2013年6月27日(木)
迷路のような暗い地下鉄が、物語の舞台の1つとして登場する本タイトルでは、光と闇の演出が見どころの1つとなっている。プレイヤーは暗闇に身を隠し、敵に気づかれずに行動することが可能。さらに、敵に忍び寄って一撃で倒す“ステルスキル”が実装されており、前作以上にスリリングな緊張感を味わえるはずだ。
ゲーム中に登場する光源の多くは、破壊したり電源を切ったりすることが可能で、ただ隠れる場所を見つけるのではなく、自ら暗闇を作り出すことも重要なポイントとなる。正面から敵と戦ってもよし、ステルスで戦闘回数を最小限に抑えながらゲームを進めてもよしと、ユーザーのプレイスタイルに合わせてゲームを進めることが可能だ。
▲ライティングや霧などのエフェクトは特筆すべき美しさで、生き残った人間たちの暮らす地下世界のリアリティを高めている。また天候の変化や、時間経過で変化するモスクワの多彩な風景が、プレイヤーをストーリーの中に引き込んでいく。 |
さらに、ライフメーターやマップなどの一般的なユーザーインターフェースが、一切排除されていることも特徴の1つ。その時々の目的はクリップボードで、ガスマスクの有効時間は腕時計で確認できるという仕組みだ。
荒廃したモスクワは、地上も地下も危険に満ちている。敵対勢力の兵士たちや不気味なミュータントたちはもちろんのこと、汚染された水や敵対勢力が仕掛けたトラップなどにも気を配りつつ、行動する必要がある。また、時には仲間と行動をともにしたり、かつての地下鉄の線路を利用したレールカーを運転して旅を続けたりといったシチュエーションも体験できるはずだ。
ゲームに登場する武器のラインナップは、アサルトライフルやショットガン、スナイパーライフルなど、FPSに欠かせないものがそろっている。海外では店舗特典として配布された追加武器“RPK軽機関銃”も、あらかじめ収録されているので、こちらも楽しみにしておこう。加えて、これらの文明崩壊前に作られた実在の銃器の他に、文明崩壊後にメトロ内で製造されたオリジナルの銃器も多数登場する。
オリジナルの銃器はあり合わせの素材で作られており、品質面では多少の不安がある。しかし、空気圧を利用して弾丸を発射する静穏性に優れた銃など、その不安を補って余りある個性的な能力を持つ銃器も登場する。
またメトロ内のコミュニティには、銃器を扱うガンショップが存在し、ここで新たな銃器を入手することが可能。さらに光学サイトやサイレンサーといったガンアクセサリーパーツを購入すれば、銃器を自分好みにカスタマイズすることも可能だ。
なお、本タイトルの世界における商品の売買では、弾丸が貨幣の代わりとして使用されている。もしものための時に、弾丸の無駄づかいは禁物だ。
→4本の実写動画で世界観をチェックしておこう!(3ページ目へ)
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