2013年7月8日(月)
7月6日に都内のコーエーテクモゲームス 市ヶ谷事業所にて、公式大会“『DEAD OR ALIVE 5』Official Tournament 2013”が開催された。
“『DEAD OR ALIVE 5』Official Tournament 2013”は、3D対戦格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE 5(以下、DOA5)』を使用したシングル戦トーナメントの第2回大会。予選ラウンドを勝ち抜いた選手16人で決勝ラウンドを行い、本年度の頂点を決める。なお、9月5日にPS3/Xbox 360用ソフト『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』が発売されることもあり、『DOA5』の公式大会としては今回がラストとなる。
▲今年も全国各地および、台湾や韓国から腕に覚えのあるプレイヤーが続々と参戦。会場内には『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』の試遊台も用意されていた。 |
この記事では、18:00より開始された決勝ラウンドの模様をお届けしていく。なお7月6日の記事でお伝えした通り、大会の最後は早矢仕プロデューサーからのサプライズ発表も行われた。
『DOA5』大会の常連とも言える16人が名を連ねた決勝ラウンド。組み合わせ抽選はクジ引きで行われ、下ブロックに強豪プレイヤーである公認ファイター(※)3人が固まる結果になった。
※決勝ラウンドに残った『DOA5』公認ファイター:遊選手(本大会では“漢字の人”でエントリー)、TestTeam選手、輝Rock選手、餅A選手
▲1回戦早々に公認ファイターと当たることがわかり、うなだれる人も。 |
決勝ラウンドは、前大会にも増してベスト16からハイレベルな戦いに。相手を背向け(ホールド不能)状態にさせて攻める、ダメージよりもその後の展開を重視したコンボを決めるなど、キャラクターごとの戦術がより進化しているように感じた。
1回戦で特に盛り上がったのは、第3試合の“おこぷんどりーむ丸選手 vs. 漢字の人選手(以下、遊選手)”。最終試合のフルセットまでもつれ込み、あわや遊選手が1回戦で敗れるのでは? と思われたが、スペシャルパワーブローを決めて見事逆転勝利を収めた。
続く2回戦では、“TestTeam選手 vs. 輝Rock選手”といった公認ファイター同士の対決も。両選手の試合は接戦が多かったが、TestTeam選手が粘り強さを見せ、2試合ともに3本連取の完封勝利となった。
ベスト4に上り詰めたのは、烏龍茶選手、遊選手、TestTeam選手、餅A選手の4名。唯一、公認プレイヤーではない烏龍茶選手に注目が集まったが、遊選手の怒涛のラッシュに手も足も出ず……。遊選手が3試合ともに連取して、決勝戦への切符を手にした。
▲ベスト4からはルールが3試合先取に変更。烏龍茶選手は、起死回生の一手すらも遊選手にことごとくホールドされ、ほぼ手詰まり状態に。最終的に1セットも取れず、無念の敗北となった。 |
準決勝第2試合は、第1回大会の決勝戦と同じカードが実現。1試合目は巧みな試合運びで餅A選手が先に2本取ったが、TestTeam選手が3ラウンド目を取り返してから試合の流れが一気に変わる。1試合目を逆転勝利して勢いに乗るTestTeam選手は、続く2試合目と3試合目を3本連取し、前大会の雪辱を晴らした。
▲試合中に餅A選手の手の内を読んだのか、3ラウンドからのTestTeam選手は別人のような強さに。クリティカルバーストにもっていくまでの連係のうまさも目立っていた。 |
→決勝は『DOA5』大会の運命とも言うべき3度目の日韓対決!(2ページ目)
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