News

2013年7月12日(金)

大喬・小喬を懸けた略奪愛の物語――歴史をひも解き武将を学ぶ『ブラウザ三国志』英傑伝・第5回 赤壁の戦いを紹介

文:電撃オンライン

 三国志の物語を追いながら『ブラウザ三国志』の魅力的な武将カードを紹介する連載企画。第5回は三国志史上もっとも有名な一戦“赤壁の戦い”の中心人物を紹介していく。

 長坂の戦いで劉備軍に大打撃を与えた曹操軍は、勢いに乗って南方攻略を本格化。100万の軍を編成して、呉への進行を開始する。これに対し、呉の君主・孫権は劉備軍と同盟を組み、徹底抗戦を主張。長江の大河に船団を布陣させ、曹操軍を迎え撃つのだった。曹操の大軍を劉備軍の軍師・諸葛亮と呉の軍師・周瑜は、いかなる秘策を持って迎え撃つのか?

⇒第1回 桃園三兄弟の決起~黄巾の乱(劉備、関羽、張飛、張角)はコチラ!
⇒第2回 虎牢関の戦い(董卓、曹操、孫堅、袁紹など)はコチラ!
⇒第3回 群雄割拠の時代(郭嘉、顔良、孫堅、袁術など)はコチラ!
⇒第4回 長坂の戦い(趙雲、諸葛亮、黄月英など)はコチラ!



【時代背景】赤壁の戦い、勃発。長江に紅蓮の炎が舞い上がる!

 西暦208年。劉備軍の軍師・諸葛亮は呉と同盟を組んで、曹操を討つべきと進言。自らが単身で呉に渡り、開戦か降伏かで迷う呉の将士を説き伏せて、曹操討伐の連合軍を結成させる。両軍は長江の大河を挟んで対峙するが、圧倒的な兵力を誇る魏軍を討つことは容易でない。

 周瑜はこの窮地を打破するためには火計しかないと判断するが、この季節は東南の風が吹かず、味方にも被害が出てしまうという問題があった。これを聞いた諸葛亮は「自分が東南の風を吹かします」と言い、祭壇で風を起こす祈祷を始める。しばらくすると東南の風が吹き始め、周瑜はこの機を逃さず火計を実行。かくして長江は炎に包まれ、曹操軍の船団は壊滅するのであった。

●UR周瑜(3.5/弓兵)●SR魯粛(2.5/弓兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲周瑜は、美周郎と呼ばれた呉の軍師。赤壁の戦いの立役者だけあり、ステータスが高く、スキルも強力だ。攻撃力と同時に移動力を強化できるので、迅速な行軍が行える。▲周瑜の推挙で呉の家臣となった魯粛。外交、軍事の両面において優れた軍略家であり、周瑜の死後は大都督を継ぐ。弓兵種全体の攻撃力を強化できるので、弓兵を中心にデッキを組ませよう。
●UR孫権(3.5/弓兵)●SR黄蓋(3.5/弓兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲呉軍3代目の君主。赤壁の戦いでは開戦か降伏かで揺れていたが、周瑜の説得に応じて戦いを決意する。孫権は武将たちの前で机を斬り裂き「今後に降伏を勧めた者は、この机と同じようにする」と言い放ったという。UR周瑜と同じく全兵士の攻撃力を強化できるため、部隊の主力として運用できる。▲孫堅の時代から呉に使える武人。赤壁の戦いでは“苦肉の策”を用いて、曹操軍に偽の投降を演じ、内部から火計を成功させた。槍防御が特に高く、拠点防衛に付かせればスキルと相まって高い防御能力を発揮。

●ホウ統(3.5/槍兵)

『ブラウザ三国志』
▲ホウ統は、諸葛亮に並ぶと称された名軍師。船と船を鎖でつなぎ、火計の効果を高める“連環の計”を周瑜に献策して、赤壁の戦いを勝利に導く。スキルの“連環の計”は知力に応じて効果が強化されるので、知力の高い武将たちでデッキを組ませよう。

【注目のエピソード】赤壁の戦いが起こった原因は2人の美女!?

 勝利の立役者である周瑜だが、元は降伏派で曹操と争う気はなかった。しかし、諸葛亮から「曹操が二喬(周瑜の妻・小喬と、孫策の妻・大喬)を欲しがっている」と聞かされたことで大激怒し、開戦に踏み切ったという。周瑜が愛妻家だったことがわかるエピソードだ。

●大喬(1.0/剣兵)●小喬(1.0/剣兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲大喬は孫策の妻で、美人姉妹で有名な“二喬”の1人。本人のコストに関係なく、部隊を強化できるサポートタイプの武将だ。▲大喬の妹で周瑜の妻である小喬。姉と同様、コストに関係なく武将を強化可能。兵種が限定されている分、上昇率はこちらが上回っている。

→赤壁の戦いを境に、劉備軍の躍進が始まる!!(2ページ目へ)

(C)MarvelousAQL Inc.

1 2

データ

▼『ブラウザ三国志』
■メーカー:マーベラスAQL
■対応機種:PC
■ジャンル:S・RPG(オンライン専用)
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金制)

関連サイト