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2015年8月1日(土)

『なないろランガールズ』を遊んだ感想をお届け。育成SLG好きがハマる要素たっぷり!

文:金子 光晴

 皆さーん、ランラーン! 先日、Craft Egg×エイティングのiOS/Android用育成SLG『なないろランガールズ』を一足早く触ることができましたので、序盤の流れの紹介とプレイした感想をお届けしたいと思います。!

『なないろランガールズ』

まずはイントロダクションから!

 まず、物語の始まりがコミック形式で語られます。物語の舞台は今よりちょっとだけ未来。人間とアンドロイドが一緒に暮らしている時代で、アンドロイドの少女たちによるレースが国民的人気スポーツになっています。

 ある夜、主人公は道端にずらーっと捨て猫のように座っていた7人のランガール(レースに出場するアンドロイドの女の子)を拾って、彼女たちのマスターになるわけです。

 いきなり7人も養うとはなかなか甲斐性のあるマスターですが、主人公と女の子たちの目的は、ランガールとしての実力を高めていき、“センターレース”というビッグイベントで勝利すること。

 まあ、高校野球でいえば甲子園、競馬でいえば凱旋門賞みたいなものでしょうか。マスターは彼女たちの手助けをして、一緒に夢に向かって走っていくのです。

 育成は7人の中から1人を選んで行います。さあ、誰を選ぶかが問題。それぞれ能力値や選手としての特性が少しずつ違う。しかもみんなカワイイ。うーん、悩む……。

『なないろランガールズ』

 ですが、ここで選んだキャラをずっと育てるわけではなく、途中でキャラを変えることもできるので、ここはフィーリングで決めればいいでしょう。今回は電撃オンライン読者ともなじみが深い(?)橘柑奈ちゃん(CV:古木のぞみさん)を選びました。

『なないろランガールズ』

いきなり!? 初めてのレースがスタート!

 キャラを選ぶといきなりイベントが発生します。ガールたちがレースに出場できるように大会委員会に登録しに行くと、突然見知らぬ“勝気なガール”にケンカを売られます。「だったら私にレースで勝ってみなさいよ?」と挑発され、はじめてのレースに挑むことに……。

『なないろランガールズ』

 レースはガールが勝手に走ってくれるので、マスターは見ているだけ。ただ、スタート時とラストスパートで、合図に合わせてタイミングよく画面をタップし、ランガールたちのスピードをアップさせられます。この応援の効果がどれぐらいあるのかは不明ですが、実力が均衡した敵と戦う時は特にマスターの一押しが重要になってくると思われます。

『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』

 で、レースの結果……負けました。レースに勝つにはトレーニングを積まなきゃいけない! ということで、本格的な育成へと入っていきます。

『なないろランガールズ』

育成、休息、そして……レース!

 初回の育成はチュートリアルになっているので、画面の指示通りに進めていけばOK。まずはトレーニングですが、最初はパワーアップ(腕立て伏せ)だけを行うことができます(トレーニングの種類は後にゲームを進めていくと開放されて、基本5種類になります)。

『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』

 1回トレーニングを実行すると、パワーの能力値が少し上昇します。でもその代わり体調がダウン。体調が悪い状態でトレーニングをするとケガをする可能性が高まります。ケガをしても病院送りになったりはしませんが、能力値がダウンするのでできれば避けたいところ。体調が落ちてきたら、休息かスペシャルトレーニングの“マッサージチェア”で回復できます。

『なないろランガールズ』
▲マッサージを受けているところ。練習風景もそうですけど、SDキャラがカワイイんですよ!

 トレーニングを実行すると1日が経過します。土曜日になるとイベントが発生。また例の“勝気なガール”に勝負を申し込まれます。リベンジマッチはスタートダッシュも決まり、見事勝つことができました!

『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』

 この一連の流れ、すごくよくできているな~と思いました。まず最初にレースに負けさせて、トレーニングの重要性を教える。そして1週間トレーニングを積んでから、同じ相手と再戦すると今度は勝利する。こうしてトレーニングの効果をプレイヤーに実感させるという仕掛けになっているワケですね。

『なないろランガールズ』
▲レースに勝ったので、新たなレースが解放されました。

育成SLGの王道をいくシステム

 1回トレーニングを実行すると、ゲーム内の時間が1日経過。そして毎週土曜になるとレースに出走することになります。最初はルーキー向けのレースにしか出走できませんが、上の画像のように、勝利を積み重ねると上位のレースが開放され、選択肢が増えていきます。

 レースごとに距離やコース形態(カーブの多さ)が設定されているので、育てているガールに有利なレースを選んでいきましょう。例えば“ストレートの素質”というスキルを持っていたら、カーブが少ないレースに出てみる、とか。

 翌週も第1週と同じようにトレーニングを繰り返して、土曜にレースに出走。すると2週に一度、委員会から評価が届きます。中間成績の発表ですね。成績に応じて“コイン(※ゲーム内の通貨。効果の高いスペシャルトレーニングを行う時などに消費します)”がもらえます。

 こうして8週間(2カ月)が経過すると、育成はいったん終了。委員会から最終評価が下されます。次に同じガールを育てるために“リフレッシュ”を行います。育成期間が終わったガールが消耗しないよう、いったんリセットするってことのようです。

『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』

 せっかく育てたパラメータも元に戻ってしまいますが、再びゼロからのスタートというわけではありません。前回の成績に応じて少しだけ能力が引き継がれます。またスキルも好きなものを選んで引き継ぐことができます。

 言葉でぐだぐだ説明すると複雑そうですが、ゲームはトレーニングとレースが中心なので、実際に遊んでみるととてもわかりやすいです。2カ月の育成をいかに効率よく行っていくか――単純にして奥が深い、育成SLG好きのツボをビンビンに刺激するよいシステムだと思います。

 それと、育成期間が終了すると、ユーザー同士で対戦できる“VSリーグ”が開放されます。ほう、そういうのもあるのか、と思ってのぞいてみたら、ランクSとかAとかの猛者がいっぱいいたのでそっと画面を閉じました。いつかはあのレベルに達したいものです。

イベントは衣装によって変わる!?

 レースに勝利したりすることで、ガールの“親愛度”が上昇します。“親愛度”を上げることで、キャラ個別のメインストーリーが開放。そのガールの物語が少しずつ楽しめます。

『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』

 また、本作の特徴と言えるのが、“衣装とイベントがリンクしている”点。ランガールたちに着せられる衣装は、ゲームを遊んでいけば入手できたり、ガチャでゲットできたりします。

『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』

 衣装を身に着けてプレイしていると、その衣装固有のイベントが発生。他にもパラメータが上昇したり、スキルがもらえたりなどのおまけもあります。このパラメータ上昇の幅は結構デカイので、速いガールを育てるには衣装選びも重要になってきそう。レアな衣装はすごいんだろーなー。

 衣装といえば、キャラの着せ替えも手持ちのアイテムがあれば自由にできます。お気に入りの衣装を着せて愛でるという楽しみ方ももちろんアリでしょう。メイン画面ではキャラを拡大したり、ツンツンしたりすることもできます。

『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』
▲こちらはメイン画面。ツンツン。
『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』
▲こんな感じで衣装を変えられます。

 あとはゲーム内のカレンダーに応じた季節イベント的なものももちろんあります。今回は柑奈ちゃんだったので、5月2週には誕生日イベントが発生しましたよ。

キャラクターの魅力もたっぷり堪能! 柑奈カワイイよ!

 そしてやはりこの手のゲームに欠かせない要素が女の子のカワイさです。普段から本作をチェックしてくださってる方にはイメージイラストや4コマで7人のガールズはおなじみだと思いますが、ゲーム中の彼女たちも動きまくっててカワイイので必見です。

 さて、今回のプレイで使用した柑奈ちゃん。ストーリー的なネタバレはできないので、ここでは彼女の魅力を超主観的に列挙しましょう!

 ・実はケナゲな性格。
 ・実は料理が上手でいろんなものを作ってくれる。家庭的。
 ・実はおムネが大きい!(重要)

 ……重要ですよね、おムネ。揺れるし。 あっ、そうそう。忘れちゃいけないこの作品の魅力――それは豪華声優陣。現状ではほんの一部しかボイスが入っていませんが、現時点での評判がいいからか、早くもフルボイス化のプロジェクトが始動。いずれフルボイスで彼女たちのセリフが聴けるようになるでしょう。

ここまでのプレイを終えての感想は?

 柑奈ちゃん以外のガールでもプレイしてみましたが、だいたい2カ月の育成期間を1周すると、プレイ時間は1~2時間ぐらいといったところ。だから一晩頑張って1人のガールを集中して育てるだけでも、何周もできるので結構な強さにできると思います。

『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』
『なないろランガールズ』

 テンポよくサクサク進められるし、チュートリアルも親切で非常にプレイしやすいです。2ヶ月という育成期間も絶妙で、すぐ次のガールを育てたくなります。この手の育成SLGって、気が付くとついうっかり長時間遊んでいたっていうことになりがちですけど、どうやら『ないろん』もスルメのように長く楽しめるゲームになりそうな気がします。

 ちなみに、以前も掲載しましたが、古木のぞみさんが出演しているこちらの動画で、ゲームプレイの様子が確認できます。実際にランガールたちが動いているところを見てみたい人は、チェックしてみてくださいね。

動画:『なないろランガールズ』古木のぞみさん実況プレイ

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