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2013年6月26日(水)

『地球防衛軍4』で追加されたエアレイダーやフェンサーをいち早くプレイ! レンジャー&ウインドダイバーとあわせてどの兵科で地球を守る?

文:ヒビキタケル

 ディースリー・パブリッシャーから、7月4日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『地球防衛軍4』。本作の魅力を3回に渡ってお伝えする特別企画の第2回を掲載する。

『地球防衛軍4』

 いやー、迫ってきました! 僕の、私のXデー、7月4日が! 7年ぶりにナンバリングタイトルの4作目が出ちゃうこの日が迫ってきましたよーーーッ! というわけで、『地球防衛軍4』を担当しているライター・ヒビキタケルです。

 『地球防衛軍4』は、画面を覆いつくすような物量で迫る巨大な敵を相手に、連合地球軍(EDF)の一員となって戦いを挑むアクション大作。物語は前作『3』の戦いが終結してから7年後の2025年の世界が舞台になっているんです。何気に敵が再来するまでの期間が現実とリンクしているあたり、なかなかニクイ演出ですなッ!

 7年の沈黙をやぶり、再び姿を現した巨大生物や異星生命体“フォーリナー”は以前にも増して強大な力を持っていたってワケ。でも、EDFもただ漫然と過ごしてきていたわけではないんです! 敵であった“フォーリナー”の技術を応用して、レーザーやビームなどの兵器を強化。さらにエアレイダーとフェンサーという、新たな兵科も誕生してたんです。ふおおおっEDF、やるぅーッ! ……ヤバイ、興奮しすぎてテンションがおかしいな(笑)。

 前回の記事で紹介したように、シリーズの魂を受け継いだレンジャーとウイングダイバーに加えて、本作ではまったく新たな兵科として、エアレイダーとフェンサーが登場しています。同じミッションでも兵科が違うと、まったく違う戦いが味わえちゃうというのはオトクな作品だねえ。そこで今回は「4つも兵科があると、どれを選んでいいか迷っちゃう~!」なんて人(主にオレ)のために、実際にプレイしてみたインプレッションとオススメタイプを紹介します。

■レンジャー……さまざまな実弾系兵器が使えてどんなミッションにも対応可能

『地球防衛軍4』
▲まさに基本中の基本といえる兵科。使う兵科に迷ったら、レンジャーを選んでおけば問題ない。

 “特戦歩兵”と呼ばれるEDFの歩兵部隊。アサルトライフルをはじめ、ショットガンやロケットランチャー、グレネードといった実弾系の武器をメインに使える。まさにSF映画の主人公っぽい、オーソドックスなタイプなんだけど、バランスがとれていてとても戦いやすいんだよね。

 その理由の1つが“武器が使いやすい”ということ。本作ではどの武器にも弾数が設定されていて、使い切ると自動的にリロードを行う(弾を使い切る前にリロードも可能)。しかしマシンガン系の武器はリロードする時間が短いので、弾を使い切ってしまっても敵が迫る前に反撃できる。

 武器は見た目でわかりやすいものが多いので、『地球防衛軍』シリーズをプレイしたことがない人でも、使い勝手を予想できるのも魅力だね。武器は2つまで持っていくことができて、オレは近距離でも戦いやすいアサルトライフルかショットガンで1つ、もう1つはロケットランチャーやグレネード、ミサイルランチャーなどの爆発する武器を選ぶことが多いかな。近距離と遠距離で武器をスイッチして戦いやすいのもレンジャーの使いやすさの1つだと思う。

『地球防衛軍4』 『地球防衛軍4』 『地球防衛軍4』
▲近距離で絶大な破壊力を発揮するショットガンなど、実弾を使うものが多い。見た目で攻撃方法や特徴がわかりやすいのも特徴。

 さらにレンジャーとエアレイダーが使える“緊急回避”も、ミッション中でかなり有効。これは横に飛びながら回避行動をするアクションで、結構な移動距離がある。リロード中に敵の攻撃をかわす時や、敵に囲まれて「やべー! コレはやべー!!」ってなった時にとりあえず出しておけば被害が少なくて済む……こともある。

 また、ミッション中に登場するNPCの多くがこのレンジャーなんだ(もちろん、別の兵科もいるけどね)。NPCと一緒に行動すると歩兵部隊として戦っている感じが出るうえに、敵の攻撃も分散されたり、足止めしてくれたりするので敵の大群とも渡り合いやすくなる。余談だけど、このNPCが本作ではすっげーしゃべるんだよ。

『地球防衛軍4』
▲NPCと一緒に行動しながらプレイすると、SF映画っぽさがアップ! 敵の数が数だけに仲間の存在はありがたい。

 通信で本部と会話してたり、隊員同士のやりとりもひんぱんに行っている。「お前、どうして危険な戦いに志願した?」「気がついたら、ここにいたんだ……」みたいな中二病っぽいやりとりもある。「オレ……この戦いが終わったら、結婚するんだ……っていうと死ぬらしいぞ?」という“あるある”を逆手にとった発言もあるし、いきなり「あーおい地球を守るため~♪」と「ともだち賛歌(ヨド●シカメラのCMで有名な曲の元ネタ)」の替え歌を歌ったりもする(笑)。そういう軍隊っぽさを味わいたいなら、レンジャーで決まりだね。

●レンジャーはこんな人にオススメ!
・『地球防衛軍』シリーズを初めてプレイする人
・FPSやTPSが好き
・巨大な敵を間近で見たり、迫力ある戦いを楽しんだりしたい
・軍隊っぽさを味わいたい

■ウイングダイバー……空を翔ける女性兵士――強力なエネルギー兵器を使いこなせ

『地球防衛軍4』
▲空を飛ぶ敵はもちろん、上空から攻撃すれば地上の敵とも戦いやすい。

 “降下翼兵”と呼ばれるウイングダイバーは、飛行用ウイングを装備した女性だけの特殊部隊。なんといってもウイングダイバーの魅力は“空を飛べる”こと。障害物が多い街中でも、空を飛べば目的地まで一直線! 高いビルの上に立って、そこから地上の敵を倒したり、空中を飛び回る敵に対処したりできる。

 武器はフォーリナーの技術を応用して作られたエネルギー兵器で、レーザーや電撃、プラズマランチャーをはじめ敵に向かって誘導する武器まである。ただし、ほとんどの武器は飛行用のエネルギーと“共用”なことに注意が必要。エネルギーを使い切ってしまうとオーバーヒート状態になり、しばらく武器の使用や空を飛ぶことができなくなってしまうのだ。空を飛べないということは、敵の攻撃を歩いてかわさないといけない!

『地球防衛軍4』
▲空を飛べないときに女郎蜘蛛のような巨大生物・レタリウスの糸につかまってしまうともう大変! 乙女のピンチだ!

 エネルギーの残量が残り少ない時は「ビーッビーッ」と音で知らせてくれるんだけど、夢中になって敵と戦っているうちにうっかり……なんてことも、最初のうちはよくあるね。だけど、慣れればつねに残量を確認しつつ戦える。あとは、消費エネルギーが多い武器をチェックして、それを使うならもう1つは消費が少ないものを選ぶなどの武器のバランスを考えていけば、警告がビービー鳴りっぱなしの事態は避けられる。

 多少の慣れは必要になるけど、空を飛び回りつつ戦うのが楽しいし、エネルギー兵器はレンジャーとはまた違う意味で楽しいものが多いので、ぜひ一度は体験してもらいたい兵科だ。

 あと『地球防衛軍』シリーズでおなじみのレイピアも健在。この武器は有効射程距離がとても短いのだけど、そのぶん恐ろしい破壊力を持っている。オレは、コレで低空飛行しながら敵の大群に突っ込んで、目の前の敵をなぎ払いまくるのが好き。エネルギーの消費量は高めだが、弾数が尽きるまで使えるし、チャージ(リロード)時間が短いので地上に降りた状態で使えば、敵に囲まれていても十分突破できる。

 それからホーミング兵器もおもしろい。空中に飛んでいる敵は普通の武器だと照準が合わせにくいけど、ホーミング兵器なら当てやすいから便利だ。

『地球防衛軍4』 『地球防衛軍4』 『地球防衛軍4』
▲レイピアは見た目も派手だし「ビャーーーッ!」という音も気持ちいい。遠くから使えるホーミング兵器や、エネルギーを消費しないグレネード系もオススメ。

 また、ウイングダイバーの特徴として体力が少ないことが挙げられる。初期値だとだいたいレンジャーの半分くらい。これは“空を飛ぶために、装甲を極限まで薄くした”という、超・納得がいく設定だからしょうがない(笑)。胸元や太ももが大きく開いたデザインも必要だったってこと! しょうがない! ウイングダイバーの開発者、グッジョブ!

 あと、空を飛んでいる時のキュートなヒップも見どころです。体力の値は、敵を倒すと落とす“アーマー”アイテムを拾うと1個につき1ずつ最大値が増やせるので、ある程度はカバー可能。あとは敵の攻撃を、当たらなければどうっていうことはないですよ!

●ウイングダイバーはこんな人にオススメ!
・空を飛びながら戦ってみたい
・女の子で戦いたい
・SFチックな戦い方を楽しみたい
・“空飛ぶお尻”をながめていたい

レンジャーとウイングダイバーの動きを見られる1stPV


⇒次のページでエアレイダーをインプレッション!

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