News

2013年6月17日(月)

『ドラッグ オン ドラグーン(DOD)』シリーズ居酒屋座談会、再び。柴プロデューサーと藤坂さんがヨコオタロウに物申す!?

文:タダツグ

■またもや聖地・新宿での仏滅の夜、居酒屋座談会の幕が開く

松下:さて、またもややっちゃいました『DOD』シリーズ居酒屋座談会。前回はヨコオタロウさん(※)と安井章さん(※)に参加してもらい、主に『DOD1』や『DOD2』の思い出話に花を咲かせつつ、いろいろな爆弾発言を聞かせてもらいました。

※ヨコオタロウさん:言わずと知れた『DOD』シリーズの生みの親。最新作『DOD3』でも、クリエイティブ・ディレクターとして作品に深くかかわっている。前回の座談会でその存在感を存分に知らしめてくれた氏の名前は、今回もそこかしこで飛び交うことに。

※安井章さん:『DOD2』のディレクターを担当。前回、ヨコオさんに詳細を告げられることなく座談会に呼び出されたが、得意の“柔らかく世界とかかわる”処世術でその場を乗り切るという、異質な力を披露してくれた。

:記事、読みましたよ。ある意味めっちゃ飛び道具な記事だと思いましたけど、読者さんの反響はどうだったんですか?

松下:思っていた以上に反響があってビックリでした。合計6万文字を超える長文記事だったんですけど、たくさんのファンの皆さんに読んでいただけまして。

:話題になってましたよね。よくも悪くも爆弾発言だらけでしたけど(笑)。それでファンの皆さんが喜ぶならいいです!!

『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズ
▲とにかく脱線が多く、収拾するのが大変だった前回の居酒屋座談会。ヨコオさんの鉄拳(そして暴言)に翻弄される安井さんの顔が、昨日のことのように思い出されます。

松下:たしかに(苦笑)。ただ、その効果もあってか、同時期に開催していた『DOD1』と『DOD2』の人気キャラクター投票企画にも、たくさんの応募がありまして。今回は、その結果を振り返りつつ、シリーズを通してプロデューサーを担当している柴さんと、同じくキャラクターデザインを担当している藤坂さんに、当時の思い出話などを語っていただきたいなぁと。

:あそこまでの爆弾発言は、僕らにはできないよね?

藤坂:ええ、さすがに無理。ああいうのを期待されてるとしたら困りますが、とにかく本日はお手柔らかにお願いします。

:思い出はたくさんありますけど、10年も前ですからね。細かいところまでは自信がないかな。藤坂さんは覚えてます?

藤坂:もちろん覚えてますよ。人気投票の結果発表記事も見ましたし。

松下:お酒が進んだら、当時の思い出もよみがえってくるかもしれませんよ。ということで、さっそく乾杯しましょう!

一同:かんぱ~い。

藤坂:松下さんとこうしてお酒を飲むのって、何気に久しぶりですよね。ヨコオさんの誕生日の時以来?

:何それ。ヨコオさんの誕生日会? ああ、僕だけが呼ばれてないやつね(笑)。

松下:え。……いきなりツッコミづらい話題キタ。

藤坂:でもそれ、なんかわかる。わかるわー(笑)。

松下:わかる? 柴さんとヨコオさんって、実は仲が悪いってことですか?(笑)

:うん。仲は悪いですね。

松下:即答しないでくださいよ。そんなわけないですよね?

:いい意味で仲が悪いっていいますか。まぁまぁ悪いほうっていうか……そんな感じ。わかります? ヨコオさんとの距離感はそれがベストなんですよ。

松下:わかんないです(笑)。そこらへんも詳しくツッコんでいきたいなぁと。

染谷:(無言でカメラを持って、松下にグラスを差し出す)

松下:染谷さん、なんですか? え、つい一緒になって乾杯しちゃって、乾杯の写真を撮り逃したんですか!?

:で、もう一度乾杯をしろと……。あらためて乾杯すると、ちっとも自然な雰囲気が出ませんね(苦笑)。

『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズ
▲左が柴さんで、右が藤坂さん。なお、柴さんは座談会の日のお昼、突然の歯痛に襲われて歯医者に寄ったため、座談会には遅刻することに……。このタイミングの悪さに、なんとなく“誰かさん”の呪いというかイタズラ心を感じたとか!?

松下:ちなみに今回、染谷は写真撮影係に専念したいそうです。

:染谷さん、前回もほとんどしゃべらなかったのに? 実は、記事を見てて一番気になったのは染谷さんのことだったんですけど。ある意味、ヨコオさんより目立ってたでしょ。

藤坂:僕、染谷さんは新人ライターさんで、ドキドキしながら取材に同行してきたのかなと思って読んでたら、実は松下さんより先輩って書いてあって驚きました(笑)。

→のっけからトラウマキャラがランクイン!
20~11位のキャラを振り返る(3ページ目へ)

(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Character Design : Kimihiko Fujisaka.
(C)2003 cavia/SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C)2005 cavia/SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

データ

関連サイト