2010年10月7日(木)
かつては悪逆非道の限りを尽くし、“暴君”とあだ名された主人公ヴァルバトーゼ。だが、ある事件をきっかけに吸血をやめ、魔力をなくして“プリニーの教育係”という閑職へと追いやられた彼こそが、地獄からの世直しを図る本作の主人公となる。彼を取り巻くフェンリッヒ、風祭フーカ、プリニーとあわせて以下にプロフィールを紹介しよう。
ヴァルバトーゼ CV:鈴木達央
「我が名は、ヴァルバトーゼ!!
キサマたちの怠慢により腐り果てた
この魔界を叩きなおすため、
地獄のそこからやってきた!!」
魔界の刑務所“地獄”において、プリニーの教育係を務めている吸血鬼。かつては、悪逆非道の限りを尽くして人間界・魔界に“暴君”の二つ名をとどろかせていた。とある出来事をきっかけに、人の生き血を飲むことを自分に禁じたため、現在はその魔力を解放できずにいる。
力の低下により、プリニーの教育係という閑職に追いやられたが、自分の行い自体を悔いてはいない。(なお、血液の代わりにイワシから栄養を補給しており、優れた栄養食品としてイワシを気に入っている)
悪魔だが(真の悪魔だからこそ?)、契約や約束を果たすことにこだわりを持ち、筋の通らないことを嫌う。彼なりの信念、悪の美学を持って、魔界政腐の堕落に対して、改革のために立ち上がる。
フェンリッヒ CV:羽多野渉
「お示しください。
閣下が現政腐と戦うそのお姿を、
すべての悪魔の模範として」
ヴァルに仕える悪魔(狼族)の青年。ヴァルバトーゼに心酔しており、忠誠を誓っている。敬意を表し、主を“ヴァル閣下”と呼ぶ。
現在は主とともにプリニーの世話係に身をやつす。悪知恵が働き、クールな顔でウソをつくこともあるが、そのすべてはヴァル閣下のため。主君を世界の支配者の座に押し上げようと、日々画策している。
風祭フーカ CV:三森すずこ
「さすがアタシの夢。
ハッピーエンドも近そうね!!」
何らかの理由で命を落としてしまった女子中学生。本人には覚えがないらしいが、生前に罪を犯していたらしく地獄に堕ちてきた。本来ならプリニーとなるはずのところだったが、“プリニーの皮”が不足していたため、帽子をかぶるという中途半端な処置になっている。
自分が死んだことに対してまったく自覚がなく、魔界や地獄でのことは“自分が見ている夢”だと都合よく解釈をして、好き放題に振る舞っている。また、「夢の中なら何でもできる!」という強い思い込みにより、人間離れした能力を発揮することもある。
プリニー CV:間島淳司
魔界に掃いて捨てるほどいる下っ端悪魔。罪を犯した人間の魂が、地獄に堕ちて“プリニーの皮”をかぶったもの。地獄でプリニーとしての基本を叩き込まれた後、魔界や天界に出荷されていく。
過酷な労働によって罪を償い、次の転生の時を待つ。性格は個体により異なるが、基本的にテキトー。最近、罪を犯して地獄に堕ちる魂が急増しており、それに比例してプリニーの数も増加傾向にある。
ヴァルバトーゼとなったプレイヤーは、フェンリッヒや風祭フーカらとともに、“政拳奪取”や“魔界大統領”に挑むことになる。基本的には、イベントでストーリーを進めて、拠点で仲間を増やして装備を整え、戦闘パートで敵を撃破してさらなるイベントを楽しむ、を繰り返す流れだ。
▲個性的なキャラクターたちによる会話イベント。ストーリーは話数で区切られ、イベントは各話の冒頭や終了時、戦闘の前後や拠点内などで発生する。キャラクター同士のユニークで破天荒なやり取りを楽しもう。 |
▲拠点となるのは“地獄”。装備の充実や仲間の増強を軸に、病院やランダムダンジョンなど、さまざまな施設でキャラクター育成を楽しむことができる。さらに、プレイヤーの願いを実現するための議会も存在する。各所には、キャラクターやデザインなどでネタも満載なので、思わずニヤリとしながら戦闘への準備ができるだろう。 |
▲戦闘は、マス目上のマップの上で戦うシミュレーションRPG方式。技や魔法だけでなく、キャラクターを投げたり、持ち上げたり、果ては武器にしたり合体させたりといった要素もある。 |
→魔界の明日を担う人材を育成!
キャラクターメイキングと新職業を紹介(3ページ目へ)
(C)2011 Nippon Ichi Software, Inc.