【第44回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー＆攻略『アイログ』――膨大なシナリオが魅力の老舗アイドル育成カードゲーム

文：石田賀津男

■アイドルを内面から好きになれる

　本作はもともとフィーチャーフォン向けにサービスされたタイトルですが、途中でスマートフォンにも対応しました。長くサービスしているとはいえ、現在もUIやシステムの改善、更なるスマートフォン対応が続けられ、後発タイトルに勝るとも劣らないクオリティを保っています。

　システム面でも、他のプレイヤーとチームを作るプロダクション機能や、必要と思われる機能はひと通り整備されています。もちろん長い間のサービスで積み重ねたカードとシナリオのボリュームは圧倒的。私もずっと遊んでいながら、まだまだ見ていないシナリオがいっぱいあります。

　アイドル育成ゲームは他にも数々ありますが、イラストとシナリオの2度美味しいのが本作の魅力。おかげで「能力的に低いから要らない」ということがなく、コレクションの楽しみも他のゲームとは比べ物になりません。外見よりも内面、キャラクター性でアイドルを好きになれる、とてもステキなゲームです。

▲最後はお気に入りのアイドルカードをご紹介。カードごとに違うテイストは見ていて飽きず、さらにシナリオで味わえる、2倍以上お得なゲームです。

■ワンポイント攻略「“あいさつ上手”を覚えよう！」

　シナリオを読むためのライブバトルでは、ライブEを消費します。時間が経つと回復しますが、そもそも消費量を減らす方法があります。他のプレイヤーに30回あいさつすることで、リーダーになっているアイドルが“あいさつ上手”というスキルを覚えられます。このスキルは、ライブEの消費を20%軽減する効果があります。

　さらにこのスキルはグループ5人が個別に発動するので、5人ともが覚えればライブEの消費が約3割まで抑えられます。あいさつではガチャに必要な友情ポイントもたまるので、新たなカードを手に入れたら、まずあいさつ30回というのを覚えておきましょう。

▲あいさつする相手は誰でもOK。相手にもメリットがあるので遠慮なくあいさつしましょう。

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●石田賀津男’s profile

　アイドルがテーマの電撃文庫といえば『アイドライジング！』。身長181㎝の長身ヒロインが、バトル機能満載のハイテクドレスを着て、他のアイドルたちと戦います。戦うといってもスポーツ興業的な設定なので全体的にさわやか。普段の生活やアイドル同士の絡みなどで女の子のかわいいところをとことん描きつつ、バトルは繊細な描写で盛り上げます。CUTEG先生のほんわかしたイラストとのマッチングもバッチリな萌え燃え小説です。
（Twitter：＠wis_Arle／ブログ：ougi.net）

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(C)TAITO CORP.2011,2012

データ

関連サイト

• 『アイログ』公式サイト
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