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2013年5月22日(水)

日本マイクロソフトが『Xbox ONE』を発表――音声で操作できるUIやクラウディングに最適化されたXbox LIVEなどでXboxはより身近に

文:電撃オンライン

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 ゲーム、テレビ、エンターテイメントに特化した最先端のXboxシステムを作るため、マイクロソフトは最新のゲームオペレーティングシステムを開発し、それに最適なエンターテイメント プラットフォームと融合させ、テレビ視聴とゲームプレイにおける入力切替の必要をなくしました。8コアx86プロセッサと50億個以上のトランジスタの搭載で、タイムラグやロード時間をなくし、ゲームとエンターテイメントを瞬時に切り替え、ゲームと同時であってもパフォーマンスを損なわずにアプリのホストを稼働させることを可能にしました。

【Xbox Oneのタイトルと独占コンテンツ】

 Xbox One でゲームをプレイすることにより、ユーザーは、今までにないレベルで人間の表現を再現したキャラクターを通して、あたかも現実のような映像世界に没頭できます。Xbox One 向けに発表された最高クラスのビッグタイトルには、以下が含まれます。

・『Forza Motorsport 5』

 Turn 10 Studios製作による、過去10年間で最高の評価を得たレーシング ゲームの最新版です。(※3)Xbox One やクラウドによる無限のパワーを最大限に活かすためにいちから作り直されており、他のゲームでは実現できないレース感覚をお届けします。レーシングゲームにおける新たな基準を打ち立てる『Forza Motorsport 5』は、Xbox One 専用で同時発売されます。

・『Call of Duty:Ghosts』

 現在のシリーズから大躍進を遂げた次世代の『Call of Duty』。 次世代エンジンで構築され、全く新しいキャスト、全く新しいストーリーで、全く新しい世界を繰り広げます。これまでで最も美しく、没頭できる『Call of Duty』を実現するため、ゲーム プレイを大幅に改善する次世代の技術革新が採用されています。Activisionとマイクロソフトは、パートナーシップのリニューアルを発表し、Xbox が開催する「Call of Duty Championship」の復活とXbox プラットフォームのみでダウンロード コンテンツが先行配信となる発表が行われました。

・『FIFA 14』、『Madden NFL 25』、『NBA LIVE 14』、および『EA SPORTS UFC』

 EA SPORTSによるこれらのゲームは、コンシューマーのスポーツ ゲームにおける体験とプレイの方法を変化させます。EA SPORTS の新しいIgniteエンジンが、人間の知能やプレイヤーの動き、生き生きとした世界を表現するうえで大きな革新をもたらしました。Xbox One に対する取組みへの確約に加え、EA SPORTSは数か月内に独占コンテンツを披露する予定であることを発表しました。

・『Quantum Break』

 『Max Payne』や『Alan Wake』を生み出したRemedy Entertainmentによる革命的なエンターテイメント体験で、ドラマとゲームプレイをシームレスでユニークな没入型の体験へと一体化することで、ゲームとテレビの融合を図ります。ゲームでの操作がドラマに反映され、ゲーム操作におけるヒントがドラマに散りばめられます。


 Xbox One に提供される大型タイトルラインナップに加え、テレビ、スポーツ、およびエンターテイメント大手パートナーとの独占コンテンツ パートナーシップを発表しました。

・『Halo』TVシリーズ

 世界的に有名な映画監督であり映画プロデューサー、スティーブン スピルバーグ氏がプロデュースするオリジナルの「Halo」テレビシリーズは、Xbox Oneの独占インタラクティブ・コンテンツであり、343 IndustriesとXbox エンターテイメント スタジオが協力して制作します。

・「ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)」(※1)

 長年にわたる、歴史的なパートナーシップにより、究極にインタラクティブな NFL テレビ放送を次世代のXbox One 向けに提供し、マイクロソフトのデバイスやサービスを活用することで、試合の楽しみ方を進化させます。XboxでのNFL観戦は、SkypeやXbox SmartGlass、そして選手視点映像の技術を通して、視聴体験を再定義します。自宅で最も大きな画面で「ファンタジー フットボール」の全く新しい楽しみ方を実現したり、パーソナライズされた Xbox One独占のNFL情報を集約したりできます。

【新世代の Xbox Live】

 Xbox Oneはより強力で賢く、パーソナライズされた新世代のXbox Liveを最大限に活用するように構築されています。クラウドによる無限のパワーを解き放ち、ゲームを素早く開始できるようにセグメントごとにゲームをダウンロードできたり、ダウンロードしたコンテンツをバックグラウンドで更新できたりと、すべてにおいて利便性とアクセス性を改善しました。パーソナライズされたプロフィールやゲーム、エンターテイメントをクラウドに保存、保管すれば、いつでも、どのXbox One本体からでもアクセスできます。(※4)さらに、Xbox 360のXbox Live ゴールド メンバーシップはスムーズにXbox Oneに移行されます。(※5)Xbox Liveの新機能によってより深く、そして豊かなゲーム体験を提供いたします。

・Smart Match

 新しいマッチメイキングシステムSmart Matchは、待機時間を予測し、ユーザーが他の操作をしている間に一緒にプレイする人を探すことで、感覚的な待機時間をなくします。ユーザーの評価を重視し、最適なマッチメイキングをサポートします。

・Game DVR

 専用のGame DVRが最高の瞬間をキャプチャし、クラウドに保存します。様々な共有ツールを使って、Xbox Liveで思いきり自慢しましょう。

・Living Games(※6)

 ダイナミックで生き生きとしたゲームの世界はユーザーがプレイするたびに進化し、最先端の人工知能がユーザーのプレイスタイルを学んで、影武者として友達と対戦します。

・拡張された実績システム

 新しく拡張された実績システムは、重要な瞬間をビデオ キャプチャしたり、ゲームでの実績を成長させ続けたりと、新たな方法でユーザーに達成感を与えます。また、「ゲーマー スコア」はXbox 360から移行されます。

・Xbox SmartGlass(※6)

 Xbox SmartGlass はXbox Oneプラットフォームと一体化したものとして、お持ちのデバイスにコンテンツを直接素早く読み込む能力を備え、さらにマルチプレイヤーでのプレイやエンターテイメントの共有のため、より多くのデバイスを同時に接続できます。

【Xbox Oneのデザインについて】

 新しいXbox One本体は滑らかかつモダンであり、どのような内装にも似合います。本体は縦横比16:9で形成され、高速Blu-rayディスクドライブのために最適化された水平型です。深く、濃密なブラック カラーでコーティングされており、面取りされた角が特徴的です。

 全く新しく再設計された、革命的な 1080p Kinect センサーは、より正確で反応が良く、より直観的になっています。その比類なきビジョン、モーション、ボイス テクノロジーにより、より広い視野角や各種精度が大幅に向上し、これまでになくゲームやエンターテイメントに入り込めます。ほぼすべての照明環境に対応しており、手首のわずかな動きなどでも正確に動きを感知します。

 また、最先端の雑音遮断技術を採用しており、騒がしい部屋でも声を聞き分けます。最高クラスの Xbox コントローラーも 40以上の技術革新、および設計革新で刷新されました。最新の方向パッド、左右スティック、また、手になじむその形がユーザーを Xbox 独特の世界に没頭させ、振動する新しいインパルス トリガーにより、正確性と操作性が格段に進化しました。(※6)Xbox One のコントローラーは新しいKinectと連携するように設計されており、この2つが自動的にペアリングすることで、プレイヤーをスムーズに同期します。

 Xbox One は 2013 年後半に世界各地で発売を予定しています(販売地域などの詳細については順次発表いたします)。発表会での画像、動画素材など報道向け資料(英語)は、Xbox Wireをご覧ください(英語サイト)。

 Xbox Oneのさらなる詳細やタイトル ラインナップについては、6月に開催されるE3イベントで発表される予定です。

(※1)Live TV with Kinect navigation、Live TV with Foo Guide、Trending、および NFL on Xbox の利用は発売当初は米国限定ですが、世界的に広がる予定です。
(※2)Kinect 音声機能は特定の地域、および言語のみ利用可能です。
(※3)発売時点では、Live TVには対応するHDMI出力を備えた受信デバイス(別売り)が必要です。
(※4)地域コンテンツ制限の対象です。
(※5)アバターコンテンツや数点のアプリなど、Xbox 360で利用可能なXbox Liveのコンテンツおよび機能の中にはXbox OneのXbox Liveで利用できないものもあります。
(※6)対応ゲームのみ。

(C)2013 Microsoft
※Microsoft、Xboxは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。

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