2014年8月29日(金)
セガが、8月16日に東京都にある有明コロシアムにて開催した『ファンタシースターオンライン2』のファン感謝祭“ファンタシースター感謝祭2014”アークスグランプリ決勝大会。その会場の様子を掲載する。
会場では、ファン感謝イベント内で行われてきた、タイムアタックイベント“アークスグランプリ”の決勝大会が開催された。『PSO2』シリーズプロデューサー・酒井智史さん、『PSO2』シリーズディレクター・木村裕也さん、ディレクター・菅沼裕さんに加えて、『PSO2放送局』から放送局長の桃井はるこさん、副局長の会一太郎さん、声優の榎本温子さん、“PSO2アークス候補生!”である高野麻里佳さん、小原莉子さん、高木友梨香さんが登場し、ファンと一緒にイベントを盛り上げた。決勝大会以外にも、“PSO2放送局感謝祭SP”や特別ゲストが登場した“ハーフタイムショー”などのコーナーも存在。エピソード3の続報もあったため、多くのアークスが楽しんでいた。
この記事では、会場の写真やコスプレイヤーの写真をメインに掲載していく。会場で発表された情報や“アークスグランプリ”については先日の記事を参照してほしい。
▲有明コロシアムがアークスで埋まる。戦いの行方やステージイベントを、それぞれが楽しんでいたようだ。 |
▲ゲストが登場する際には、煙を使った演出が! アークス候補生の3人はそろってポーズを決めていた。 |
▲会場には、来場者特典としてアイテムコードが配布された『よつばと!』のダンボーが登場。 |
▲フロアのリリーパ族が手を振る度に、スタジアムからは歓声が! |
▲3人(2人と1匹?)並んでカメラ目線。……とそこに奥からダンボーが姿を見せる。 |
▲デューマン女性が、アークスの方を向くように優しく先導……しているとなぜかラッピーが動き出す。 |
▲かぶってますよ!? あの……ラッピーさん!? かぶっています。っていうか、近い! 近いです。ラッピーさん! |
▲そんなラッピーをよそに、ダンボーはマイペースに歩くのであった。 |
▲公式レイヤーとマスコットキャラが並んで撮影。ただし、ラッピーの姿はそこにはなかった……。 | ▲キャストを見つめるダンボー。何か、惹かれあうものがあるのだろうか!? |
▲会場にはさまざまな設定資料も掲出され、多くのアークスが足を止めて見ていた。 |
▲セガの小林秀聡さんと光吉猛修さんが登場し、アークス候補生と一緒にライブを展開。TheSketchbookにてアーティストとして活動する小原さんはギターを披露した。 |
▲クーナの曲『Our Fighting』に続いて流れたのは、『PSO2』とのコラボが行われた『バーニングレンジャー』のOP『Burning Hearts ~炎のANGEL~』。ステージの下で見ていた開発メンバー&ゲスト陣もケミカルライトを振り、会場と一体となり、ライブを盛り上げていた。 |
▲さらに、9月に配信されるクーナの新曲『終わりなき物語』のライブ映像が先行で公開された。曲の中に合いの手が入るという、これまでにない曲になっていた。 |
各会場以上に、作り込まれたコスプレイヤーが登壇した“第2回コスプレコンテスト”。審査員の選考もかなり難航したようで、予定以上に長引いていた。審査員9人が頭を悩ませて選んだ特別賞9人から、ニコニコ生放送のアンケートによって、全身を装甲で固めてキャストになりきっていたロゼさんがグランプリに選ばれた。
以下では、参加していた人の中から一部を掲載する。
イベント終了後、酒井さんと木村さんに簡単なインタビューを実施したので、以下に掲載する。
――イベントを終えられて、率直な感想をお願いします。
木村:昨日から楽しみで仕方なかったんですが、非常に楽しかったです。想像以上に1つ1つが楽しくて、当然アークスグランプリも楽しかったですし、コスプレコンテストもビックリするくらいのクオリティでした。発表した内容でユーザーさんが喜んでいる姿を見れたのも非常にうれしくて、最高の1日でした。
酒井:感謝祭は僕がやりたいということを全部かなえてもらいました。思い残すことはないです!
木村:最期のコメントみたいですよ(笑)。
酒井:本当に楽しい1日で、ユーザーの方にもそれが伝わっていればうれしいです。ただ、その楽しさは『PSO2』を遊ばれているユーザーさんが作ってくださるものだと思っています。そういう意味で、いいユーザーさんに恵まれていると思う1日でした。
――各地方で印象的だった場所はどこでしょうか?
木村:予選会場の最後だった名古屋大会です。感謝祭はやっていくに従って、新情報が減っていきますし、後半の都市は参加人数が減ると思っていたんですが、決勝を除く地方大会の中で名古屋が昨対比で一番多かった。感謝祭を盛り上げることができたからこそ、たくさんの方に来ていただけましたし、アークスグランプリの内容もよかった。やってきたことがうまくいったのを実感できたので、名古屋が思い出深いです。
酒井:僕は……どこかな。去年も札幌はいろいろあったんですが、今年も何かが憑いているかのごとくいろいろあり、反省しています。去年はメガネを壊して、今年は電車を降り間違えてはぐれました。さらに放送中に放送が止まり、スライドに入れ違いがあり……本当に重なりましたね。ただ、北海道は食事の面では一番充実していました(笑)。
――改めて、決勝をご覧になられた感想をお聞かせください。
木村:PS Vita部門は当日組が決勝まで上がれたのが印象的です。当日参加組はなかなかあがりにくいと思っていたのですが、あそこまで進めたのを見て、当日の最終予選をやった意味があったと思いましたね。優勝した“ぶた”チームは名古屋からの参戦で、キャラクター性とプレイスキルから注目していました。見事優勝したのですが、最初からオーラはありましたね。
PC版はハイレベルな戦いで、1試合1試合が見ごたえがありました。優勝した“Chaser”チームは予選から注目したチームで、今回は実力通り優勝したのは感慨深かったです。
酒井:思った以上に決勝戦で差が出ました。ちょっとしたボタンの掛け違いであそこまで差が出るところに、ゲームの奥深さを感じました。個人的なことですが、ずっと大会参加してくれている男性の方がいまして……優勝した“Chaser”の彼は、前から来てくれていて、毎回無冠の帝王だったんです。彼が優勝したのはうれしくて、それを考えていたら最後のセリフが全部飛びました(笑)。
木村:本人的には「言ってくれるな」なんですが、僕と酒井と菅沼は心の中で応援していたところもありました。
――今年やりたかったけど、できなかったことはありますか?
酒井:今年は、開催の2週間前にやりたいことを伝えて、やってもらったくらいに、願いをかなえてもらいました。
木村:例えば今日のライブも、本当に2週間ほど前に発案して、見事に実施してもらったことです。
酒井:今はないんですが、またすぐに思いつくのではないかと思っています。ユーザーの方にもっと満足していただいたり、交流の場を用意したりできると思っています。遊ばれているユーザーさんで感謝祭に来られるのは一握り。それ以外の方にも、来たら楽しいことを知っていただきたい。ユーザーさんの交流の場にしたいと思っているので、もっと充実させたいと思います。
……思い出しました。ユーザーさん同士に交流してほしいとシップ交流スペースを用意しているのですが、去年以上にうまく使えなかったことが反省です。シップ対抗の何かをやりたかったんですが、そこまで企画を詰められませんでした。
木村:来ていただいた方が全員で競える何かをしたいとは思っていたんですが、残念ながら達成できませんでした。アークス訓練所はありますが、会場全体を使って何かできればいいんですよね。
酒井:ステージやグランプリが始まると、どうしてもそれに注目することになり、自由に動けるのが午前中で終わってしまう。そこはまだ改善できると思っています。
――ファンの方にメッセージをお願いします。
木村:2カ月に渡ったファン感謝祭も終わりを迎えました。終わりと同時に、エピソード3が来るという綺麗な形になっています。エピソード3もエピソード2を上回る楽しい内容になっています。皆さんが盛り上がっているテンションがさらに上がると考えているので、ぜひご期待ください。そして、感謝祭に足を運んでいただいた方、本当にありがとうございました。途中、DDoS攻撃によりサービスを停止していた期間もありましたが、温かい言葉をかけていただきました。それらのコメントはすべて開発に伝えています。それを糧に、運営と開発を頑張っていくと思うので、よろしくお願い致します。
酒井:……(要素を)全部言った。
木村:いやいや、まだいっぱい残していますよ(笑)。
酒井:感謝祭をずっとやってきて、今回については思い残すことがほぼないくらいに出しきりました。自分たちも楽しみ、ユーザーの方にも楽しんでいただけたのは本当にうれしいことだと思っています。エピソード3が始まりますが、それはあくまで始まりで、新しいアップデートが続いていくことで、より楽しい『PSO2』に作ることを目標でやっています。さらに来週の『PSO』15周年に向けて、我々もいろいろと考えています。さらなる盛り上がりを作っていこうと思っているので、よろしくお願いいたします。
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