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2013年6月21日(金)

西暦189年、世界は魔王が総べていた――『ブラウザ三国志』英傑伝・第2回 虎牢関の戦いのエピソードを紹介

文:電撃オンライン

 三国志の物語を追うとともに『ブラウザ三国志』の武将を紹介する連載企画第2回。

 今回は董卓軍と連合軍の戦いの舞台となった“虎牢関の戦い”のエピソードを紹介していく。劉備、関羽、張飛の桃園三兄弟はもちろん、乱世の奸雄・曹操や江東の虎・孫堅など三国時代の英傑たちが名を上げる舞台となった戦いを振り返っていこう。

⇒第1回 桃園三兄弟の決起~黄巾の乱(劉備、関羽、張飛、張角)はコチラ!



【時代背景】“虎牢関の戦い”を解説

●悪逆非道の董卓を討つべく、中国大陸から英雄たちが終結!

 西暦189年。“黄巾の乱”の混乱に乗じて都・洛陽を襲撃した董卓は、幼い皇帝を人質にして実質上の権力を掌握。恐怖と暴力の圧政により、人々を苦しめていく。悪逆非道な所業に見かねた各地の英雄たちは、名門の当主・袁紹を盟主として董卓討伐の連合軍を結成。難攻不落の関所“虎牢関”にて両軍は激突する。董卓軍の猛将・華雄や呂布の猛攻により連合軍は一時追いつめられるものの劉備、孫堅、曹操、公孫サンなどの諸将たちの活躍で形勢を盛り返す。戦況不利と見た董卓は都を放棄して長安に撤退するのだった。

●UR董卓(3.5/槍兵)●UR袁紹(3.5/騎兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲洛陽を支配して、悪逆非道の限りを尽くした暴君の董卓。最後は部下の呂布に裏切られ、殺害された。スキル“暴虐外道”は魔王と呼ばれた彼にピッタリの計略だ。▲袁紹は反董卓連合の盟主。名家の当主らしく、豪華絢爛に描かれたイラストが多い。
●UR孫堅(3.5/弓兵)●R曹操(2.5/騎兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲江東の虎の異名を持つ孫堅は、長沙の太守。孫策、孫権、孫尚香は彼の子息で、どの武将も優秀な能力を持つ。原作ファンなら親子デッキを組むのもアリ?▲後に魏を建国し、乱世の奸雄と呼ばれた曹操。寡兵から一国を築き上げた才覚を示す通り、どのカードもステータスが非常に優秀。

●UR公孫サン(3.5/騎兵)

『ブラウザ三国志』
▲公孫サンは董卓討伐の激に応じて、連合軍に加わった北平の太守。白い騎馬隊を率いた由来がもとで“白馬将軍”と称された。強力な騎馬部隊を編成したい時にオススメの1枚だ。

【注目のエピソード】

●関羽と一杯の酒

 連合軍の進行を知った董卓は守りの要である汜水関に猛将・華雄を派遣。連合軍の名のある武将たちは華雄に一騎討ちを挑むが、すべての者が返り討ちにあってしまう。次に名乗りを上げたのは劉備の義弟・関羽。諸将たちは身分の低い関羽の申し出を聞き入れなかったが、曹操は関羽をただ者でないと見抜き、出陣を許可する。曹操は出撃前に関羽に暖かい酒を振る舞おうとしたが、関羽は「その酒は華雄の首を取ってから頂戴しましょう」と断り、戦場に出陣。しばらくした後、華雄の首を抱えた関羽が戻ってきたが酒はまだ温かいままだったという。

●呂布VS桃園三兄弟

 虎牢関に到着した連合軍を待ち受けていたのは、三国志最強の武人・呂布。連合軍の部隊を蹂躙する呂布を止めるため、劉備、関羽、張飛は3人がかりで戦いを挑むが、豪勇を誇る呂布を討ち取ることはできず、戦いは引き分けに終わる。天下の晴れ舞台で激戦を演じた劉備、関羽、張飛は、この1戦を以って天下に名を轟かせていった。


■ 『ブラウザ三国志』とは? ■

 三国志の有名武将を駆使し、天下統一を目指して全国のプレイヤーと競うPC向けオンラインSPRG。基本プレイ無料のアイテム課金制で、サービス開始から5年目を迎えてなお高い人気を誇っている。レア武将が手に入りやすくなるなどの5年目突入記念キャンペーンも行われているため、これから始める人も遊びやすくなっている。

『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲領地を発展させながら、武将を集めて部隊を結成。天下統一を目指して他のプレイヤーと領地を奪い合うのだ。

(C)MarvelousAQL Inc.

データ

▼『ブラウザ三国志』
■メーカー:マーベラスAQL
■対応機種:PC
■ジャンル:S・RPG(オンライン専用)
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金制)

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