2013年7月12日(金)
ブシロードのTCGイベント“ブシロードカードファイト2013(BCF2013)東京”が、7月6日と7日に開催された。
6日は“ヴァイスシュヴァルツステージ”、7日は“ヴァンガードステージ”として、それぞれのタイトルの大会やイベントが多数行われた。今回の記事では、両日のイベントの様子と、全国大会への切符を手にしたファイターへのインタビューをお届けする。
▲新規参戦作品で環境はどのように変わるのか。今後の展開にも期待が高まる。 |
6日に開催された“ヴァイスシュヴァルツステージ”では、『ヴァイスシュヴァルツ』の大会のみが開催された。
大会の種類は、前週に開催された“ChaosTCG&ヴィクトリースパーク&モンスター・コレクションTCGステージ”と同様に、事前予約が必要で全国決勝大会を目指す“ジャパングランプリ”、当日参加が可能な“白リーグ”、指定されたタイトルのみで構築する“タイトルカップ”、そして自由参加の“フリーファイト”とさまざま。さらに3人のチームで3回戦を戦う“トリオカーニバル”もあり、終日大会に参加できるようになっていた。
▲入場時にもらえるお土産袋。最新のパンフレットの他、“ラブライブ!”のクリアファイルも入っている。 |
今回の“ヴァイスシュヴァルツステージ”東京地区では、2つの広間で大会が開催されるという、非常に大規模なものとなり、開会式までの入場者数が1,500名を超える盛況ぶり。特に“ジャパングランプリ”は大会参加の希望者が多く、3ブロックに分けての開催となった。
▲ギャラリーの多さからも注目度がわかる“ジャパングランプリ”決勝トーナメント。 |
“ジャパングランプリ”決勝戦Aブロックは、両者とも『Rewrite』の《鳳 ちはや》を軸としたデッキ同士の完全ミラーファイト。一進一退の攻防の末、ドローとキャンセルの両方に恵まれたファイターが勝利を収めた。
▲同タイトルのファイトを制したのは左側のファイター。 |
――今日の対戦の感想をお願いします。
大きな大会は初めてで、いろいろ対戦してくれた皆さんのお陰だと思っています。ありがとうございました。
――ここ一番で活躍してくれたカードはなんでしたか。
《“親愛なる探求者”朱音》ですね。手札が整っていない時などに、ダイレクトアタック枠を作ってくれて、今日はこの1枚に助けられました。
――全国決勝に向けての意気込みをどうぞ!
初参加でここまで来られたので、悔いのないように頑張りたいと思います。
“ジャパンカップ”Bブロックの決勝戦は、『魔界戦記ディスガイア』デッキと『とある科学の超電磁砲』デッキの対戦。『魔界戦記ディスガイア』のデッキは後列にキャラが出せず苦戦するも、終盤に《超魔王ラハール》を起点として展開。7ダメージを1ターンで通し勝利した。
▲各カードのシナジーをうまく使いこなした『魔界戦記ディスガイア』が勝利。 |
――今日の対戦についての感想をお願いします。
2回戦で負けてしまったのですが、あきらめなかったら抽選で予選通過して、これはもう頑張るしかないなと。うれしいです。
――ここ一番で活躍してくれたカードはなんでしたか。
デッキ内のすべてのクライマックスを、トリガーでソウル+2されるものにしていました。結果的に、トリガーでプラスされたソウルに助けられました。
――全国決勝に向けての意気込みをどうぞ!
決勝大会も今回優勝できたこのデッキを信じて、しっかり調整して頑張ろうと思います!
“ジャパングランプリ”Cブロックは、『リトルバスターズ!』と『Rewrite』の決勝となった。序盤からキャラを展開した『リトルバスターズ!』が終始優位に立ち、最後は“ショットアイコン”をトリガーしそれがキャンセル。“ショットアイコン”の効果によるダメージで決着という、まさに『ヴァイスシュヴァルツ』たる試合となった。
▲非常に広いカードプールの『リトルバスターズ!』を使いこなし劇的な幕切れに。 |
――今日の対戦についての感想をお願いします。
『Rewrite』と『魔界戦記ディスガイア』が多いと思っていたのですが、それ以外のタイプのデッキにも対策をしていたので、それが功を奏したと思いました。
――ここ一番で活躍してくれたカードはなんでしたか。
《“着ぐるみ”佐々美》と《“帰国子女”クド》です。この2枚のシナジーでレベル1でも十分戦えるパワーになるので、カウンターを打ってもらえればいいなと。
――全国決勝に向けての意気込みをどうぞ!
できればこの『リトルバスターズ!』デッキでいきたいなと思っていますが、『CLANNAD』も捨てがたいなぁと。いずれにしても強いデッキにしていきたいですね。