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2013年6月23日(日)

『ポケモン』日本チャンピオンが決定! 世界大会への切符を賭けた白熱の“WCS日本代表決定大会”をレポート

文:カネキング

 ポケモンは、DS用ソフト『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』を使った公式大会“ポケモンワールドチャンピオンシップス日本代表決定大会”を、6月22日に東京ビッグサイトで開催した。

“ポケモンワールドチャンピオンシップス日本代表決定大会”

 この大会は、5月に行われたWi-Fi大会“ポケモングローバルリンク ジャパンカップ2013”のランキング上位者が集まるバトルイベント。勝ち上がった選手は、8月にカナダ・バンクーバーで行われるゲームとカードの世界大会“ポケモンワールドチャンピオンシップス2013”に出場できる。

 大会は、年齢別にジュニア、シニア、マスターの3つのリーグにわかれており、各リーグとも、トップレベルのプレイヤーによるハイレベルなバトルが繰り広げられた。ルールは、レベル50のポケモンによるダブルバトル。伝説のポケモン・幻のポケモン以外のすべてのポケモンが使用可能という、おなじみのルールとなっている。

 また、試合の実況は『ポケモンカードゲーム』でおなじみのティーチャー・タカシマさんが担当していた。この記事では、各リーグの決勝戦の模様をレポートする。

●ジュニアリーグ:2002年以降生まれ

“ポケモンワールドチャンピオンシップス日本代表決定大会”

 決勝は、寺澤凜選手 対 中村光汰選手の対決に。寺澤選手はクレセリア&ヤミラミが先発。中村選手はニョロトノ&キングドラを繰り出す。ニョロトノの特性により天気が雨になるが、寺澤選手のヤミラミが“にほんばれ”。お互い異なる天気を軸にしたチームとなっており、この駆け引きが試合のポイントとなった。

 お互い交換を混ぜてけん制し合うが、寺澤選手は、雨を軸にしたチームに相性がいいナットレイを繰り出し、交換で出て来たニョロトノに“パワーウィップ”をぶつけ、一撃でダウンさせる。優位に立つ寺澤選手だが、中村選手はクレセリアをモロバレルの“キノコのほうし”で眠らせ、立ち回りで丁寧にフォローしていく。その後、ナットレイへの攻撃がきゅうしょに当たったのが起点となり、中村選手がついに逆転。

 クレセリアがなかなか目覚めずピンチになる寺澤選手だが、残り一匹になったガラガラが“ほのおのパンチ”で果敢にモロバレルを攻撃する。この攻撃をわずかに耐えるモロバレルだったが、追加効果でやけどを負ってしまう。やけどのダメージでこのターンに倒れてしまうかと思いきや、なんとラムの実で回復し、次のターンにガラガラを撃破。大歓声の中試合終了となった。

 ジュニアは、2002年以降生まれが参加できるカテゴリーだが、年齢をまったく感じさせない高度な戦いっぷりに、見守っていた観客からも惜しみない拍手が贈られていた。

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