2009年9月24日(木)
本日9月24日、東京ゲームショウ2009のバンダイナムコゲームスブースにおいて、PSP用ソフト『.hack//Link』のプロジェクト発表会が行われた。
『.hack//Link』は、ネットワークゲームの世界を舞台にしたドラマやゲームシステムが人気の『.hack』シリーズ最終章となるアクションRPG。『.hack』シリーズ作品となるメディアの枠を超えた23作品が集結し、130以上のキャラクターが登場、総勢33名のキャラクターが仲間となり、ゲーム内の年代において14年の物語を追うことができる。ステージには、バンダイナムコゲームスよりマネージャーの内山大輔さん、サイバーコネクトツーの代表取締役社長・松山洋さんらが登壇して、ゲームの紹介や今後の展開について説明した。
まず明かされたのは、ゲームの発売時期が2010年2月ということ。これまでゲームにあわせてコミックや小説、アニメが展開されてきた例に漏れず、今作でもゲーム発売と前後してマルチメディア展開が行われる。今後展開されるプロジェクトとして明かされたのは、『コンプティーク』(角川書店刊)で今冬に新連載が始まることや、バンダイビジュアルがオリジナルアニメーション作品を製作中であることなど。なおバンダイビジュアルのアニメは、TVシリーズではないメディア方式がとられるという。
▲ステージには、主人公の九竜トキオを演じる声優の三瓶由布子さんも。三瓶さんは、『.hack』が有名な作品なので緊張するとともに、最終章という言葉にプレッシャーを感じたと、アフレコに臨んだ際への心境を明かしていた。ちなみに本作の台本は、松山社長が抱える右の写真ほど膨大。 |
またここで、松山社長がどうしても公表しておきたいと、内山さんへの相談なくステージで明かしてしまったのが、サイバーコネクトツーの映像チーム“sai-サイ-”による完全新作フルCGアニメーションが製作中であること。詳しい内容については明かされなかったものの、展開時期については、上記のメディア展開よりも後になるだろうと松山社長は話していた。松山社長は、これら『.hack//Link』に関連した一連のプロジェクトがおよそ1年にわたって展開することを述べた。