2014年1月10日(金)
どうも生粋のメガテニスト、デルチです。ファンによる投票で2013年のベストゲームを決める“電撃オンラインアワード2013”。今回、私が紹介するゲームは、『真・女神転生』シリーズのナンバリングタイトル最新作『真・女神転生IV』です!
昨今は『ペルソナ』シリーズにハマっていたり、昨年3DSで発売された『デビルサマナー ソウルハッカーズ』を久々にプレイして、「『ソウルハッカーズ』は時代の先を読んでいたなぁ」と感心してみたり、『デビルサマナー』を遊んだら『葛葉ライドウ』シリーズもやりたくなっちゃうなーと思ったり、さまざまなシリーズ作品を思い起こす機会がありました。しかし、そんな派生作品の原点となったのは、いわずもがな『真・女神転生』シリーズなわけです! そして昨年は、そんな『真・女神転生』シリーズのナンバリングタイトルの最新作である『真IV』が発売されたということで、2013年の振り返り企画としては語らないわけにはいかないでしょう!
▲RPG好きならどれかの作品に1度は触れたことがあるであろう名作シリーズ。3DSを持っているなら、ぜひとも遊んでほしい1本なんです! |
『真・女神転生』といえば、高校生のころに初代をプレイしてハマりまくって、それから全シリーズをプレイ。ゲームライターになってからも、PS版の『真・女神転生if...』を1日でクリアするとかいうムチャな仕事をやったり、『真・女神転生III -NOCTURNE』でティターニアにゾッコンラブになったり、青春時代は『真・女神転生』と酒と女に捧げたと言っても過言ではない人生でした。
そんな『真・女神転生』シリーズの魅力としてまず挙げられるのが、やっぱり世界観でしょう。東京という実在の都市を舞台にしたことで、現実世界とのリンクを感じられ、それが臨場感にもつながる“リアル”な世界観が多くのユーザーの共感を得たはずです。
でも本作の舞台は、架空の世界“東のミカド国”で、最初は「え?」って思いますけどご安心を。のちのちちゃんと東京が出てきます。この東京は、自分たちが知る東京なのか? 過去作品とどうつながっているのか? それはぜひプレイして確かめてもらいたいところです。
▲冒頭の舞台となる東のミカド国は、上流階級のラグジュアリーズと下層階級のカジュアリティーズで形成された中世ヨーロッパのような世界観。いわゆるファンタジーな世界観で、プレイ開始当初は『真・女神転生』も変わったんだなと思ったものです。 |
▲もう1つの舞台・東京は、現代と同じ地名が出てくるものの、悪魔が街を闊歩する荒廃した世界。2つの世界の関係の関わりと、階級社会が物語の根幹に大きく関わってくるダークで大人なストーリーが楽しめます。 |
ゲーム内で初めて東京にたどりついた時の感動は、コアなファンほど深かったはず! やっぱり『真・女神転生』は東京じゃないと! というファンの心理を汲んだ見事な演出でした。もちろん、『真・女神転生』ならではのダークな雰囲気とブラックジョークも健在。ゲームを進めれば進めるほど「今、『真・女神転生』やってる!」とテンションが上がってくる仕掛けもさすがといったところでした。中には、世界観が変わってしまって心配しているファンもいるみたいですが、大丈夫、これはまぎれもなく『真・女神転生』です!
▲ちなみにこんなキャラも出てきたりして、シリーズファンとしてはワクワクしながらプレイできました。デモニカ! |
(C)Index Corporation 1992,2012 Produces by ATLUS
データ