News

2013年4月26日(金)

『鬼武者Soul(ソウル)』歌姫武将のデザインがよりパワーアップ! 主題歌を歌うMay’nさんが楽曲やプライベートについてインタビューで語る

文:kbj

 カプコンが、現在サービス中のPC向けオンライン専用戦国シミュレーションRPG『鬼武者Soul(ソウル)』。本作と人気アーティストMay’nさんとのコラボ企画第2弾を記念して、May’nさんへインタビューを行った。

『鬼武者Soul』 × May’nコラボ

 本作は、戦国時代に舞台したACT『鬼武者』シリーズの世界観をもとにしたシミュレーションRPG。プレイヤーは戦国大名の1人となり、内政による自国の発展や武将の育成、他プレイヤーとの合戦を行いながら、オリジナルストーリーが楽しめる。

 コラボでは、歌姫武将May’nがゲーム中に登場。第1弾コラボとして、2012年3月に発売されたMay’nさんのアルバム『HEAT』には、本作の主題歌に起用された『GET TOUGH』が収録されている他、ゲーム内に登場する歌姫武将May’nが入手できるシリアルコードが封入された。第2弾コラボとして、新たに描き起こされたイラストの歌姫武将May’nが作中に登場。この武将を入手できるシリアルコードが、5月8日に発売されるシングルCD『Run Real Run』に封入されている。

『鬼武者Soul』 × May’nコラボ 『鬼武者Soul』 × May’nコラボ
▲5月8日にリリースされる『Run Real Run』。通常盤(左)が1,260円(税込)で、初回限定盤(右)が1,890円(税込)。

 インタビュー中では、第2弾コラボで新たに主題歌に起用された『アウトサイダー』を中心に、『GET TOUGH』などについてお聞きしている。その他にも、5月に控えたツアーや、May’nさんのプライベートについても迫っているので、ぜひご覧いただきたい。

■『GET TOUGH』の男らしさに女性ならではのよさが加わった『アウトサイダー』

――『鬼武者Soul』とのタイアップが決まった経緯を教えてください。

 『鬼武者Soul』のプロデューサーの杉浦さんが、「ぜひMay’nさんにお願いしたい」と指名していただいたとお聞きしました。

――ゲーム中に歌姫武将としてMay’nさんが登場しますが、イラストを見た感想は?

 素直にビックリしました。キュートでかわいらしいデザインなうえに、私の好きな鯛焼きが腰に付いていたり、マイクを持っていたり、May’nのキーアイテムがたくさんちりばめられている。すごくうれしかったです。

――鯛焼きがお好きなんですね。

 鯛焼きっておいしいし、地域ごとにいろいろな特色があっておもしろいのです。例えば福岡だと黒眼で大きくて、チワワみたいなんです。海外にも進出していますし、奥深いのもポイントです!

――なるほど。キャラクターイラストですが、第1弾と第2弾ではデザインが異なるとお聞きしました。

 『鬼武者Soul』自身が全体的にスケールアップして、世界観が広がったりバージョンアップしています。その中で、歌姫武将もスケールアップしていますので、第1弾と比べて、ステージ衣装のようなデザインや大人っぽい雰囲気になっているんです。オーラを感じられるイラストにしていただいて、驚きました。マイクもかなり変化しています。

 他にもMay’nっぽいと思ったのは、足元のブーツです。角度やチョーカーを含めて、『アウトサイダー』が収録されているシングル『Run Real Run』のビジュアルとすごく似ています。

『鬼武者Soul』 × May’nコラボ 『鬼武者Soul』 × May’nコラボ
▲第1弾の歌姫武将(左)と、第2弾の歌姫武将(右)。

――これまでに和服のような衣装を着られたことは?

 今まではないです。カッコいいので、こんな衣装を着てみたいと思いました。

――楽曲についてお聞きします。『GET TOUGH』は力強く進んでいくようなイメージを受けましたが、歌われていてどう感じましたか?

 男らしい楽曲だと感じました。女性武将も出てきますが、戦国時代が舞台なので、男くさいゲームという印象が私の中にありました。そんな雰囲気を出せればと思い、力強く歌わせていただきました。

――歌詞で好きなところはどこでしょう?

 全編を通して、『鬼武者Soul』の世界観を歌詞にしていただいたのですが、個人的に好きなのは「神様は美しい惑星(ホシ)を創った」から始まり、「咲き誇れ すべての命たちよ 一瞬の見事な花になれ」というフレーズがあるDメロの部分です。戦国の戦いを表現していると思いました。咲き誇ったからこそ、散る意味がある……素敵です。

――レコーディングで苦労したところはありますか?

 これまでの曲の中にも、男らしさを出した曲はたくさんあって、男っぽさはMay’nの特徴の1つだと感じています。本作も男らしさを出そうとしたので、そこまで苦労したということはありませんでした。ありのまま、楽しく歌えました!

――「あなたはどれだけの強さが欲しい?」という歌詞がありますが、もし手に入るとしたら、May’nさんはどんな強さが欲しいですか?

 う~~ん、難しいです……つねに動いていられるスタミナが欲しいと思います。スタミナはわりとあると思うのですが、休日はとにかく寝ることで補っています。活動していくうえで、スタミナは大事だと思うので、手に入るだけ入ったらうれしいです。

――第2弾コラボとなる『アウトサイダー』についてお聞きします。こちらはどのような曲なのでしょうか?

 1年が経過して、ゲームの世界観が広がったうえに、キービジュアルにも女性武将が多くいるように感じました。前回の曲は男くささを前に出していたのですが、今回は女性らしさも混ざっていると思います。歌詞にも、“艶やかに”などのつやっぽさを感じられる単語が出ていますし、前回のイメージを残しつつ、女性が持つドラマティックな雰囲気や華やかさを出すことを意識して歌いました。

――こちらの楽曲の歌詞で好きなところを教えてください。

 歌詞ではないのですが、タイトルの『アウトサイダー』は“はみ出しもの”という意味。この単語は、ネガティブな要素で使われることが多い気がします。でも、はみ出しているからこそ、人とは違うチャンスをつかめるとか、周りのものを自分の力に変えていけるような強さがある。歌詞では「はみだしものじゃないといけない、チャンスはつかめない」というのが最初の方の歌詞にあるのですが、それがゲームの世界感にもマッチしていると感じました。

 あとは、今回も“乱れ咲く”というようなキーワードや自然的な歌詞が入っています。全体的に、『GET TOUGH』から続いている世界観はあります。

――今回に限らず、タイアップ楽曲を歌う際に注意されていることはなんでしょう?

 タイアップのお話をいただく時には、作品の世界観は絶対に大切にしたいと思っています。今回であれば、戦国らしさに重きを置いて歌わせていただきました。『GET TOUGH』と『アウトサイダー』は、同じ作家さん(岩里祐穂さん)が歌詞を書いてくださっていて、世界観を大切にしてくださったので、私もこの世界に自然と入れました。

――『鬼武者Soul』では、好きな国からプレイすることができますが、May’nが立国するとしたら、どの国から始められますか?

 出身地の名古屋です。尾張の国から、天下を取りたいです(笑)。学生時代に歴史は得意教科ではなかったのですが、名古屋は有名な戦国武将が多いので、そんな人たちには親近感がわきます。

次のページで『Run Real Run』やグッズなどについてトーク!

(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.

1 2

データ

▼『Run Real Run』
■品番:通常盤 VTCL-35150/初回限定盤 VTZL-65
■発売元:flying DOG
■発売日:2013年5月8日
■価格:通常盤 1,260円(税込)/初回限定盤 1,890円(税込)
 
■『Run Real Run』通常盤の購入はこちら
Amazon.co.jp
 
■『Run Real Run』初回限定盤の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼『HEAT』
■品番:通常盤 VTCL-60300/初回限定盤 VTZL-40
■発売元:flying DOG
■発売日:2012年3月1日
■価格:通常盤 3,045円(税込)/初回限定盤 3,360円(税込)
 
■『HEAT』通常盤の購入はこちら
Amazon.co.jp
 
■『HEAT』初回限定盤の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼『鬼武者Soul(ソウル)』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PC/スマートフォン
■ジャンル:S・RPG
■正式サービス開始日:PC 2012年10月19日/スマートフォン 2013年6月~7月予定
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金)

関連サイト