2013年5月6日(月)
秋葉原クラークスタジオに場所を移し、シングル戦の準決勝がスタート。このとき時間は20:00を回っていた。ちなみに、試合ルールが若干変更され、ここからは3試合先取制になる。
1戦目は“遊選手 vs test team選手”によるクリスティの同キャラ対決。両者は2012年に開催された公式大会“『DEAD OR ALIVE 5』Official Tournament 2012”でも準決勝で当たっており、その時はtest team選手に軍配が上がっている。はたして遊選手のリベンジなるか!?
▲クリスティを研究し尽くしている者同士、ホールドを警戒し合う両者。初めに遊選手が1試合先取すると、負けじとtest team選手も取り返す。 |
3試合目は、遊選手がホールドからのコンボを決めれば勝ちという場面でまさかのコンボミス。これが痛手となり、test team選手が先に決勝へリーチをかけた。
▲4試合目もtest team選手がそのまま勢いに乗って勝利。互角の勝負だっただけに、3試合目の痛恨のコンボミスが悔やまれる。 |
準決勝2戦目は、こころを使うふわ選手とハヤブサを使う活忍犬選手の対決。試合前のコメントでは「ガンガン打撃を出していく」というふわ選手に対し、活忍犬選手は「全部ホールドします」と宣言して場内を沸かせていた。
▲1試合目は活忍犬選手が怒涛のラッシュで完封。しかし、落ち着きを取り戻したのか、ふわ選手のほうも手数が増えていき、接戦の末に2試合目を勝ち取る。 |
その後の3試合目と4試合目はお互いが1試合ずつ勝利し、勝負は5試合目に突入。試合はさらに2-2までもつれ込み、ついにファイナルラウンドへ。
▲一進一退の攻防が続き、お互いの残り体力はわずかに。ここで活忍犬選手は温存していた破邪連翔(6KK)を仕掛け、それが決め手となって決勝戦進出を果たした。 |
決勝戦は、奇しくも“『DEAD OR ALIVE 5』Official Tournament 2012”と同じく日韓対決となった。test team選手が前大会の雪辱を晴らすのか、それとも活忍犬選手が初の栄光をつかむのか?
▲決勝戦が始まる前、test team選手は「倒します!」と強気のコメント。日本語への通訳はCL選手が行った。 | ▲代わって、活忍犬選手は「ここで負けると餅Aの下に見られるので」と、前大会の結果を意識していた。 |
▲1試合目は準決勝の時と同じく、活忍犬選手が豪快なラッシュを叩き込み3-0で勝利。相手の下段ホールドを読んで下段投げという図太い選択が功を奏し、続く2試合目も連取して早くも優勝に王手をかける。 |
▲流れ的にあっさり終わってしまうかに見えたが、3試合目からはtest team選手が徐々にリズムをつかみ始める。デンジャーを味方につけて火力負けしている部分を補い、3、4試合目ともに連取した。 |
▲泣いても笑ってもこれが最後の試合。ギャラリーも真剣な表情で勝負を見守る。 |
▲test team選手が1本取ると、活忍犬選手がその後にきっちり取り返し、またしても2-2のフルセットに! 技が決まるたびに掛け声を出すなど、ギャラリーのテンションもMAX! |
▲ラストはtest team選手の連係がヒットしたところを、なんと活忍犬選手がエキスパートホールド(打撃属性1点読みのホールド技)で切り返してそのままKO。活忍犬選手が劇的なフィニッシュを飾り、見事シングル戦の頂点に輝いた。 |
▲大きな歓声と拍手で響く場内。勝った直後、勝利を噛みしめるように下を向いていた活忍犬選手の姿がとても印象的だった。 |
▲優勝した活忍犬選手は「いつも勝つ勝つ言って負けていたので、それがようやく実行できてうれしい」とコメント。 |
これにて『DOA5』における本日すべてのプログラムが終わり、ここでTeam NINJAの早矢仕プロデューサーからサプライズ発表が。発表された内容は、4月29日の記事で掲載しているように疲れを一気に吹き飛ばすほど衝撃的だった。
▲早矢仕プロデューサーは、まず来場者・関係者に感謝の意を述べ、優勝した活忍犬選手を『DOA5』公認プレイヤーとして認定した。そして、“Team NINJAと遊ぼう!”の戦績が5勝100敗という結果だったことを公表。これもある意味衝撃発表だった。 |
早矢仕プロデューサーからの発表により、皆の『DOA5』モチベーションが急上昇したところで、長時間に渡って行われた“『DOA5』 Ultimate Tournament”は閉幕した。
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