2013年9月27日（金）

【レビュー＆攻略】『ドラグーンエンパイア』飛空艇を使用したギルドバトルが楽しめるソーシャルゲーム（電撃おすすめアプリ第91回）

　個性的なアプリを数多く配信するリイカが放つ次なるタイトル、iOS/Android用アプリ『ドラグーンエンパイア』のレビューをお届け！

　今度はどんなエキセントリックなアプリがやってくるのかと思いきや、いざプレイしてみると王道ファンタジーでびっくり！　ラノベテイストのシナリオと、萌え度の高いイラストが魅力のカードバトルRPG『ドラグーンエンパイア』が、iOSに続いてAndroidでもサービスを開始しました。リイカと聞くとトラウマ級の某タイトルを思い浮かべてしまうライターMが、本作のレビューをお届けします。

■飛空艇が冒険のカギとなる本作独自の世界観

　物語の舞台となるのは、突如大地が失われてしまった空だけの世界。プレイヤーはナルテア王国の竜騎士団隊長として、祖国が消えた謎を解く旅へと誘われます。個性的な旅の仲間はおてんば姫のセリンと、彼女の身の回りの世話をするメイドのイソ、苦労人の大臣グルタの3名。彼らを待ち受ける数奇な運命とは!?


▲見知らぬ相手に旅芸人認定されてしまうお姫様。彼女を支える2人の苦労が伺える!?


セリン姫		イソ

グルタ

■オーソドックスな王道ファンタジーRPG

　メインとなるシステムは、画面をタップしてクエストを進め、冒険やガチャで手に入れたカードでより強力なデッキを目指すというシンプルなスタイルです。シナリオはライトノベルのような笑いあり、笑いあり、笑いあり（笑いしかないのかと聞かれると、シリアスな場面にはほとんど遭遇していなかったり……）の軽快なテンポで進み、思わずツッコミを入れたくなる展開もしばしば。クエスト達成率が100％になるとボスが出現して、ボス撃破で次のステージへと進んでいきます。

　ポイントとなるのはカードの組み合わせで、本作では乗り物である竜と、乗り手となる騎士を組み合わせることで1つのユニットとなります。この組み合わせには相性があって、属性やレアリティ、固有能力などを基準として互いに馬が合う（この場合竜が合う？）とシンクロ率がアップ。なお、1つのデッキには最大20枚、10ユニットまで配置可能です。


▲最初はしょんぼりなデッキも、気合いを入れればいつかは……。余談ですが、シンクロ率しょんぼりなデッキが筆者のもの。比較対象として拝借したデッキの写真を見てみると、なんとも切ない気分になります。