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2013年10月22日(火)

【週間洋ゲー通信】『ディアブロIII』の拡張パック『リーパー・オブ・ソウルズ』がPS4で発売決定!(10月8日~10月21日)

文:イトヤン

 この“週間洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 先週は諸般の事情でお休みしたので、今回は10月8日から10月21日までの2週間で明らかになった新情報の中から、8個のニュースをご紹介。この期間には、年末から2014年にかけて登場する次世代ゲーム機対応タイトルの話題が多く到着しているが、現行のゲーム機やPCからも、まだまだ目が離せない!

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)


■大邸宅から財宝を盗み出せ! 盗賊ギャレットの華麗な手業がわかる『シーフ』のプレイ動画が初公開!!

 “マスターシーフ”の称号を持つ大盗賊・ギャレットが活躍するステルスアクションゲーム『シーフ』(スクウェア・エニックスから発売予定)。本作の具体的なゲームプレイの様子を紹介する動画が、このほど初公開された。

 この動画映像では、主人公のギャレットが大邸宅に侵入し、財宝を盗み出して逃走するまでの一連の流れが紹介されている。衛兵から財布をスリ取ったり、ロックピックツールで宝箱のカギを開けたりといった、盗賊ならではの行動が確認できる。また映像の後半では、炎上して崩れ落ちる邸宅から脱出するというスリリングな場面も登場しており、ダイナミックなゲーム展開が楽しめそうだ。

 他にも、時計塔の内部にあるギャレットの隠れ家や、友人のバッソから情報を得る様子など、本作の世界観を確認できるシーンも見ることができる。本作はPS3/PS4/Xbox 360/Xbox One/PC用ソフトとして、日本でも2014年に発売予定だ。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:アイドスモントリオール公式ブログ


■『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』のDLCが海外で発表! エドワードの部下が主役となる新作ストーリー

 18世紀の初頭のカリブ海を舞台に、海賊かつアサシンのエドワード・ケンウェイが活躍する『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』。このゲームに新たなコンテンツを追加するDLCが、海外で発表された。

 このDLCの目玉となるのは、9つのシングルプレイ・ミッションで構成される新作ストーリー“フリーダム・クライ”だ。この一連のストーリーでは、奴隷の身から自由を求めて逃亡し、ジャックドー号に乗り込んでエドワードの部下となった黒人青年・アドウェールが主人公となるという。これ以外にも、シングルプレイミッションや新武器、マルチプレイ用キャラクターなどがDLCとして配信される予定とのことだ。

『週間洋ゲー通信』

 さらに、これらのDLCをまとめて購入できるシーズンパスも発表された。19.99ドル(約2,000円)で発売されるシーズンパスは、対象となるDLCを個別に購入するよりも約20%安くなるほか、海賊船ジャックドー号の外観をカスタマイズできるシーズンパス限定パックも入手できる。『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』は日本でもPS3/Xbox 360/Wii U版が11月28日に発売される。またPS4/Xbox One/PC版も登場予定だが、国内でのDLCの配信予定は現在のところ未定だ。

(参考サイト:『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』アメリカ公式サイト


■iPhoneで悪漢どもを撃退! 『バットマン:アーカム・ビギンズ』と連動する基本無料のiOSゲームが配信!!

 若き日のバットマンの活躍を描く、オープンワールド・アクションの人気シリーズ第3弾『バットマン:アーカム・ビギンズ』。本作は、PS3/Xbox 360/Wii U用ソフトとして日本でも12月5日に発売予定だが、これらのコンシューマ版と連動するiOS版のゲームが、早くも配信開始されている。

 iOS版『バットマン:アーカム・ビギンズ』はコンシューマ版とは異なり、バットマンがデスストロークやブラックマスクといったヴィラン(悪漢)たちと、1対1で対決する格闘アクションとなっている。画面をタップすることでパンチやキックを繰り出せる他、バットラングなどのアイテムを駆使した特殊攻撃も可能だ。

『週間洋ゲー通信』

 また、アップグレードによってバットマンの多彩なコスチュームを入手したり、iOS版のプレイを通じてコンシューマ版の限定コンテンツをアンロックしたりといった要素もあるようだ。

 本作は日本のiTunes App Storeでも、日本語版がダウンロード可だ。基本プレイ無料なので、iPhoneやiPadのユーザーはぜひチャレンジしてみてほしい。

(参考サイト:iTunes App Store『バットマン:アーカム・ビギンズ』

(参考サイト:『バットマン:アーカム・ビギンズ』モバイル版トレーラー(※リンク先はYouTube))


■『ディアブロ III』の拡張パック『リーパー・オブ・ソウルズ』がPS4でリリース決定!! 詳細は11月8~9日のイベントで明らかに

 『ワールド・オブ・ウォークラフト』などの開発元として知られるブリザード・エンターテインメントは、11月8~9日にアメリカ・カリフォルニア州で、同社主催のゲームイベント“Blizz Con(ブリッツ・コン)”を開催する。この会場にて、『ディアブロ III』の拡張パック『リーパー・オブ・ソウルズ』のPS4版が出展されることが明らかになった。

 『リーパー・オブ・ソウルズ』は、PCで大ヒットを記録したハック&スラッシュRPG『ディアブロ III』に新たなコンテンツを追加する拡張パックだ。この8月にはPCでの発売が発表されていたが、本作ではメインストーリーの続きとなる“第5章”が描かれる他、プレイヤーキャラのレベル上限が70に引き上げられ、“クルセイダー”と呼ばれる新キャラクタークラス、新モンスターや新ロケーションなどが追加されるという。

 一方、『ディアブロ III』のコンシューマ版は、海外ではすでにPS3/Xbox 360版が発売済みで、日本でもPS3版が2014年1月30日に発売される。だがPS4版に関しては、発売時期や内容などの詳細は不明となっていた。今回の発表を受けて、PS4版『ディアブロIII』は拡張パックも含んだ完全版となるのか、それともPC版と同様に個別に発売される形となるのか、大いに気になるところだ。“Blizz Con”でのさらに詳細な発表に注目したい。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:Battle.net


■『ボーダーランズ2』の戦いはまだまだ続く! 連作DLC“ヘッドハンター”の第1弾が10月22日より配信

 惑星パンドラを舞台にして、4人のヴォルトハンターが戦いを繰り広げるハック&スラッシュFPS『ボーダーランズ2』。発売後も定期的にDLCが配信されてきたことで知られる本作だが、日本での発売から1年を経た10月22日より、連作DLC“ヘッドハンター”の第1弾となる“TKバハズ・ブラッディ・ハーベスト”の配信がスタートする。

 “ヘッドハンター”の各DLCでは、ゲームに新たなエリアが追加され、エリア内に存在するボスを倒してその“頭”を手に入れることが目的となる。今回配信される第1弾では、シリーズ1作目でおなじみの老人“TKバハ”がゾンビとなって登場。この老ゾンビに導かれて、巨大なカボチャの王と対決するという、ハロウィンにちなんだミッションが用意されているとのことだ。

『週間洋ゲー通信』

 『ボーダーランズ2』では今後も、“ヘッドハンター”シリーズをはじめとするDLCのリリースが継続される予定だという。レア武器の収集など、やり込み要素の強い作品だけに、こうした息の長いサポートはうれしいところだ。

(参考サイト:ギアボックス・ソフトウェア公式サイト


■美形キャラから獣人まで自由自在! 『ザ エルダースクロールズ オンライン』のキャラメイキング動画が大公開!!

 日本でも人気の高いファンタジーRPG『ザ エルダースクロールズ』シリーズ。その世界観を使ってMMORPGを構築する一大プロジェクト『ザ エルダースクロールズ オンライン』。このタイトルにおけるキャラクターメイキングの様子を紹介する動画が、このほど公開された。

 『ザ エルダースクロールズ』シリーズでは、タムリエルと呼ばれる大陸で生きるさまざまな種族を、その顔つきから体型まで自由に設定して、自分だけのキャラクターを作り出せるの。そして『エルダースクロールズ・オンライン』でも、人間やエルフはもちろん、ネコ型獣人のカジートや、トカゲ型獣人のアルゴニアンなど、シリーズでおなじみの種族の外見を自由に選択することが可能だ。人間の髪型を選ぶのと同じような感覚で、アルゴニアンの頭についたヒレの形を選べるなど、かなり細かいところまで設定できるようだ。

『週間洋ゲー通信』
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 海外ではすでにベータテストが開始されている『ザ エルダースクロールズ オンライン』は、PC/Macで発売される他、PS4/Xbox Oneでもリリースされる予定になっている。日本でも人気の高い作品だけに、国内での展開が気になるところだ。

(参考サイト:ベセスダ・ソフトウェア アメリカ公式ブログ


■ゾンビが徘徊する孤島でサバイバル! RTS風味のゾンビ・アクション『ハウ・トゥ・サヴァイヴ』が10月23日より配信

 フランスのEKOソフトウェアが開発し、『ペイデイ2』や『ノーティベア』シリーズで知られる505ゲームズが販売を担当するダウンロード配信専用ゲーム『ハウ・トゥ・サヴァイヴ』。本作が、海外では10月23日より配信される。

 本作は、絶海の孤島に漂流した主人公が、ゾンビの群れと戦いながら生き残ることを目指すサバイバルアクションだ。設定だけ聞くと、海外で多数登場しているゾンビゲームと大差ないようにも思えるが、公開されたトレーラー映像を見ると、カメラがやや後ろに引いたRTS風の画面が特徴となっている。ゲーム内容も、ただ単にゾンビと戦うだけでなく、自分の食料や飲み水を確保したり、安全な寝床を確保したりといった、サバイバルの面に力が入れられているようだ。

 武器の改造やスキルの獲得といった成長&収集要素や、オンライン協力プレイなども用意されており、長く楽しむこともできそうな作品のようだ。本作は、PS3/Xbox 360/PC向けのダウンロード配信が、海外で10月23日から開始される他、Wii Uでもリリース予定だ。

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(参考サイト:『ハウ・トゥ・サヴァイヴ』公式サイト


■CD-ROM時代の名作アドベンチャーから、抽象的な図形を駆使したアクションまで、この2週間にSteamでリリースされたタイトルをピックアップ!

 この2週間にSteamで配信開始されたゲームの中から、注目作をご紹介。まず最初の作品は、連作アドベンチャーゲーム『ウルフ・アマング・アス』だ。TVドラマ『ウォーキング・デッド』を同様の形でゲーム化して高い評価を獲得したテルテイル・ゲームズの新作で、今回は赤ずきんや白雪姫など、おとぎ話の登場人物が人間社会に隠れて暮らしているという、ユニークな内容のアメリカン・コミックが原作となっている。

『週間洋ゲー通信』

 同じアドベンチャーゲームでも、今度は1990年代前半に発売された旧作シリーズの復刻配信をご紹介しよう。『7th ゲスト』と『11th アワー』の2作品は、実写映像を使用したパズル・アドベンチャーだ。CD-ROMの黎明期で、当時としては大容量を駆使したことがウリになっていた作品が、今ではオンラインのダウンロードで購入できるところに、時代の移り変わりを実感させられる。

『週間洋ゲー通信』 『週間洋ゲー通信』

 最後に紹介する『140』は、モノクロ画面が特徴的な横スクロールアクションゲーム『LIMBO(リンボ)』の開発者による新作だ。本作もやはり横スクロールアクションながら、丸、三角、四角などの図形を使って極端に抽象化された画面と、テクノサウンドの組み合わせによって、じつにクールな雰囲気の作品となっている。

『週間洋ゲー通信』 『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:Steam『ウルフ・アマング・アス』

(参考サイト:Steam『7th ゲスト』

(参考サイト:Steam『11th アワー』

(参考サイト:Steam『140』

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