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2013年8月30日(金)

“『ジョジョ ASB』発売前夜祭ッ!”のアーカイブ配信が明らかに! 時止め返しの方法も明かされたスペシャルトークショーをレポート

文:ごえモン

 バンダイナムコゲームスから、8月29日に発売されたPS3用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』。その発売を記念して、東京・池袋のヤマダ電機LABI1池袋 モバイルドリーム館で行われたスペシャルトークショーの模様をレポートする。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 スペシャルトークショーに登場したのは、発売日の朝9:00に秋葉原で本作の号外新聞を配布していたバンダイナムコゲームスの開発プロデューサー・新野範聰氏と、サイバーコネクトツーの代表取締役社長・松山洋ディレクターのお2人。

 無事に発売日を迎えた心境について新野氏は、開発がなかなか終わらず、このまま“開発レクイエム”になるのではないかと心配していたため、発売できたことをうれしく思うとコメント。一方の松山氏は、8月28日に開催されたイベント“発売前夜祭ッ!”で、司会の方の「発売前夜祭」の言い方について、何度注意しても「祭ッ!」と言ってくれなかったという小ネタを挟みつつ、「長年の夢が叶った素晴らしい日。連載を読んでいた当時の少年・洋に今のこの姿を見せてあげたい」と真面目に語った。

■“新しさ”を追及して生まれた受注50万本という結果

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 続いて、話題は印象深かったエピソードに移る。本来であればゲームのPVが流れるはずだったのだが、なぜかPVが途中から再生されるという“キングクリムゾン状態”のハプニングがあったため、実写を使ったTV-CMの話に。

 そもそも、本作の大目標は“50万本”だったと松山氏。これは尋常ではない数字で、普通に作っていたのでは実現できないことだという。そこで、TVアニメのパワーや新しく入ってきたファンのために、新しいことをやりたいと考えた。そうして生まれたのが、化粧品のCMかのように始まる実写のCMだった。原画展やグッチとのコラボがあったように、近年、時代が原作者の荒木飛呂彦氏に追い付いてきたと松山氏は語る。荒木氏のオシャレなファッション性を生かすために、キャラ推しが多いバンダイナムコゲームスのCMとは少し毛色が違う、珍しい映像になっている。その代わり、製作費はかなりかかっているそうだ。

■ディアボロのイメージは目黒駅?

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 続いては交通広告の話題に。『ジョジョ ASB』と言えば、山手線のラッピング電車や山手線全駅の巨大ポスターで話題を集めたことが記憶に新しい。その巨大ポスターの配置方法について松山氏は、山手線は円になっており、東京駅を始まりと終わりとして、第1部の主人公・ジョナサンと最新の主人公・東方定助をその始まりの場所に設置することを決定したという。

 その他、配置場所を決める会議では、「代々木は康一くんっぽい」「いや、ナランチャだろう」などといった激論が飛び交っていたようだ。ちなみに新野氏が一番気に入っている配置は目黒駅のディアボロで、その理由は「ビジュアル系みたいな印象があるから」とのこと。これには会場から笑いが起こったが、松山氏は納得がいかないようで、自分なら北口と南口があり、両方の出口に似たようなロータリーがあるなど、二面性のある駅にすると話した。しかし、具体的な駅名が出てこなかったため、会場は新野氏の意見を支持する流れとなっていた。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
▲本日の朝刊に掲載された『ジョジョ ASB』の広告も紹介。カラーの豪華な紙面となっている。

→発売前夜祭やDIO無料カスタムテーマの配信日は?(2ページ目)

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