2013年4月23日(火)
4月末~6月上旬にかけて、電撃オンラインが注目するゲームのレビューを連日掲載していく特別企画“春のレビュー祭り”。第1回では、コンパイルハートから4月25日に発売されるPS3用RPG『圧倒的遊戯 ムゲンソウルズZ』をピックアップ! 特に、お色気要素とやり込み要素の2つに絞って本作の見どころやプレイ後の感想をお届けしていきます。
なお、全体的に肌色の多いCGが満載となっていますので、この記事を見る際には周囲に親の視線などがないか注意してください(笑)。
▲通常版パッケージビジュアル | ▲限定版パッケージビジュアル |
今回感想をお届けする『圧倒的遊戯 ムゲンソウルズZ』は、『圧倒的遊戯 ムゲンソウルズ』の続編となっているため、前作のキャラが多数(というよりほぼ全員)登場します。こう書くと「前作を知らないと話に付いていけない」と思う人も多いでしょうが、大丈夫。前作のキャラ同士の掛け合いは、前作をプレイ済みならニヤリとでき、未プレイであればその後のイベントに期待できるような流れになっています。
そういった前作のプレイ経験を問わないシナリオになっているので、「絶対神シュシュがいろいろな人とか魔王とかを下僕(という名の仲間)にしながら世界を征服しました」程度の知識があれば十分です。ちなみに、前作のあらすじは下の写真のようにゲーム中でもチェックできるので、気になる人はそちらも見てほしいですね。あ、前作をプレイ中の人は下の写真でのネタバレに注意してください(笑)。
▲拠点となるGキャッスルで、前作の概要が紙芝居仕立てで見られます。こういうささやかな心づかいがあるのはうれしいですね。 |
『圧倒的遊戯ムゲンソウルズZ』の一番の魅力は、なんといっても個性的という言葉では語りつくせないキャラクター。主人公のシルマは究極神という物々しい肩書を持ちながら、何が起きようがおっとりとした性格の女の子。まったく物語を引っ張る気配がない斬新な主人公です。
彼女を取り巻く面々もとにかくフリーダム。清楚であり続けようとしながら、その怪力で意中の人を殴り飛ばしてしまう巫女さんや、一見英国紳士風の穏やかな雰囲気を持ちながら、実は違う意味で紳士な神様など、特徴的な面々がそろっています。
そんなキャラクターが20人近く登場するわけですから、物語もとにかく自由奔放。昨今の重いテーマやシリアスなシーン重視のRPGとは異なり、肩の力を抜いて楽しめる内容になっていると思います。個人的には、先ほど触れた“紳士バートラム”関連のシナリオがお気に入り。そのうち「ブヒィィィィィィィ」とか言い始めるんじゃないかと思わせる見事な紳士っぷりを披露してくれます。他のキャラクターも、とにかく自分のペースで動いているので、いい意味で物語全体にゆるい空気が流れている印象です。
▲ストーリーにはお色気シーンも盛りだくさん。ねちょねちょのぬるぬるに女の子が絡まれる様は……ふぅ。 |
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