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2010年3月4日(木)

戦国ファンのための一大イベント“戦国武将祭”プロデューサーにインタビュー

文:電撃オンライン

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■戦国のオールジャンルが集まった“戦国楽市楽座”

“戦国武将祭”
▲戦国楽市楽座のマップ。

――戦国武将祭の企画がスタートした時には、戦国楽市楽座の併催もすでに考えていたのですか?

 これは、ぜひ同時にやりたいと考えていました。というのも、全国津々浦々から戦国に関するものが同時に集まる場が、なかなかなかったと思うんですよ。それと、NHKエンタープライズさんにもご協力いただいているのですが、NHKさんは本当に長いこと大河ドラマで歴史を扱っていらっしゃるので、そういった王道的なコンテンツもご紹介しつつ「歴史を楽しみたかったら、ここに来るといいよ」という、戦国武将祭とは別の形のイベントになると思います。

――楽市楽座にはどんなブースが出展されるのでしょうか?

 具体的には公式サイトに出していますが、それだけではなくて、都合により会場に来られない方々から商品をお預かりして出展しているケースもあります。たとえば、童友社さんからはお城のプラモデルをお預かりしていまして。

――では、楽市楽座でしか手に入らないアイテム、あるいはここ以外では入手しづらいものなどはありますか?

 今回のイベントでの戦国武将祭オリジナルグッズを用意してあります。あと、人形老舗・吉徳さんが作られた“栴檀(せんだん)の板”(大鎧の胸部に付いた部品)ストラップの会場オリジナルカラーなど、通常の商品でも、ここだけでしか手に入らないアレンジがしてあるものもあります。

 それとちょっとおもしろいのが、ソフトバンクBBさんが出展される戦国武将をモチーフにしたiPhone用の漆(うるし)塗りカバーですね。こちらは職人さんが手作りをした完全受注生産品なので、買おうかどうか迷っても、実物が見られる機会がこういったイベントのみらしいんです。

 あと『信長の野望』シリーズでパッケージを担当してくださった、生頼(おうらい)範義さんと長野剛さんの描いた原画が展示されます。こちらはパッケージになると小さいのですが、実際にはとても大きな油絵なので、すごく迫力があると思いますよ。それとコーエー新作ゲームコーナーで、『信長の野望・天道』か『戦国無双3』を遊んでいただくと、ポストカードを差し上げることになっています。

 戦国デジタルアトラクションもおもしろいですよ。画像データベースに『戦国無双』のキャラクターを取り込んで、あなたはどれくらいこのキャラクターに似ています、というのを判定してくれます。このイベントのためだけに作った、オリジナルアトラクションになります。

――飲食コーナーでも会場限定メニューがあるそうですが。

 そうですね。長いイベントですので、皆さんに楽しんでいただけるように、飲食コーナーも用意してあります。メニューにつきましても、塩焼きそばとソース焼きそばをそれぞれ半盛りにした『関が原合戦焼きそば』とか、味噌(みそ)を使った『戦国牛丼・信長』とか、それぞれ戦国にちなんだメニューを出展メーカーさんにも用意していただいています。

――戦国楽市楽座のステージスケジュールを拝見すると、ゲームなどのエンターテインメントに限らない内容ですが、これだけ多彩なステージを用意したのはなぜでしょうか?

 “戦国武将祭”の方は「いろいろな戦国をコーエーのゲームでバインドしました」という感じでストーリーも重視しているのですが、戦国って必ずしもストーリーだけではないと思うんですね。なので、“戦国楽市楽座”のステージは、「戦国集まれ!」という感じで着ぐるみステージもあれば、千葉真一さんが出演されるトークショーもあって、戦国ということで共通はしていますが、いろいろな形で楽しめるようにと考えました。

――ちなみに楽市楽座ステージを見るのに、入場券以外に必要なものはありますか?

 特にありません。フリーで見ていただけます。ただ、観客の方が多くなりそうなステージについては、当日整理券を配布させていただく予定です。

“戦国武将祭”

――少し気が早い話なのですが、来年も開催の予定などはありますか?

 今回は戦国ですので、たとえば三国志をテーマにしたイベントもおもしろいでしょうし、戦国もお客様から「待ってたよ」と言っていただけるようであれば、またやりたいですね。

――では最後に読者へのメッセージをお願いします。

 もう開催間際ですけれども、歴史の好きな方にも、ゲーム好きの方にも楽しんでいただけると思います。楽市楽座も本当に長く楽しめる場所になっていますので、ぜひ足を運んでいただいて、長く楽しんでください。

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■“戦国武将祭”概要
【開催日時】2010年3月6日、7日 開場14:00/開演16:00
 ※公演の時間は変更になる場合がある。
 ※戦国楽市楽座は各日11:00~17:30に開催
【会場】さいたまスーパーアリーナ
【出演者】(※敬称略)
●司会
 杏、大東俊介、フットボールアワー(3/6のみ)、麒麟(3/7のみ)
●声優
 真田幸村 役:草尾毅
 織田信長 役:小杉十郎太
 上杉謙信、徳川家康 役:中田譲治
 伊達政宗、風魔小太郎 役:檜山修之(3/7のみ)
 明智光秀 役:緑川光
 豊臣秀吉、毛利元就 役:石川英郎
 本多忠勝 役:大塚明夫
 石田三成、柴田勝家 役:竹本英史
 浅井長政 役:神谷浩史
 黒田官兵衛、直江兼続 役:高塚正也
 前田利家 役:小西克幸(3/6のみ)
 加藤清正 役:杉田智和(3/6のみ)
 お市 役:前田愛
 甲斐姫 役:鈴木真仁
●音楽アーティスト
 Phoenix 2:00AM feat.Ami Suzuki、Do As Infinity、
 alan、SHANADOO、谷村奈南、GACKT
●姫武将
 佐々木希(3月7日のみ)、水野裕子(3月6日のみ)、次原かな
●ファイター
 武藤敬司、蝶野正洋 他

※出演者は予告なく変更になる場合がある。

■“戦国楽市楽座”概要
【開催日時】2010年3月6日、7日 11:00~17:30
【会場】さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ
【内容】戦国時代関連の展示・アトラクション・物販、コーエーゲームが楽しめる体験エリア、声優トークショーといったイベントステージなど。

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