2013年7月16日(火)
朝から行われていた、“アークスグランプリ”予選の通過者が壇上に集結。進行を務める酒井さんは、「東京に次いで参加希望者が多かったので、決勝のタイムにも期待したいです!」とコメントしていた。
まず行われたのはPS Vita部門のセミファイナル。“不遇だけどがんばる”はレンジャー2人という組み合わせ。対する“所持金が不足しています。”はハンターとレンジャーだ。“所持金が不足しています。”は最初に現れるディガーラを少し残してしまったが、その後挽回して、龍族を先に撃破する。ここで“不遇だけどがんばる”が見せる。
敵がまとまったところに、2人が同時にバレットスコールを放つ。シンクロのような動きで敵をまとめて倒していった。クローム・ドラゴン戦はあまり変わらずのタイミングでスタートしたが、ウィークバレットを活用した“不遇だけどがんばる”が、あっという間にクローム・ドラゴンを倒して、勝利した。
次に競ったのは“エターナルソール”と“Oblivion”。チーム構成は、“エターナルソール”がハンターとレンジャーで、“Oblivion”がハンター2人だ。どちらもディランダールが暴れたため、タイムロスがあったが、先にダーカーゾーンに入ったのは“Oblivion”。攻撃を受けてやられそうになる場面があり、ブリアーダを無視して、他から処理していった。
クローム・ドラゴン戦でも、被弾してヒヤッとするシーンも見られたが、攻撃を的確に当てていった、“Oblivion”が決勝に駒を進めた。
決勝は、レンジャー2人の“不遇だけどがんばる”に対して、ハンター2人という“Oblivion”の対決になった。しかし、どちらも緊張からかブリアーダを逃がしてしまい、大きなタイムロスに。あまり変わらない状態で、クローム・ドラゴンに突入したが、ウィークバレットがある分、“不遇だけどがんばる”が有利かもしれない。
しかし、チェインミスややられてしまったりと、“不遇だけどがんばる”のミスが続く。皆が固唾を飲んで見守るなか、頭にサイドウィークバレットがはられて、その後の一撃で、クローム・ドラゴンを撃破。ここで、“不遇だけどがんばる”の優勝が決まった。
PC版の1回戦は、アクシデントで1人出られなくなってしまった“ラヴフェニックス”と、メンバーの誕生日を記念して出場を決めたという“焼き鳥屋アンスール支店”の対決。1人少ないラヴフェニックスは、ファイター2人、レンジャー1人という組み合わせ。対する“焼き鳥屋アンスール支店”は、4人全員がレンジャーというピーキーなパーティだ。
ラヴフェニックスは互いに声をかけつつ華麗に敵を倒していく。1人少ないというハンデを、メンバー同士がフォローして進めていくのを確認できた。3つ目のダーカーエリアでは、ラヴフェニックスはブリアーダを無視してとりあえずエネミーのせん滅を優先。これが功を奏したのか、“焼き鳥屋アンスール支店”とほぼ同時にクローム・ドラゴン戦に突入していた。
尻尾にウィークバレットを付けたラヴフェニックスに対して、頭にウィークバレットを付ける“焼き鳥屋アンスール支店”。ここで、パーティ構成による差が出る。会場中のアークスが見守る中、先にクローム・ドラゴンを討伐したのは、なんと3人で挑戦したラヴフェニックス! これには、会場と解説席から大きな拍手があがった。
2回戦に挑むのは、どちらもファイター3人とレンジャー1人という構成の“Nostalgia”と“ZodiacSign”。クエストが始まるや敵を倒していく両チーム……だったが、圧倒的に“ZodiacSign”のせん滅力が上であった。決して“Nostalgia”が遅いわけではなく、単純に“ZodiacSign”がすべてのエリアで早かった。
クローム・ドラゴン戦では、ウィークバレットが付く前から尻尾を攻撃し始めるという徹底ぶり。結果、1分49秒24という大会最速記録を更新しての勝利となった。
決勝戦は3人での挑戦となる“ラヴフェニックス”と、最速タイムを記録した“ZodiacSign”。“ラヴフェニックス”は3人でどこまで記録を伸ばせるのか注目が集まったが、次々と撃破していく“ZodiacSign”に追いつくことができない。
逆に“ZodiacSign”は、メリッタの解説が追いつかないほどのスピードで、クローム・ドラゴンを討伐。タイムは1分47秒69であった。なお、敗れたとはいえ、ラヴフェニックスは3分でクローム・ドラゴンを撃破。集まったファンからは惜しみない拍手があがっていた。
▲PS Vitaの優勝チーム“不遇だけどがんばる”。ウィークバレットを交互に使える状況を活用して、優勝を勝ちとったとのことだ。 | ▲惜しくも準優勝だった“Oblivion”。しかし、記念に出るつもりでここまで残れたので、満足しているとのこと。 |
▲“ZodiacSign”の4人は、オフラインで会うのは初めてだという。決勝大会でどこまでやれるかわからないが、個々の地力を出して頑張りたいと力説していた。 | ▲3人で決勝まで残った“ラヴフェニックス”。3人でも、ベストを尽くせれば4人にも張り合えると考え、参加を決めたようだ。 |
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