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2010年7月21日(水)

【ぶるたま】『ブレイブルー CS』のプロデューサーと出演声優陣がガチ対談!

文:電撃オンライン

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──モリさんは前回のインタビューで「アーケードとの連動を考えている」とおっしゃっていましたが、そちらについてはいかがですか?

モリ:そういえば、そんな話も出ましたね……。でも、それはまだ何とも言えない状況なんです。

杉田:僕らアーケードゲームのファンからすると、そのあたりも楽しみなんですけど。

モリ:とにかく頑張ります。

──家庭用のオリジナル要素については、どんなものがあるんでしょうか?

モリ:ダウンロードコンテンツの第1弾では(今までストーリーに登場してきた)マコト=ナナヤをプレイヤーキャラクターとして配信します。

杉田:追加キャラはファンからの希望も多そうですし、うれしいんじゃないかな。個人的には(ベテラン声優の)清川元夢さん演じるヴァルケンハインとか戦ってくれないかなと……。ちなみにゲームに収録される“特典ボイス”には、清川さんも参加されているということで、これはとても貴重です! 役の関係ではなく、音声の収録順にリレー方式で録っていくという形式だったので、皆さんにも到底予想できない内容になっているはず(笑)。

モリ:音声の面でもいろいろと仕掛けを考えているので乞うご期待ということで。あとは主題歌! 担当してくださっているKOTOKOさんがシナリオを全部読みこんだ上で歌詞を書いてくださったので、「ああ、なるほど」と納得できる内容になっていると思います。作品と完全にリンクしている内容なのでグッとくるはず。

──楽しみですね。歌といえば、近藤さんのニューアルバム『Pandora』では作品の挿入歌が収録されているとか。

近藤:そうなんです! 作詞も担当させていただいたんですが、キャラクターの心情を前面に出しながら歌わせてもらいました。フルサイズで収録されているということで、よりダイレクトに皆さんにノエルの気持ちが伝わるんじゃないかなと思います。ぜひぜひ聴いてみてください!

モリ:えーと……杉田さんも歌いますか?(笑)

杉田:いや、遠慮しておきます(笑)。やっぱり歌うのはプロの歌い手さんや得意な方におまかせすべきですよ。もしくは僕が詩を書くんで、柿原くんたちに歌わせましょう(笑)。

──本日はWeb番組『続・ぶるらじ』の収録でした。こちらの感想はいかがですか?

今井:発売日更新回ということと、中村さんがゲストに来てくださったので、いつも以上の熱気が感じられました。ゲームもプレイできて発売日放送なんだなぁと、改めて実感しました。

中村:たしかに熱いというか……。僕は以前に別の放送回を見たことがあったんですが、その時は杉田くんが暴走しているというイメージが強すぎて(笑)。

──そのフリーダムさも番組の魅力ですよね。

杉田:いや、編集作業をする方がうまくまとめてくださっているだけです。とことんユーザーライクな作品ですし、人によっては「そこまでやる必要ないんじゃないの?」と感じる人が出てきてもおかしくないぐらい“深さを追及している番組”だと思います。でも、それをあえてやるという心意気には感動を覚えずにはいられません。

近藤:本当にそうですよね……。あと、ニコニコ動画で配信されているので、ユーザーさんたちがコメントという形で参加できるのも『続・ぶるらじ』ならではの魅力だと思います。

杉田:ユーザー、制作陣の両面からいつもすごい気合いを感じます。絵を担当しているスタッフさんたちが「(収録に立ち会って)これはもう、休日出勤確定ですね。でも『続・ぶるらじ』が好きなんで頑張ります……」とおっしゃっていたのを聞いた時は、何を言っていいのかわからないぐらい謝りたくなりました。

近藤:杉田さんは無茶振りが多すぎるんです(笑)。

今井:本当に!(笑)

──『続・ぶるらじ』の次回公開録音を心待ちにしているファンも多いと思います。

モリ:またイベントを開催したいとは思っています。今回の『続・ぶるらじ』では声優さん同士のガチンコバトルがありましたが、中村さんはハザマが使いづらそうだったのでリベンジをする機会を作ったりとか……。

中村:その時はハザマ以外のキャラクターを使わせてほしいです。もしくは彼に起き上がりから完全無敵になるぐらいの危険な技を投入してください! 僕が使う時だけ裏コマンドで解禁になるとかでもいいんで(笑)。

モリ:ヒド過ぎる!(笑)

杉田:“ウロボロスの意思に飲み込まれたハザマ”とか出しちゃいますか?(笑)

モリ:あ、でも、(家庭用オリジナルの)ハザマのアンリミテッドバージョンはかなり強いですよ! なかなか近寄れないし……。機会があったら家庭用オリジナルキャラクターも交えて対戦する機会を設けられたうれしいですね。

近藤:それはすごくおもしろそう。

今井:また対戦したいですよね! 今日の収録でゲームに触った時は、今までよりさらに操作性がよくなったように感じて楽しかった! 遊んでいて全然ストレスがたまらない気がします。

モリ:そう言ってもらえるとうれしいです。今後システムの調整パッチも随時配信する予定なので、「あまり強くない」と言われているキャラクターを使っている方も愛情を持って使い続けてもらえると、報われる日が来るのではないかと思います。姫様(レイチェル)使いのプレイヤーから「絶望した!」というメールをいただいたこともありますが、どうにかその思いに応えたいなと。

杉田:逆に巷(ちまた)で強いと言われている、ニンジャ(バング)やおっぱい(ライチ)を使っている人も安心はできないですね(笑)。

──それでは、最後に皆さんからプレイヤーに向けてひと言ずつメッセージをお願いします。

杉田:対戦格闘ゲームでここまで仕上がった作品に触れる機会が少なかったので、ぜひプレイヤーの皆さんと一緒に、今後も盛り上がっていけたらうれしいです。今作から始めることも容易に可能ですので、まずは手に取って遊んでみてください。ラグナは、相手と高度を合わせるところから連続技が始まります。人生もべリアルエッジをできれば楽なのに、僕に合わせてくれる人は少ないので……。

中村:それは杉田くんが高すぎるんだって!(笑) 僕も『ブレイブルー』からは格闘ゲームという枠を超えた演出面のすごさを感じます。1人で遊んでもハマれると思いますし、そこで腕を磨いて自信がついたら対戦に臨んでもいいと。実際そういう方もたくさんいるみたいなので、“俺より強い奴に会いに行く!”という意思を持ったらゲームセンターに行けば、腐るほど強い人に会えると思います(笑)。取っかかりの多い作品だと思うので、ぜひ踏み出してほしいと思います。

近藤:私は『ブレイブルー』で「格闘ゲームがおもしろいものなんだな」ということを再認識させてもらいました。私みたいにほとんど格闘ゲームをやらない女の子でもすごい必殺技を出せたり、それによる爽快感を味わえたり、ステージに流れる素敵な曲で世界観を感じられたりするのはすごいことだと思います。家庭用の『ブレイブルー CS』では、ストーリーもより深く語られているので注目してみてください。

今井:私自身、本当に楽しみにしていた作品です! ストーリーもかなり肉厚なので、いろいろな方に遊んでいただけるゲームではないでしょうか。皆さんもぜひ、一家に一台、ブレイブルーを♪

──モリさんはいかがですか?

モリ:うーん、僕の言いたいことは声優陣の皆さんにすべて言われてしまいました! キツいなぁ……(笑)。まぁ、改めて言い直すと『ブレイブルー』という作品は、本当にいろいろな方に遊んでもらおうと思いながら作っています。格闘ゲームが苦手だという方にも触っていただきたいですし、逆に腕に自信のある方にやり込んでもらう自信もあります。ネットで僕も徘徊(はいかい)しているのでハクメンを見つけてもあまりイジめないでください!(笑)

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▲ノエルやツバキの親友・マコト=ナナヤが、プレイアブルキャラクターとして『ブレイブルー CS』に登場。8月5日よりダウンロードコンテンツで配信される。瞬発力抜群の近距離キャラ・マコトの参戦に期待しよう!

(C) ARC SYSTEM WORKS

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