News

2013年4月24日(水)

【第16回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー『グルーヴコースター ゼロ』――はやりの曲からタイトーの名曲まで楽しめる音楽ゲーム

文:宮居春馬

 タイトーが配信するiOS用音楽ゲーム『グルーヴコースター』が、基本料金無料の『グルーヴコースター ゼロ』となって登場してから半年。これまでの音楽ゲームとは一味違う本作を、改めて紹介したいと思います。

『GROOVE COASTER ZERO』

 そもそも『グルーヴコースター』という作品は、ジェットコースターを滑り降りるようなスピード感と、独特なデザインと華やかなエフェクトが特徴の一風変わった音楽ゲームアプリであり、そのビジュアルが話題になったタイトルです。

 元々は有料アプリとして配信された『グルーヴコースター』でしたが、あまりの人気ぶりに無料の『グルーヴコースター ゼロ』として再登場するに至ったわけですから、その人気は推して知るべしといったところ。そんな『グルーヴコースター ゼロ』の魅力を、音ゲーは好きなものの、最近ゲームセンターに行けずに音ゲー成分が不足がちな私、宮居春馬がプレイレビューとともに紹介していきます。

『GROOVE COASTER ZERO』 『GROOVE COASTER ZERO』
『GROOVE COASTER ZERO』 『GROOVE COASTER ZERO』

■直感的操作でリズムを刻め!

 このゲームの基本はタップでリズムを刻むというシンプルなもの。画面内にはレールのように引かれたラインがあり、その上を“アバター”というマーカーが滑るように進んでいきます。レール上にはアバター以外にも“ターゲット”というマーカーが多数設置されていて、ターゲットとアバターが重なった時に画面をタップすることで正しいリズムが刻めるようになっており、基本システムは音楽ゲームの中でもかなりシンプルな部類となっています。

 曲の難易度が上がっていくと、タップ以外の操作も要求されるようになっていきます。タップ以外の特殊な操作は、ホールド、フリップ、スクラッチ、連打の4種類。どれも片手で十分に対応できるアクションなので、片手だけでプレイできるようになっていて、場所を選ばず遊べます。スマートフォンアプリとしては、これも重要なポイントの1つですね。

『GROOVE COASTER ZERO』 『GROOVE COASTER ZERO』 『GROOVE COASTER ZERO』 『GROOVE COASTER ZERO』
▲黄色のラインはホールド。ラインの始めから終わりまで画面をタッチしたままにしましょう。▲矢印ターゲットはフリック。矢印の方向に指をスライドさせないといけません。▲団子状のターゲットが連打。連打に熱が入りすぎてスマホを落としたりしないように!▲波うったラインがでてきたら画面を左右にスクラッチ。焦らずゆっくりこするのがコツ。

 ターゲットに対してアクションをした際の判定はMISS、GOOD、COOL、GREATの4段階があります。しっかりとアバターとターゲットが重なった時にアクションをすることでよい判定をもらえ、アバターとターゲットの距離が離れているほど判定は悪くなってしまいます。もちろんよい判定のほうが得点が多く入るので、しっかりとリズムに乗って操作することが重要となるというわけです。

『GROOVE COASTER ZERO』 『GROOVE COASTER ZERO』

 『グルーヴコースター ゼロ』にはもう1つ、“アドリブ”という特殊なターゲットが存在します。このターゲットはレール上に配置はされているのですが、その姿が見えないというもの。このアドリブターゲットに対してタップすると、“AD-LIB”という表示とともに通常のタップターゲットより高い得点が加算されるのです。

『GROOVE COASTER ZERO』
▲妙にターゲットの感覚が広かったりする場合はアドリブが隠れている可能性大!

→次のページでは、楽曲について紹介!(2ページ目へ)

(C)TAITO CORP.1978,2013

1 2 3

データ

▼『グルーヴコースター ゼロ』
■メーカー:タイトー
■対応機種:iOS
■ジャンル:音楽ゲーム
■配信日:2012年11月20日
■価格:無料(アプリ内課金)

関連サイト