2010年10月21日(木)
――演じるキャラクターの簡単な説明と、演じたキャラクターの印象をお願いします。
サコはとにかく元気で、妹のユコが大好きで愛しちゃっていて、セリフでたくさん「ユコ! ユコ!」と何度ユコと叫んだかわからないくらいなのですが、でもそんなサコの性格はまっすぐなんだなって感じていて、一生懸命お姉ちゃんを演じようって頑張って奮闘している女の子ですね。他のキャラクターはどちらかというと結構みんな屈折している感じなのですが、ちょっと変な方向にまっすぐな、おバカだけど「愛すべきおバカ」キャラクターですね(笑)。
ただ一見はそんな感じですが、ストーリーが進んで性格が明らかになるにつれ……、と、まだここまでしか言えないですが、きっと皆さんがプレイし終わったころには、さらに愛すべきキャラクターになっているのではないかなって思っています(笑)。
――おしおきボイスやバトルボイス、ナレーションのレコーディングをした感想は?
おしおきボイスは本当に大変でしたね。ツンとデレのボイスの使い分けがなかなか難しくて、音響監督さんから「もっとデレてください!」「もっともっとデレてください!」ってたくさん指示があって、自分でもマイクの前でも「どうしよう?」って考えることが多く、普段言わないようなセリフをいっぱい言いましたね(笑)。サコのケモノ耳のような髪にもぜひ注目してほしいなって思わせるセリフもあるんです。
バトルボイスも初めて収録したのですが、「ヤー!」っていうボイスも5パターンぐらい録ったり、「よく叫ぶなぁ!」と思いながら楽しんで録りましたね。ゲームでどう反映されるのか楽しみです。フィールドのボイスも、サコはとっても元気で、どのセリフの節々にも「!」マークがついていたので、少し元気がないセリフになってようやく普通にしゃべれるなって感じでした(笑)。基本は全部「!!!」みたいな感じだったので、演じていて楽しかったのですが、大変な部分もありました。
セリフの聴きどころはやっぱり、妹のユコを溺愛(できあい)しているところですかね。あとは、おしおきボイスでデレた部分は頑張ったので、ユーザーさんにドキッってしてもらったり、キュンってなったりしていただいて、「サコはかわいいな」って思ってもらえたらうれしいです!
――『クリミナルガールズ』のゲーム企画が決まった時の感想はいかがでしたか?
やっぱりオーディションに受かった時はうれしかったですね!「サコ役で受かりました!」ってマネージャーに伝えていただいた時に、「やっぱり!」って思ったんですよ(笑)。キャラクター的にやりやすくて、アホっぽいって私自身もよく言われるので(笑)、そういう部分でサコに親近感がわいていたんです。
あとは、最初にいただいていた『クリミナルガールズ』の資料に、ジャンルが“おしおきRPG”と書いてあって、さらに“ヘッドホン推奨ゲーム”、“このゲームはコアなファン向けのゲームです”と書いてあったので、「どんなゲームになるんだろう?」という印象が強く、ドキドキワクワク、期待半分、不安半分みたいなところがありました(笑)。「これはPSPでちゃんとプレイできるゲームになるのだろうか!?」という衝撃がありました。
――キャラクターイラストを見ていかがですか。
みんなかわいいなっていうのが第一印象ですね。囚人という設定で、衣装がストライプ柄で、それぞれのキャラクターに合った色使いだったり格好だったりするので、かわいいなって思いました(笑)。でも、こういうキャラが好きな人にはたまらないのかもしれないですけど。おしおきイラストを見たときは、「これをPSPで出していいの?」って思いましたが、サコ、ユコは他のキャラに比べて色気が足りないかなって変に心配しちゃいました(笑)。せっかくなので、ユーザーの皆さんにエロさを感じてほしいです(笑)。
――ゲームの少女たちは地獄に落とされましたが、髙山さんにとって地獄とはどんなところですか?
私は結構さみしがり屋なので、周りに人がいない環境は地獄ですね。なので、無人島とかは食べ物や水があっても生きていけないと思います。
――『クリミナルガールズ』キャラクターソング『いちにの、さん』の感想をお願いいたします。
最初に曲をいただいたときに、まず「難しい!」と思いました。歌詞もすごく多いですし、ポンポン跳ねている感じでテンポも速く、「歌えるかな?」っていう不安があったのですが、歌い始めたらすごく楽しくて、この曲をいただけてよかったなって思いました。歌っていて自分も元気になれる気がして、最初から最後まで楽しく歌えましたね。
サコのボイス収録していた時にだんだんとサコの性格がわかってきたのですが、歌の歌詞がすごくサコっぽくかわいくて、サコの特徴がよく出ている楽曲だと思います。他のキャラクターの楽曲も、それぞれみんな特色があると思うのですが、その中でもサコっぽさを感じていただき、皆さんの耳に残る楽曲になればいいなって思います!
――『クリミナルガールズ』に期待したいことや、やってみたいことはありますか?
コミカライズも始まっているので、そこからいろいろつながって、ラジオだったり、アニメだったり、ドラマCDだったり、あとは歌もあるのでイベントをやったり、いろいろなことを皆でやってみたいですね。あとは、ファンの方たちと一緒に触れ合えるようなイベントが増えるとうれしいなって思っています。
――本編のゲームを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。
かわいい女の子たちがいっぱい出てくる“おしおきRPG”という今までにないジャンルのゲームなのですが、この作品はRPGというだけあって、モンスターが出たり、戦闘シーンがあったり、少し女の子たちとの恋愛シミュレーションっぽい部分もあったり、ゲームとしては本格的な作りになっているんです。女の子たちも、主人公と1対1でのやり取りのみではなくて、ストーリーの中にたくさんの女の子たちのシナリオがかかわってきて、女の子同士の会話も重要になっているのも注目です。
おしおきも、おしおきの種類が豊富でイラストもかわいいので楽しみにしていただけたらうれしいですね。ひとクセもふたクセもあるような女の子たちばかりですが、この中からお気に入りのキャラクターを見つけてほしいです。その中でも、サコも気に入ってくださる人が1人でも多くいればいいなって思います。ぜひ、サコと髙山ともども『クリミナルガールズ』をよろしくお願いいたします!
――ありがとうございました!
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