2013年8月4日(日)
セガは、オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2(以下、PSO2)』のファンイベント“ファンタシースター感謝祭2013”アークスグランプリの決勝大会を、8月3日に東京のディファ有明にて開催した。
アークスグランプリは、『ファンタシースター』シリーズファンのための祭典“ファンタシースター感謝祭2013”内で行われてきたタイムアタックイベント。決勝には、全国5都市で行われた予選を勝ち上がってきたチームが集い、最速チームを目指して競い合った。
タイムアタックの他にも、“PSO2放送局”やコスプレコンテストが実施された。以下で、その内容についてお届けする。9月上旬に行われるアップデートの情報もあるので、アークス諸君はぜひご覧いただきたい。
ステージイベント『PSO2放送局』感謝祭SPには、酒井智史プロデューサー、木村裕也ディレクター、菅沼裕ディレクターに加えて、放送局長の桃井はるこさん、副局長の会一太郎さん、声優の榎本温子さんが登場し、新情報を公開した。
9月に実施予定の“追憶の熱砂”では、ACスクラッチ“ムーンライトバニー”と新フィールド“採掘場跡”が実装される。“ムーンライトバニー”には、月にちなんだバニースーツやうさぎの衣装、『ファンタシースターユニバース』シリーズに登場したパートナーマシナリーの衣装、リリーパスーツなどが入っている。
“採掘場跡”は、惑星リリーパにおける新しいフィールド。これまでになかったインタラクティブイベントとして、リリーパを守るものや宝探しを手伝うものが用意されるとのことだ。“採掘場跡”では、ビッグヴァーダーの上部についていたようなボスエネミー“ヴァーダーソーマ”や、巨大・狂暴化したリリーパの“バルバリリーパ”、新たなダーカーボス“ブリュー・リンガーダ”を確認できた。
また、スマートフォンで展開する『ファンタシースターオンライン2 es』のAndroid版クローズドベータテストが、8月29日16:00~21:00と、8月31日11:00~9月1日22:00に実施されることが明らかに。期間内にレベル20まで上げると、参加特典アイテムを入手できる。なお、現在のキャラクターデータではなく、7月中旬のデータが反映されているとのことだ。
先日まで特設サイトに応募された中から、20名がステージに登場。開発スタッフと声優陣の6人が審査員となり最終ノミネートを選出。その後、最優秀賞をニコニコ生放送の視聴者アンケートで決めるという流れで進められた。どの衣装、コスプレイヤーからも愛やこだわりを感じられて、審査員も頭を悩ませたという。また、本作『PSO2』だけではなく『ユニバース』や『ポータブル2』など、シリーズのコスチュームで登場する人も見られた。
最優秀賞には、『ファンタシースターポータブル2 インフィニティ』で登場したデューマンのデフォルト衣装“フロルヴィクトリア”に身を包んだ参加者が選ばれ、大きな拍手を浴びていた。
イベント会場の限定企画である“怪獣大決戦”。これまでの勝敗は、ダーカー4勝に対して龍族2勝と、ダーカーサイドが勝ち越している。ダーカーからは、大阪会場でドラゴン・エクスを下したファルス・ヒューナルが登場。対する龍族は、ノワル・ドラール&ゴロンゾラン&ソロン・ゴラールという構成。これは、登壇している3人の声優が演じているエネミーだ。
ゴロンゾランとソロン・ゴラールはバリアを張っているため、ファルス・ヒューナルはまずバリアを壊す必要がある。また、ゴロンゾランとソロン・ゴラールは、それぞれヴォル・ドラゴンとバーン・ドラールを召喚するため、最大で5体の龍族がファルス・ヒューナルに襲いかかる。さすがにこれだとファルス・ヒューナルが不利だということで、龍族のレベルは各1で、ファルス・ヒューナルは3にしているとのことだ。
前回の対決で猛威を振るった、ファルス・ヒューナルのジャンプキック。しかし、今回は標的が3つもあるためか、なかなか狙いが定まらない。一方の龍族は、召喚されたエネミーとともに、確実にファルス・ヒューナルを攻撃していく。
まずはノワル・ドラールが怒り状態に。しかし、龍族も負けられないとファルス・ヒューナルを攻撃して、ソードモードへと移行させる。ただ、これによってファルス・ヒューナルの手数が増えて、ノワル・ドラールがやられてしまう。
2対1となりファルス・ヒューナルにとっては楽になったが、やはりバリアと召喚に苦戦。最終的にバリアを破れず、スリードラゴンズがファルス・ヒューナルを退けて勝利を手にした。
会場、ニコニコ生放送の予想は、どちらも“スリードラゴンズ”の勝利となっていたため、見事に的中。木村ディレクターは、『PSO2』の全プレイヤーに“トライブースト+100%”を後日1個ずつプレゼントすることを約束した。
(C)SEGA
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