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2013年12月27日(金)

『ガンダムブレイカー』はガンプラならではのカスタマイズアクションが楽しめるガンダムゲームの新機軸!【電撃オンラインアワード2013】

文:イトヤン

 こんにちは、ライターのイトヤンです。ファンによる投票で2013年のベストゲームを決める“電撃オンラインアワード2013”。今回、私が紹介するゲームは、バンダイナムコゲームスから6月27日にPS3で、また10月31日にはPS Vitaでも発売された創壊共闘ACT『ガンダムブレイカー』です! 

『ガンダムブレイカー』

 電撃オンラインでは、てけおんの“人はジムでどこまで戦えるのか?”連載企画をはじめとして、『ガンダムブレイカー』に関する多数の記事が、これまでに掲載されています。ですが今回は、2013年のまとめということもあり、改めて基本に立ち返って、本作の特徴とオススメのポイントについて語らせてもらいます。

■“ガンプラ”ならではのカスタマイズで、個性あふれるMSを作り出せ!

 これまで『ガンダム』シリーズをベースにしたアクションゲームは数多く登場していますが、『ガンダムブレイカー』がユニークなのは、プレイヤーが操作する機体をはじめ、登場するモビルスーツ(MS)は敵も味方もすべて“ガンプラ”だという点です。

『ガンダムブレイカー』 『ガンダムブレイカー』
▲本作は“ガンプラバトルシミュレータ”で戦うという設定になっています。同じ種類のMSがスケール違いで登場したり、いろいろなMSのパーツをを組み合わせることができたりと、アニメの世界観を再現したゲームでは味わうことのできない、自由度の高い内容になっています。

 ガンプラである以上、シャア専用ザクIIが一度にたくさん登場するのもアリだし、同じRX-78ガンダムでも、1/144スケールのHG(ハイグレード)、1/100スケールのMG(マスターグレード)と、ガンプラの種類が違えばそれぞれ大きさや性能が変わってしまうのもアリ。アニメのストーリーや世界観に縛られない、まさに“ブレイカ―”な展開が楽しめるというわけです。

 そして、ガンプラであることのメリットが十二分に発揮されているのが、プレイヤーが使用する機体の“カスタマイズ”です。本作では、ミッションに出撃して敵を倒すと、ガンプラランナーを入手することができます。このランナーを組み立てると、MSの頭や腕、胴体や脚といったパーツが完成します。これらのパーツを自由に組み合わせることで、自分だけのオリジナルの機体を作り上げることができるのです!

『ガンダムブレイカー』 『ガンダムブレイカー』
▲ミッションで敵MSを倒すと、ガンプラランナーを落とす場合があります。これを拾うことで、カスタマイズに使えるMSのパーツを集めることができます。
『ガンダムブレイカー』
▲ランナーを組み立てると、本物のガンプラそっくりのパーツが完成します。プレイヤーのビルダーレベルが上がると、★の数が多い=より高性能なパーツを作ることができます。

 カスタマイズで各部のパーツを変更すると、機体の性能が大きく変化するだけでなく、パーツ固有のオプション装備によって、新たな攻撃が可能になる場合もあります。また、ビームライフルを選ぶか、それともバズーカを選ぶかといった具合に、装備する武器によって使用可能なEXアクション(必殺技)も変わってきます。つまりカスタマイズ次第で、アクションのプレイスタイル自体が大きく変化していきます。

 このようにカスタマイズの自由度が高いため、いったんパーツを手に入れると、それを今ある機体に組み込むことで、性能や攻撃スタイルがどのように変化するのか、すぐに試したくなってしまいます。そこでミッションへ出撃して、実戦でいろんなアクションを繰り出していると、そこでまた新しいパーツが手に入って……といった具合に、カスタマイズとミッションのサイクルを、ついつい延々と繰り返してしまうのです。

『ガンダムブレイカー』
▲周囲の敵をまとめてなぎ倒すEXアクション“トルネードアックス”は、アックス系の近接武器を装備した時のみ使用できます。
『ガンダムブレイカー』 『ガンダムブレイカー』
▲ガンダムXのバックパックを取り付けると、超強力なサテライト・キャノンを発射できるようになります。このようにカスタマイズのパーツ選択は、攻撃スタイルに大きな影響を与えるのです。

 カスタマイズで変化するのは、機体の性能だけではありません。組み合わせたパーツに応じて、当然ながら機体の外見も変化します。とはいえ、別々のMSのパーツを組み合わせているわけですから、見た目はどうしてもバラバラになってしまいます。そこで威力を発揮するのが、“ガンプラペイント”です。パーツを塗装して全体のカラーリングを整えたり、“エアブラシ”や“汚し処理”といった表面処理を加えたりすると、パーツごとの違和感がなくなって、グッとカッコよくなるのです。

『ガンダムブレイカー』 『ガンダムブレイカー』
▲カスタマイズでいろいろなMSのパーツを組み合わせると、見た目は当然ながらバラバラになってしまいます。ところがペイントで組み上がった機体を塗装すると、全体に一体感が生まれてリアルな雰囲気に!

 カスタマイズとペイントを駆使することで、あたかも実際にガンプラを組み立てているかのように、“自分だけのMS”を作り上げていく楽しさを味わえるのが、本作の最大の魅力だと言えるでしょう。脳内で思い描いたオレ設定に基づいて、強さとカッコよさを兼ね備えたクールなMSを目指すこともできますし、HGとMGというスケールの異なるパーツを組み合わせて、インパクト重視の奇抜なMSを作ることもできます。完成したMSの設計図は、ガンダムゲーム公式ポータルサイト“GUNDAM PERFECT GAMES”にアップロードして、大勢の人に披露することができるというのも、嬉しいですよね! 

→10月31日から新たな機体も加わってより楽しく!(2ページ目へ)

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・テレビ東京

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データ

▼『ガンダムブレイカー』(ダウンロード版)
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:ACT
■配信日:2013年6月27日
■価格:7,980円(税込)
▼『ガンダムブレイカー』(ダウンロード版)
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:ACT
■配信日:2013年10月31日
■価格:6,280円(税込)
※2014年1月9日以降 6,980円(税込)

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