　App StoreとGoogle Playで配信されているアプリ『NOeSIS－嘘を吐いた記憶の物語－』。知る人ぞ知る名作サスペンスホラーアドベンチャーゲームを、ホラー大好きライター・滑川けいとが紹介していきます。

■物語を読み進めて、連続死事件の真相を暴け！

　主人公“時雨”は、どこにでもいる男子高校生。時雨の通っている高校も、特に変哲のない普通の高校です。他の高校と違う点があるとすれば、数週間前から決まった曜日に自殺者が出るということのみ。連続死事件については噂程度にした知らなかった時雨は、ある日屋上で謎の少女に出会ってしまったことにより、事件と深いつながりをもってしまいます。

　事件の謎を探ろうとした者は死が訪れる。そんな噂も流れており、事件について考えないようにする時雨でしたが、少女の正体を知ろうと近づけば近づくほど、連続死にかかわりを持ってしまうのでした。そして、ついに時雨の前で犠牲者が。連続死は、本当に自殺なのでしょうか。その真相とは……？

▲本作は、とある少女が自らの命を絶とうとしているシーンから始まる。彼女は一体誰なのか……。

　ここまでが、本作のストーリーです。プレイヤーは、主人公の時雨の視点を通して、この事件の真相に迫ることになります。それでは、スムーズに読み進めるため、基本的な操作を確認していきましょう。

▲物語は章仕立て。物語の中で選択肢がいくつか登場するものの、数は少なめだ。

■基本となる操作

　基本的には画面をタップすることで読み進めていきます。物語の途中では、いつでもセーブが可能。1冊の本以上のボリュームがあるので、読んでいる途中にいつでもセーブできるのはうれしいですね。

▲バックログで少し前の内容も確認できるので、連続タップで思わず読み飛ばしてしまっても安心。

　メニューのコンフィグでは、文章スピードや音楽の音量調整などが行えます。オートを押すと、タップしなくても自動でテキストが流れていくので便利です。このときに流れるテキストの速さもコンフィグで調整できるので、自分の読むスピードに合わせましょう。

▲windowoffを押せばセリフのwindowが消えるので、キャラクターだけを表示させて鑑賞することもできる。

■多彩なキャラクターたちが登場

　本作の主人公・時雨は、アニメが好きな高校2年生。ある日学校の屋上で自殺をしようとしている少女を見つけたことから、学校で起こる謎の連続死事件に巻き込まれることに。彼に加えて、本作をより盛り上げてくれる個性豊かなヒロインたちも登場します。

■ 憂姫 ■

▲時雨の妹。頭がよく、兄である時雨のことが大好き。時雨のことを理解しており、妹ではあるものの時雨のよき相談役。

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■ こよみ ■

▲時雨の幼なじみで、世話役。時雨を片手で持ち上げられるほどの怪力。怒ると、周辺にあるもので見境なく殴りつけてくるため、手がつけられない。

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■ 謎の少女（先輩） ■

▲主人公が屋上で出会った少女。1つ上の先輩であることはわかったものの、名前などの詳細は不明。学校の生徒会長に姿が似ているようだが……。

→次のページでは、プレイインプレッションをお届けします！（2ページ目へ）

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