2009年3月15日(日)
「主題歌CDの告知と制作秘話など」
ブロッコリー 歌曲ディレクション 紺野さやか
皆様、初めまして! ブロッコリーの紺野と申します!! 今回は、ゲーム内に使われている歌曲の制作担当をしております。そして、プロフィール欄に仕事内容よりも先に、「身長約150cm」と書かれてしまうようなヤツです(ブロッコリーの情報誌“フロムゲーマーズ”2/20発行号 夢想灯籠特集ページ参照)。でも、本当は151cmなんですよ!
さて、すでに発売となっている、主題歌CD『剣の舞』は聴いていただけましたでしょうか~。ちなみにタイトルは“つるぎのまい”と読みます。社内でも“けんのまい”と読まれることが多いので、念のため。『剣の舞』のメロディーは、幻想的な和楽器とデジタルサウンドの融合したアツい仕上がりに。聴けば聴くほど病みつきになる楽曲です。カップリングとして収録されている本編の挿入歌『時を越えて』は、一転してミディアムバラードで幽玄な時の流れを感じさせます。どこで使われるかはお楽しみに!
2曲とも下記のページで視聴できますので、聴いてみてください♪ 歌を担当していただいた榊原さんのコメントが入ったプロモーションムービーも公開しています!
宣伝はこのくらいにしておいて(笑)、普段語られることがあまりない制作秘話についてです。楽曲の制作は、2008年の5月頃に日本一ソフトウェア様、フォグ様含めて、みんなでどういうイメージにするかを会議で語り合ったのが始まりでした。もうずいぶん昔のことのように感じられます。「ゲームの開発側が口を出しても、決まった形のものにしかならなくなるから、作品の世界観に合うものであれば、基本お任せします! 自由にやってください」という男前なお言葉をフォグの宗清さんからいただき、「信頼されているんだ!」といううれしさと、「それに応えなければ」というよい意味でのプレッシャーを感じました。楽曲の制作は、音楽クリエイターチーム・Elements Gardenさんにお願いして、見事作品の世界観に合う“和”な曲ができ上がったわけです。そのレコーディング現場では実は……とお話したいのですが、来たる3月21日に行われる『夢想灯籠 発売記念イベント』で、たぶんその辺の話をすると思うので、取っておきましょう~。イベントの詳細はこちらをチェックです♪
うーん、じゃあ、ジャケット撮影秘話だ! ……と思ったら、実は歌っていただいている榊原ゆいさんご本人のブログや、榊原さんが所属する事務所・LOVE×TRAX様のスタッフさんのブログでも取り上げていただいたりしていて、実はネタがない……(苦笑)。榊原さん&スタッフさんは、文章が上手でおもしろいうえに、すごく現場の雰囲気を伝えているので、私が書くまでもないくらいです。
※2009年1月31日、2月1日にジャケット撮影の舞台裏が書かれています!
カツラの前髪を切る榊原さんのハサミさばきはプロ級でした。
※2009年2月7日にジャケット撮影の舞台裏のさらに裏?な内容が載っています。
ああ……本当にネタがない……(苦笑)。そして何も語らないままに、文字数を大幅にオーバーしている……(汗)。もう、このネタしか私には残っていない……。本当に皆さんにはどうでもいい話ですが、今回ジャケットで榊原さんが手に持っていたり、ポスターの背景に転がっている灯籠は、実は私が作りました!(正方形の灯籠がいくら探してもなかったため)……有給休暇を1日使ってね(遠い目)。そんな思い出を写真とともに振り返って、締めたいと思います。
<灯籠の作り方>
材料:木材、釘、和紙、のこぎり、かなづち、気合い、有給休暇
▲角材を大きい物は20×20cm、榊原さんが手に持っている物は15×15cmになるように、なんとなく感覚で作っていく。……案の定、ゆがみまくる(笑)。せっかくのばした爪をかなづちで叩き折ったりしながら、がんばりました。 |
▲無事、現場で光り輝く我が子たち |
以上、長い文章ですが最後まで読んでいただいて、ありがとうございました! ゲーム、音楽ともどもよろしくお願いします。
「関連アイテムの告知とオススメコメント」
ブロッコリー 平光良介
ブロッコリーの平光と申します。どうも皆さん、こんにちは。さて、開発者コメントということですが、ブロッコリーが担当させていただいた歌曲制作については、担当の紺野がこの前お話してしまったので、この場を借りてグッズのご紹介をしてしまおうかと思います。
どちらのアイテムも、キャラクターデザイン担当の飯沼俊規さんから描き下ろしていただきました! なんてぜいたくな仕様なんでしょう! これは非常にお買い得です。こちらの商品は、以下のサイトから購入できますのでどうぞ!
と、宣伝しないといけないことはしましたので、あとは私個人のオススメコメントを。私が最初にこの企画を見させていただいた時に、「これはイイ!」と一目ぼれしたのは、企画書の表紙に描かれていた各務のイラストでした。仕事上、数多くのイラストを目にする機会があるのですが、その中でも“何か”にひかれることっていうのは、まれなことです。きっと、これをお読みになっている方の中にも、そんな方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。その“何か”への期待を裏切らないデキとなっていますので、大丈夫です! ご安心ください!
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