『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』とカプコンバー＆カラオケパセラとのコラボが明らかに！

文：kbj

　カプコンから、5月23日に発売されるPS3/Wii U/Xbox 360/PC用ソフト『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』の完成披露会が、カプコン東京支店で本日5月21日に開催された。

　『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』は、2012年1月に3DSで発売された『バイオハザード リベレーションズ』を据え置きハード向けに調整したタイトル。グラフィックのHD化に加え、新たなクリーチャーやゲームモードも追加している。物語として、対バイオテロ部隊“BSAA”創設時の事件が描かれている。

　最初に姿を見せたのは、パブリシティ企画推進室長・萩原良輔さん。4機種同時発売という同社でも珍しいチャレンジをしていることを明かした。内容についてはしっかり作り込まれているということで「ぜひ体験してください」とメッセージを贈った。

　続いて、竹中司プロデューサーが登場。本日公開された最新映像の日本語版を公開した。最新トレーラーでは、登場キャラクターと演じる声優陣、作中で描かれる魅力的な物語の一端を感じることができる。

▲パブリシティ企画推進室長・萩原良輔さん		▲竹中司プロデューサー

■『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』最新映像

　本作の特徴について、竹中さんは“原点回帰のサバイバルホラー”とコメント。物語の主な舞台となるのは無人と化した豪華客船で、シチュエーションや船内の作りとして『バイオハザード』の洋館を彷彿（ほうふつ）させるものになっているという。オリジナル版の『バイオハザード リベレーションズ』は、閉そく感や孤独感などから世界中から評価された。

　最近のシリーズ作品にはないサバイバル感も特徴であると、竹中さんは続けた。『アンベールド エディション』では、全部のクリーチャーを倒そうとしていると弾が足りなくなってしまう。生き残ることを考え、時には逃げるのも大事とのことだ。

　プレイヤーの出助けをするのが“ジェネシス”という高性能スキャナー。これを装備して対象物をスキャンすると、隠れたアイテムや回復アイテムが手に入る。探索する楽しさを体験できると、竹中さんは説明した。

　物語として描かれるのは、『バイオハザード4』と『バイオハザード5』の間。設立されたばかりである民間の対バイオテロ部隊“BSAA”が、どうして国連直下の組織になったのを見ることができる。ストーリーを担当したのは、ストーリーライダーズの佐藤大さん。ホラーテイストに加えて、彼が得意とする政治的なにおいを感じられる物語を楽しめる。

　ここまでの要素は、オリジナル版でも体験できたところ。話題は『アンベールド エディション』独自のポイントに。まず竹中さんが挙げたのは難易度。オリジナル版ではカジュアル、ノーマル、ハードという3段階が存在した。本作では、さらに“インファーナル”という高難易度が用意されている。敵だけではなく、アイテムの配置が変化しているため、新たな戦術が必要となる。かなり厳しい難易度のようで、「カプコンからファンへの挑戦状だと思ってください」と、竹中さんは笑いながらコメントした。

　敵を倒して武器を手に入れ、さらなる強敵に挑む“レイドモード”。『アンベールド エディション』では、ストーリー中に登場したレイチェルや、シリーズ人気キャラのハンクが追加されている。他にも、武器に付けられるカスタムパーツが2倍近くになっていることや、カスタムパーツのバランスが見直されていることが明らかになった。武器にタグがつくようになっていることや、スキルの数が増えることで、遊びの幅が広がっているようだ。

　また、隠しコスチュームも用意されているという。公式サイトでは、本日公開されたダウンロードコンテンツの情報も掲載されているので、あわせてチェックしておこう。

▲Wii U版はMiiverseに対応。Wii U版では、レイドモード通信プレイで遊んだことのあるプレイヤーの名前がついたWANTED敵の頭上に、Miiverseに投稿されたメッセージを表示させられる。

　無料Web連動サービス“RESIDENT EVIL.NET”に、『アンベールド エディション』も対応。RESIDENT EVIL.NET内で入手したレイドモード用の武器やカスタムパーツなど、アイテムをゲーム側に送って使用することができる。オンラインイベントやゲーム内連動も企画されているというので、まずは登録してみては？

　ここからは、本日公開されたさまざまなコラボレーション情報を掲載する。

▲新日本プロレスとのコラボTシャツは、5月30日より販売開始予定。フロントに描かれているライオンマークは、本作のロゴ風にアレンジされている。

▲5月23日～6月23日には、カプコンバーとカラオケパセラにゲームの世界観をイメージしたコラボメニューが登場。カプコンバーでは7種のメニューがあり、カラオケパセラではドリンク3種が用意される。

▲デザインTシャツストア・グラニフとのコラボTシャツ。こちらは竹中さんの好きなブランドということで、コラボをお願いして実現したという。

▲GARNI（ガルニ）とのコラボ商品としてリリースされるのは、リング、ペンダント、Tシャツ。リングとペンダントは、舵輪の扉をモチーフにしている。

▲プレアデスシステムデザインからは、オリジナルスマートフォン＆タブレットアクセサリ（3種）が発売される。BSAAから支給されるアイテムを仮想してデザインされた、モバイルバッテリーとハードキャリングケース、ソフトスリーブケースだ。

▲『U 320 BIO HAZARD ゼンハイザーコミュニケーションズ製ヘッドセット』は、ゼンハイザージャパンより発売される『アンベールド エディション』公式ヘッドセット。PS3やXbox 360に加えて、PCにも対応している。

▲M92Fの進化版であるM9A1をベースにした『サムライエッジ ジルモデル』。ゲーム中に登場するサムライエッジもM9A1をモデルにしているため、ゲーム内に登場するものを手にできるという、コラボになっている。

▲ミリタリーブランド・アルファとのコラボウェアが登場。極寒の地で作業するモデルから、普段使いできるモデル、現場で調査する時に着るモデルが用意されている。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.

データ

関連サイト

• 『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』公式サイト
• 電撃オンライン内『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』特集ページ