2010年4月21日(水)
スクウェア・エニックスから、明日4月22日に発売されるPS3用ソフト『ニーア レプリカント』のプレイレポートを掲載する。
お、おはようございます……。サンプル版でプレイし、ようやく先ほどPS3『ニーア レプリカント』の“最後”のエンディングを見てまいりました、ライターのサガコです……。えーと……なんでしたっけ、プレイレポ? ああ、そう……プレイレポでしたっけね。なに? 何でそんなに3点リーダが多いのかって…………?
どうしようもなくいろいろと衝撃的すぎて、放心しているからに決まってるじゃないかよーー!!(極寒の荒れた日本海に叫ぶイメージで) というわけで、心に風穴を開け、(徹夜で)目が真っ赤になりつつも本作を愛してやまないサガコが、よろよろと気を取り直しつつ、新作A・RPG『ニーア レプリカント』の魅力を掘り下げてまいります。
▲こちらがパッケージ。左がPS3で発売される『ニーア レプリカント』。右がXbox 360で発売される『ニーア ゲシュタルト』となります。 |
ここからのレポートを読む前に、PCのブラウザでご覧の方はまず新しいタブを開いて、公式サイトを開きましょう。
開きましたか? 開きましたね? PCから音楽流れてきましたね? 状況が許すなら、このサイトから流れる音楽を聞きながらぜひ記事を読んでいただければとうれしいです(ちょいちょいリピートさせながら)。この作品は、音楽が演出上でとても素晴らしい役割を果たします。聴覚から心にしみて、あなたの心情をぐぅぅぅっと盛り上げてくれるはずです。
ちなみに公式サイトを開いてみると、『ニーア ゲシュタルト』と『ニーア レプリカント』という2つのタイトルが並んでいるのがわかります。本作はXbox 360で『ゲシュタルト』が、PS3で『レプリカント』が同日発売されます。両者は同じ世界観を共有していますが、『ゲシュタルト』では主人公のニーアが“父親”になっていて、『レプリカント』では主人公のニーアが“兄”となっています。以下に、2作品の特徴を比較して紹介します。
▲『ニーア レプリカント』:かわいい妹ヨナを守ろうとする兄ニーアの物語。日本での発売はPS3のみ+日本でのみ発売。音声は日本語、日本語字幕付き(表示と非表示の切替可能)。 | ▲『ニーア ゲシュタルト』:愛する娘ヨナを守ろうとする父ニーアの物語。日本での発売はXbox 360版のみ(海外ではPS3版も発売、タイトル名は『NIER』)。音声は英語、日本語字幕付き。 |
つまり“ハードが違う”、“主人公がお父さんか、お兄ちゃんか”、“セリフが英語か、日本語か”が大きな相違点。両方のハードを持っている方はお好みで、どちらかしか持ってないよという方は、それぞれのハードで遊べるほうをチョイスすればよろしいかと。
2作品のうち、片方だけ遊んでも物語や世界観は同じように楽しむことができます。なので、「2作品どうしてもやらなきゃダメ!」ってことはまったくありません。私の場合はサンプル版で『ゲシュタルト』のほうもプレイして、2作品の微妙な違いを楽しんだりもしています。まったくの同じ物語でありながら“兄”と“父”で、微妙に印象の異なるシーンもちらほら。他のキャラクターとの年齢差や、ヨナに対する愛情の持ち方の違いなど、些細(ささい)ではありますが、それらを比較しながら楽しむのもアリかと思います。
今回のプレイレポートでは、2作品を作り上げる上で基軸になったとされる兄のほうの物語、PS3『ニーア レプリカント』の内容を主軸にお伝えしたいと思います。ストーリー、キャラ、システムについてはもちろん、最後のページでは「プレイする前に知っておきたい複数エンディングに向けての心構え(ネタバレなし)」をお届けしますので、まだ買う前、プレイする前の方は、ご一読いただければ幸いです!
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