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2013年9月30日(月)

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』全キャラレビュー:川尻浩作編――川尻浩作は2つの空気弾で平穏に闘う

文:えまぬえる

 バンダイナムコゲームスから発売されたPS3用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』の全キャラレビュー企画。今回の記事では、第4部の川尻浩作をさわった感想をお伝えする。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

担当:えまぬえる
好きな部:第4部“ダイヤモンドは砕けない”
好きなキャラ:虹村億泰

■川尻浩作の時に使用した爆弾のみが登場! このこだわりこそが原作再現

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 杜王町の殺人鬼・吉良吉影のもう1つの姿。それが川尻浩作! 初回封入特典のDLCとして参戦中の吉良吉影と同様、バトルスタイルはスタンドのキラークイーンですが、川尻浩作はシアーハートアタックを使用せず、その代わり“猫草(ストレイ・キャット)”を利用した空気弾や、第3の爆弾“バイツァ・ダスト”を使用して戦います。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 猫草の空気弾を爆弾に変えた技は“着弾点火弾”や“接触弾”として登場。原作同様に、追加入力で“点火”する必要があります。もちろん“軌道変更”も可能です! さらに、これらの空気弾は近すぎると自分自身にもダメージが発生するという要素も再現されています。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 他にも、相手を爆弾に変える“第一の爆弾”や、地面に爆弾によるトラップを作る“「小石」を爆弾に変えた!!”などのコマンド技も存在。これらの爆弾系の技はすべてガード不能ですが、原作通り“爆弾は一発ずつしか作動できない”ため、2つ以上爆弾を作った場合、以前に出した技の爆破効果がなくなってしまうのです。なお、これらの技も“点火”させることが可能です。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 ハートヒートアタック(以下、HHA)は“『猫草(ストレイ・キャット)』ッ!防御してくれている!”。自分の周りに猫草の空気弾のクッションを展開します。そこに攻撃した相手はバランスを崩して転倒。そのスキを相手の距離を指を使って目視し、じっくりと狙って接触弾で爆破する技です。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 グレートヒートアタックは“バイツァ・ダスト”! 本物の川尻浩作の息子・川尻早人にキラークイーンを取り付かせて、相手に向かって走らせます。早人に触れた相手は“第三の爆弾”による爆破で大ダメージ! さらに、時間を爆破することでタイムを10カウント巻き戻して、受けたダメージも少量回復するのです!

■自分の領域を侵略されることなく平穏な戦いも可能なキャラクター!

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 ガード不能な遠隔攻撃が多い川尻浩作。“着弾点火弾”は“点火”するまで完全に無防備になるという独特の使用感があり、少々慣れが必要です。そこに“接触弾”を織り交ぜて使用すれば、相手に近寄らせない戦い方ができます。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 あえて“着弾点火弾”でスキを見せておき、相手が攻撃してきたところをHHAの当身技で反撃……といった戦法も可能! 相手を爆散させるイケない快楽に目覚めないように注意してください。

ディアボロのレポートはこちら!

(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
(C)2013 NBGI

データ

▼『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:FTG
■発売日:2013年8月29日
■価格:7,980円(税込)

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