2009年8月27日(木)
フロム・ソフトウェアは、PS3用ソフト『3Dドットゲームヒーローズ』を11月5日に発売する。価格は7,140円(税込)。
『3Dドットゲームヒーローズ』は、“2DドットグラフィックをPS3の最新技術で完全3D化”することをコンセプトに、単純で奥深いゲーム性を追求したRPG。アクションとパズルを融合したPSP用ソフト『己の信ずる道を征け』を手掛けたシリコンスタジオが開発を担当している。
▲昔なつかしいドットで描かれたゲームが……。 | ▲最新技術で立体化! ドット風に表現されたブロックで構成されているのが特徴だ。 |
▲物理演算処理やシェーダー機能など、高度な技術を用いていながら、グラフィック全体の雰囲気はノスタルジックさがただよう。水面や、光と影の処理にも高い技術を使用している。 |
▲被写界深度処理によって、プレイヤーキャラクターにピントを合わせて、遠くがぼやける演出も。ち密な美しさと、昔ながらのあたたかみが同時に表現されている。 |
本作は、高い技術力を投入して制作されているものの、世界観やストーリー、ゲーム性などは昔ながらのRPGを踏襲している。以下にその概要をお伝えしていくので、ぜひ確認してほしい。
ストーリーだけでなく、登場人物もなつかしさを覚える設定になっている。王道RPGでは定番といえるキャラクター構成だ。
▲勇者 | ▲姫 | ▲王様 | ▲闇の神官 | |||
▲ドット絵であればこのように描かれるキャラクターたちが……3Dで立体化すると下のように! |
主人公(名前は自由) | アイリス王女 | |
▲かつて王国を救った勇者の子孫だが、その事実は隠され、人里離れた村で暮らしてきた。 | ▲ドットニア王国の王女。プライドが高いが根はやさしい。王国の危機と知って単身飛び出し、行方不明となってしまう。 |
ドットニア王 | 闇の神官 | |
▲ドットニア王国を治める王様。温厚で周囲に対してもよく気が利くが、他人を信用しすぎる面もある。3D化を仕掛けた本人。 | ▲もとは王国に使える神官だったが、魔王に心を奪われ、魔王を封印しているオーブをどこかに隠してしまった。 |
▲王様から世界を救うように頼まれる主人公。“いいえ”を選ぶと永遠にループするのだろうか!? | ▲フィールドやダンジョンにある宝箱のグラフィックもドット絵風。 |
▲町の人との会話もドット風味に表示されている。画像を拡大して文字も見てみてほしい。 |
▲フィールドのあちこちには、上のようなダンジョンも存在する。ちなみに稲妻を背景とした右の画像は、かつての魔王の根城だった”闇の塔”。 |
▲フィールドには、木に顔が付いた木人(もくじん)や、高く飛び跳ねるのが特徴のクモ、ニワトリの集団などが……! ダンジョン内にも多くのモンスターが待ち受ける。 |
▲敵を倒すと、ブロックで表現されたドットが無残に飛び散る! 技術のムダ使いもここまでくると感服。 |
▲勇者の前には巨大な3Dモンスターも立ちはだかる。RPGの定番、ドラゴンももちろん登場。下段は巨大なゴーレム。 |
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