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2013年4月25日(木)

Xbox 360『カラドリウス』レビューをお届け――脱衣という“飴”と骨太STGという“鞭”のバランスは如何に【春のレビュー祭り】

文:megane

 永遠のシューティングゲーム初級者、meganeです。今回は春のレビュー祭りの1つとして、本日4月25日に発売されたXbox 360用ソフト『カラドリウス』のレビューをお届けします。

『カラドリウス』レビュー

 本作は『雷電III』、『雷電IV』を制作したモスが手がける縦スクロール2D STGです。『雷電』といえば硬派というスポンジケーキに、硬派というクリームを塗ったような硬派なSTGなわけですが(フェアリーとか出てきますけど)、本作は主人公たちが女の子(一部男子アリ)という、これまでとは異なる構成になってます。

 そのキャラクターデザインを担当するのは、『デュラララ!!』(電撃文庫刊)のイラスト担当でもおなじみのヤスダスズヒトさん。敵キャラクターも女の子ばかり(一部男子アリ)ということもあって、非常に華やかなSTGとなっているんです。

『カラドリウス』レビュー
▲『カラドリウス』メインビジュアル。ここからしてもう服がビリビリです。

 しかも、登場キャラクターはやられると服が破れちゃう。これはけしからんですよ。“女の子が脱衣しちゃうSTG”なんて聞くと、難易度もなんかヌルめに調整しちゃって、大衆に迎合したような誰でもクリアできるSTGになってるんじゃないかと思われることでしょう。

『カラドリウス』レビュー
▲自機も被弾すると服がビリビリ破れちゃいます。

 しかし、そこは『雷電』シリーズで名を馳せたモス。本作の難易度はかなり高めです。最初からそんな甘っちょろい幻想を打ち砕くのはあまりにも無慈悲であると思いますが、事実なので仕方がない。それではそんな無慈悲な難易度も含めて、ゲームシステムについて紹介していきましょう。

→「こりゃ難しい」それが初回プレイの感想(2ページ目へ)

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