2013年6月11日(火)
マイクロソフトは、現地時間6月10日にアメリカ・ロサンゼルスで“Xbox E3 2013 Media Briefing”を開催した。
開催場所は例年と同じくGalen Center。9:30開演に対して8:00前に現地に到着したが、すでに長い行列ができており、新ハードの発売年ということもあって注目度の高さがうかがえた。
5月21日に行われたXbox One発表会では、主にアメリカで有用なTVサービスとの連携などが中心に紹介され、エンターテイメントマシンとしてのXbox Oneの姿が強く打ち出されていた。
▲Xbox One用タイトル紹介の進行は、Microsoft Game Studiosを統括するフィル・スペンサー氏。 |
今回は開催時間のうち9割ほどをゲームの紹介にあて、ゲームマシンとしての優位性を改めて強調していた。ここではカンファレンスで紹介された数々のゲームをまとめて紹介する。
前回の発表会では『Forza Motorsport 5』と『Quantum Break』、『FIFA14』などのEAスポーツ関連、そして『コール オブ デューティ ゴースト』などが発表されたのみだったが、それらに加えて今回は『RYSE Son of Rome』や『Sunset Overdrive』、『Project Spark』といった新規IPも数多く発表された。
そのうち、ローンチタイトルとして発売が予定されているのは『Forza 5』、『RYSE Son of Rome』の2本。11月の発売に向けて、今後増えていくことだろう。
きっちりと2年おきにリリースしてくる『Forza Motorsport』シリーズのナンバリング最新作。Xbox Oneの特徴の1つであるクラウド技術を活用し、自分の運転技術や癖を学んだAIドライバーをクラウド上に保存、自分がプレイしていない間もそのAIが走行し、ポイントなどをためることができるという。
▲『Forza 5』のパッケージカーとなるマクラーレンP1がこの会場に! 日本では5月28日に初公開がされたばかりで、価格は9,600万円とのこと。 |
その他、『Forza』シリーズならではのコミュニティ機能やペイント機能の拡充などについても期待したいところだ。
Crytekのゲームエンジン、Cryengineを使用したアクションゲーム。ゲームのストーリーなどの詳細は明かされていないが、タイトルの通り、ローマ帝国が舞台となっている。カンファレンスで公開された動画では、主人公は指揮官の1人となり、配下に指示を出しながら自分も敵と戦う様子が描かれていた。
画面全体の空気感がこれまでのゲームとはまったく異なったものとなっており、ハードのスペックが上がったことが如実にわかるデモといえる。
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ちなみに今回11月発売とされた地域は、北米や欧州などの21カ国。残念ながら日本はその中には入っておらず、正式な発売時期についても今後明らかになっていくと思われる。
→発売予定のXbox One独占タイトルを紹介(2ページ目へ)