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2013年5月7日(火)

『コール オブ デューティ:ゴースト』の詳細は次世代Xbox発表会で明らかに!? なつかしのゲームブックの話題も【週刊洋ゲー通信】

文:電撃オンライン

 この“週刊洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやディベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 今回は、4月27日から5月3日までの1週間で明らかになった新情報の中から、10個の話題をご紹介。この期間には、海外ゲームファン注目の超大作ゲームに関する最新ニュースが、続々と公開されている。そのほか、なつかしのゲームブックに関する話題など、バラエティに富んだ情報をお届けしよう!

今週のトピック

■覆面の兵士“ゴースト”が主役の『コール オブ デューティ:ゴースト』が11月に発売! 次世代Xboxの発表会で詳細が明らかに

■立場の異なる男たちの生き様は? 『グランド・セフト・オートV』に登場する3人の主人公を描いたトレーラーが公開!

■爆弾少女がGMになってテーブルトークRPGに参加!? 『ボーダーランズ2』の新たなDLCが6月に配信決定

■都市機能をハッキングするオープンワールドACT『ウォッチ・ドッグズ』は11月に発売決定! 主人公らしき男性にスポットを当てた動画も

■人間の記憶をデジタル化した未来世界とは!? サイバーパンクACT『リメンバー・ミー』のメイン要素を最新動画で解説!

■超兵器を手にした4人の男女が立ち向かう相手は!? 協力プレイTPS『ヒューズ』の最新動画が公開!

■シリーズでおなじみのオンライン対戦“スパイvs傭兵”が『スプリンターセル ブラックリスト』が復活!

■ファンタジー世界で血まみれバトル! 協力プレイ重視のアクションRPG『ヘルレイド』が正式発表

■デイドラの王が支配するオブリビオンの異世界も冒険の舞台に!? MMO RPG『ザ・エルダー・スクロールズ・オンライン』の世界観を紹介する動画に注目!

■アルファベット3文字の魔法を唱えるシステムも完全再現! 名作ゲームブック『ソーサリー』がインタラクティブなiPad用アプリに

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■覆面の兵士“ゴースト”が主役の『コール オブ デューティ:ゴースト』が11月に発売! 次世代Xboxの発表会で詳細が明らかに

 ミリタリーFPSの人気シリーズ『コール オブ デューティ(CoD)』といえば、ここ数年は毎年11月に新作が発売されるというサイクルとなっている。そして今年も、シリーズ最新作となる『コール オブ デューティ:ゴースト』が、海外で11月5日に発売されることが発表された。

 『CoD:モダン・ウォーフェア』シリーズで知られるインフィニティ・ワードが開発を手がける本作は、そのタイトルやパッケージアートから、『CoD:モダン・ウォーフェア2』でマクタビッシュ大尉の部下として登場した覆面の兵士、“ゴースト”ことサイモン・ライリーが主人公になると想像される。一方で、サブタイトルが“Ghosts”と複数形になっていることから、サイモン・ライリーを中心とする覆面の特殊部隊が活躍する内容になりそうだ。

 現時点ではPS3/Xbox 360/PC用ソフトとして発表されている本作だが、日本時間の5月22日に予定されている次世代Xboxの発表会でさらなる詳細が明らかにされるとのこと。ここから、次世代Xboxでの登場も確実視されている。日本での発売予定も含めて、今後の情報に期待したい。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:『コール オブ デューティ』シリーズ アメリカ公式サイト

■異なる立場の男たちの生き様は? 『グランド・セフト・オートV』に登場する3人の主人公を描いた動画が公開!

 全世界、そして日本でも圧倒的な人気を誇るオープンワールドACTシリーズの最新作『グランド・セフト・オートV』。アメリカのカリフォルニア州をモデルにした“サン・アンドレアス地方”を舞台にした本作では、3人の主人公が登場することが明らかにされている。このほど、その3人の主人公それぞれの生き様にスポットを当てた、3本のトレーラーが公開された。

 今回発表された3本のトレーラーは、マイケル/フランクリン/トレバーと、3人の主人公それぞれの名前がタイトルとなっている。家族の問題に悩まされる元マフィアの中年白人マイケル、ストリートギャングの黒人青年フランクリン、そして荒んだ生活を送る過激な白人男のトレバーという、生い立ちや立場のまったく異なる3人の日常生活の様子や、彼らが手を組んで繰り広げるド派手なアクションを、ドラマチックな映像でたっぷりと見ることができる。

 主人公3人の人物像もさることながら、海岸や大都市、砂漠といった多彩なロケーションや、自転車からヘリコプターまでもが登場する膨大な種類の乗り物にも注目だ。海外では9月17日に発売予定の本作は、日本でもPS3/Xbox 360用ソフトとして2013年秋に登場予定となっている。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:『グランド・セフト・オート V』アメリカ公式サイト

■爆弾少女がGMになってテーブルトークRPGに参加!? 『ボーダーランズ2』の新たなDLCが6月に配信決定

 アクションRPGシューター『ボーダーランズ2』には、これまでに3本のストーリーDLCがリリースされている。これに続く4本目のストーリーDLC“タイニー・ティナズ・アサルト・オン・ドラゴンキープ”が、シーズンパスのラストを飾るコンテンツとして発表された。

 このDLCのストーリーは、ゲーム本編でもおなじみの爆弾少女“タイニー・ティナ”がゲームマスターになって、テーブルトークRPG『バンカーズ&バッドアス』をプレイするというユニークな内容。プレイヤーはどうやら、ゲーム内ゲームのプレイヤーキャラとして、タイニー・ティナが考案して配置したモンスターたちと対決することになるようだ。

 このテーブルトークRPGのセッションには、プレイヤー以外にも、前作の主人公であるリリスやモーデカイ、ブリックも参加する模様。これまでとはまたひと味違うプレイ感覚が味わえそうだ。海外では6月25日に配信予定。日本での配信にも期待したい。

(参考サイト:Polygon

(参考サイト:IGN

■都市機能をハッキングするオープンワールドACT『ウォッチ・ドッグズ』は11月に発売決定! 主人公らしき男性にスポットを当てた動画も

 都市機能から個人情報まで、あらゆるデータがコンピュータによって管理される近未来のシカゴを舞台にしたオープンワールドACT『ウォッチ・ドッグス』。ハッキングの能力を駆使して自由自在に活動できるのが特徴だ。昨年のE3で発表され、センセーショナルな話題を呼んだ本作の、海外における発売日が11月19日に決定した。

 11月19日に発売されるのはPS3/Xbox 360/Wii U/PC版。PS4でもリリースされる予定だが、こちらの発売日は後日あらためて発表されるとのことだ。ちなみに、日本での発売は現在のところ未定。

 また発売日の発表と同時に、本作の最新トレーラーも公開された。こちらの動画では、以前のトレーラーでも登場した主人公らしき人物にスポットが当てられている。エイデン・ピアースという名のこの男性は、ハッキングによって犯罪者を特定し、警察を頼らず自ら手を下すという、自警行為に手を染めている。動画の中では、ピアースが何者かの墓の前に立っている場面も描かれており、彼の素性が気になるところだ。

(参考サイト:『ウォッチ・ドッグズ』“アウト・オブ・コントロール”トレーラー(※リンク先はYouTube))

■人間の記憶をデジタル化した未来世界とは!? サイバーパンクACT『リメンバー・ミー』のメイン要素を最新動画で解説!

 続いては、西暦2084年のネオ・パリを舞台にしたサイバーパンクACT『リメンバー・ミー』の話題。本作の核心となるテーマである“記憶”について、開発者自らが解説する最新動画が公開された。

 本作の背景となる西暦2084年の世界では、人間の記憶をデジタル化して、他者と共有することが可能になっている。これを利用しているのが、本作のヒロインである“メモリーハンター”のニリンだ。彼女は他人の記憶を再生してその行動を再現したり、パスワードを盗み出したりといったことができる。それだけでなく、他人の記憶に侵入して、別の記憶に書き換えるといったことさえ可能だ。

 その一方で、ニリン自身も何者かによって記憶を奪われており、ゲームの中では彼女が記憶の一部を取り戻すたびに、新たな格闘コンボ技などが獲得できるという。“記憶”を中心にして多彩な要素が盛り込まれた本作は、PS3/Xbox 360/PC用ソフトとして海外で6月4日に発売の予定。日本での発売は未定だ。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:『リメンバー・ミー』“メモリー”トレーラー(※リンク先はYouTube))

■超兵器を手にした4人の男女が立ち向かう相手は!? 協力プレイTPS『ヒューズ』の最新動画が公開!

 エイリアンの技術によって生み出された超兵器を駆使し、“オーバーストライク9”と呼ばれる特殊部隊に所属する4人の男女が戦う『ヒューズ』は、最大4人のプレイヤーによる協力プレイが可能なTPSだ。『レジスタンス』などで知られるインソムニアック・ゲームズが開発を進めている本作の、最新トレーラーが公開された。

 本作では、“ヒューズ”と呼ばれるエイリアンのエネルギーを奪った軍事企業“レイブン”に対して、4人の主人公が戦いを挑むことになる。公開されたトレーラーでは、主人公たちと同様の超兵器を使って攻撃してくる敵兵士たちや、パワードスーツ風のメカ兵器、さらには腕の先からビームを発射する巨人の姿まで、さまざまなタイプの敵キャラクターが確認できる。これらの強敵を相手に、どのようなバトルを体験できるのか、非常に楽しみだ。

 海外ではPS3/Xbox 360で5月28日に発売予定。また本日(5月7日)から、PSN/Xbox LIVEにて体験版が配信される(オンラインプレイ可能)。日本でのリリースは未定だ。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:『ヒューズ』公式サイト

■シリーズでおなじみのオンライン対戦“スパイvs傭兵”が『スプリンターセル ブラックリスト』で復活!

 ステルスACTとして人気の『スプリンターセル』シリーズには、サム・フィッシャーが主人公となるシングルプレイとは別に、独自の背景設定を持つさまざまなマルチプレイモードが搭載されてきた。中でも、機密資料の奪取を狙うスパイチームと、それを阻止しようとする傭兵チームが対決するオンライン対戦“スパイvs傭兵”は、シリーズ第2作『スプリンターセル パンドラトゥモロー』で初登場し、それ以降でも多くの話題を呼んだゲームモードだ。

 しかし、シリーズ第5作『スプリンターセル コンヴィクション』にはこのゲームモードが搭載されておらず、残念に感じたファンもいたのではないだろうか。

 この“スパイvs傭兵”が、最新作となる『スプリンターセル ブラックリスト』で復活することがアナウンスされ、シリーズのファンから歓迎されている。今回の“スパイvs傭兵”では、マップ上に配置された3つのデータ端末から機密を引き出そうとするスパイチームと、それを阻止する傭兵チームが、4vs4の激しいバトルを繰り広げることになるようだ。

 ステルス重視のスパイチームと、火力重視の傭兵チームという、敵味方で条件の異なる戦いが楽しめるユニークなオンライン対戦だけに、日本のプレイヤーも要注目だ。海外では8月20日に発売予定の本作は、日本でもPS3/Xbox 360用ソフトとして2013年中に発売予定だ。

(参考サイト:『スプリンターセル ブラックリスト』イギリス公式サイト

■ファンタジー世界で血まみれバトル! 協力プレイ重視のアクションRPG『ヘルレイド』が正式発表

 『デッドアイランド』や『コール オブ ファレス』などで知られるドイツのデベロッパー、テックランドが現在開発を進めている新作『ヘルレイド』が、正式に発表された。本作は以前から“プロジェクト・ヘル”の仮題で公表されていたもので、ダークなファンタジー世界を舞台にしたハック&スラッシュタイプのアクションRPGになるとのこと。

 この『ヘルレイド』は元々、『デッドアイランド』の戦闘システムを発展させたものとして開発がスタートしたため、ストーリー性の強いシングルプレイよりも、オンラインでの協力プレイを重視したものになるという。剣や斧といった武器で斬りつけたり、それを防御したりといったスタイルで血まみれのバトルが繰り広げられるため、開発元のテックランドでは本作のジャンルを“ファースト・パーソン・スラッシャー”と呼んでいるようだ。略語は同じFPSでも、ファースト・パーソン・シューターとはまったく違うプレイが楽しめるだろう。

 なお本作の公式サイトでは、いかにも欧州らしい重厚なタッチで描かれた女性キャラクターや、ミノタウロスなどのモンスター、そして地下墓地などのアートワークも公開されている。発売時期は未定だが、PS3/Xbox 360/PC用ソフトとしてリリースされる予定だ。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:『ヘルレイド』公式サイト

■デイドラの王が支配するオブリビオンの異世界も冒険の舞台に!? MMO RPG『ザ・エルダー・スクロールズ・オンライン』の世界観を紹介する動画に注目!

 日本でも大人気のファンタジーRPG『The Elder Scrolls(TES)』シリーズを、新たにMMORPGとして展開する『ザ・エルダー・スクロールズ・オンライン』の開発が進行中だ。本作における世界観を紹介する最新の開発動画が、このほど公開された。

 今回の動画では、デイドラと呼ばれる存在が支配する、『TES IV:オブリビオン』でもおなじみの異世界“オブリビオン”の光景が紹介されている。ここで描かれているのは、デイドラの王子の1人“モラグ・バル”が支配する“コールドハーバー”と呼ばれる領域だ。

 動画内の解説によると、モラグ・バルは巨大な装置“ダーク・アンカー”を使って、人間たちの住むタムリエル大陸を、オブリビオン界と結合させようとしているという。プレイヤーは、この計画を阻止する役目を担うことになるようだが……。これまでの作品同様に、『ザ・エルダー・スクロールズ・オンライン』でも壮大なスケールの物語が繰り広げられることになりそうだ。

(参考サイト:ベセスダ・ソフトワークス アメリカ公式ブログ

■アルファベット3文字の魔法を唱えるシステムも完全再現! 名作ゲームブック『ソーサリー』がインタラクティブなiPad用アプリに

 イギリスのゲームデザイナー、スティーブ・ジャクソンが執筆したゲームブック『ソーサリー』4部作は、1980年代に日本でも翻訳され、一大ブームを巻き起こした(現在は新訳版が発売中)。この『ソーサリー』シリーズの第1作『シャムタンティの丘を越えて(魔法使いの丘)』が、インタラクティブなiPad用アプリとなって、現在ダウンロード配信中だ。

 アプリ版では、本文のテキストや選択肢、挿絵などはそのままとなっているが、地形を3D化したマップで自分の旅路を確認できるほか、敵との戦闘も簡素なスタイルながらビジュアル化されている。また『ソーサリー』シリーズでは、アルファベット3文字の魔法をプレイヤー自身が記憶して使用するというのが最大の特徴となっているが、そのシステムも忠実に再現されている。

 このアプリは日本からもダウンロード可能だが、本文はあくまで英語なので要注意。発売元のインクル・スタジオは残りの3作も、順次アプリ化していく計画のようだ。

『週刊洋ゲー通信』

(参考サイト:iPad版『ソーサリー』公式サイト

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