2013年5月30日（木）

『怒首領蜂最大往生』レビューをお届け――STG初級者でも楽しくがんばれる、ケイブの家庭用STGの集大成【春のレビュー祭り】

　本日5月30日にケイブより発売されたXbox 360用ソフト『怒首領蜂最大往生（以下、最大往生）』。現時点ではケイブの家庭用タイトル最終作とも言われる本作はどのような仕上がりを見せているのか？　そのレビューをお届けします。

　レビュアーは、永遠のSTG初級者を自称するmeganeがお届けします。僕のケイブSTGでの実力は『怒首領蜂大復活（以下、大復活）』のXbox 360モードをオートボムで突っ走りながら、なんとかノーコンティニューでクリアできるくらいのレベルです。要するにそのくらいの腕前から見た本作のレビューであると思っていただければと。ちなみに純正のXbox 360コントローラーでプレイしています。

　そんなSTG初級者が体験した『最大往生』はどういうものなのか？　システムの説明はそこそこに、プレイインプレッションを多めに語っていきます。

■ゲームモードはXbox 360モードからノービスモードまで4種類

　本作は、他のケイブ作品と同様にアーケード版からいくつかのモードが追加されています。メインとなるのが、ストーリー面を増強して、4倍近いボイスを叩き込んだXbox 360モード。アーケード版をHD化したArcade HDモード。アーケード版トッププレイヤーからの意見を参考に、再調整を施したVer.1.5モード。そして初心者向けの調整が施されたノービスモードの4つです。


▲ストーリーがゲーム中に展開されていく“Xbox 360モード”。		▲アーケード版をHD化したArcade HDモード。


▲さまざまな調整を施した“Ver.1.5モード”。		▲STG初心者用にマイルド調整された“ノービスモード”。

　Arcade HDモードには、Challenge（チャレンジ）モードが用意されており、ゲーム内でのボスの倒し方やゲージの効率的なため方などを学ぶことができます。とはいえ、ノーマル難易度でのチャレンジとなるため、3面以降を題材にしたチャレンジは基本的に難しめです。ボス戦などは動画での動き方を見ることができるため、参考としては最適でしょう。


▲ボスを倒せといったものから、システムまでを学べるチャレンジモード。


▲各モードにはトレーニングモードも用意。通常ならとても辿り着くことすらできない、隠しボスの陽蜂、陰蜂と戦うこともできる（ノービスモードは陽蜂のみ）。

　また、この4つのモードの他に、ShopとGalleryを用意。ゲームをプレイするとたまるポイントを使用して、ショップでいろいろなアイテムを購入することができます。


▲ショップでは、便利にゲームを進められるアイテムの他、画面の左右に表示させる壁紙なども購入できる。

　ショップで購入できるアイテムは、自機の判定が小さくなるものや被弾時に自動的にハイパーを消費するものの他、ステージ内に隠された蜂アイテムの位置がわかるようなものまで、多数用意されています。

　多くのアイテムは2～3回プレイすれば買えるようなアイテムばかりなので、ちょっとずつプレイしながら買うのがよいでしょう。


▲ショップで購入した壁紙は、ギャラリーから設定することができる。僕はTYPE-C自機ラブなので、真璃亜推しです。

→本作の難易度について（2ページ目へ）

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