News

2011年4月29日(金)

ポケモン知識も試される!? 『ポケモンタイピングDS』のプレイレポをお届け

文:電撃オンライン

■ポケモンファンにはたまらないタイピングソフト

 まず内容ですが、『ポケモンタイピングDS』は、各コースの道中に出てくるポケモンの名前をタイピングし、“タイピングボール”でゲットし“ちょうさ”するゲームです。ルールは非常に単純なのですが、なかなか奥が深いので、重要なポイントを絞って紹介していきます。

 ポイントその1。“ハイスコアを狙うには、ポケモンの名前を覚えないといけない”。普通タイピングソフトって、画面上に出てくる文字をタイピングして進めていくものだと思うのですが、本作は少し違います。ポケモンが画面上に登場し、しばらくしてから文字が表示されるのです。コースをただクリアするだけなら、文字が出てくるタイミングで入力すれば問題ないのですが、ハイスコアを狙うならばポケモンの名前を覚えて早めに入力しないといけません。百人一首の上の句のようなもので、覚えていなくても遊べるけれど、覚えていた方が有利というわけです。

『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』
▲文字が出るのを待っていても大丈夫ですが、慣れてきたら出る前にパパッとタイピングするのが理想です。

『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』
▲ポケモンの名前を知らない人は、これを機に覚えるといいかも! 各コースに出るポケモンの種類は限られているので、少しずつ覚えればOKです。

 これがおもしろくて、普段何気なく眺めているポケモンも、いざパッと出てくると「あれ、なんだっけ……」と戸惑うことがあるんですよ……。ポケモンファンは、自分のポケモン知識を確かめる意味でも、チャレンジしてみる価値はあるかなと思います。

『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』
▲「えーと、コイツなんて名前だっけ……」なんて思っている間に名前が表示されてしまうことが多々……。▲ポケモンの名前がわからないお父さんお母さんは、お子さんに隣で読み上げてもらいながらプレイするといいかも(笑)。

 さらにコースによっては、ポケモンの姿よりも先に“鳴き声”が聞こえてきたり、シルエットだけが出てきたりします。もちろん、判別できるならタイピングしちゃってOK! しかし、特に鳴き声を聴き分けてタイピングするのはかなり難易度が高いです。修得すれば、ものすごいスコアを叩き出せそうなのですが。また、ギギアルとギギギアルなど、遠目にはどっちか判別しにくいポケモンが混ざって出てきたりすると、「どっちだよ!」とツッコミまずにはいられません。

『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』
▲姿は見えませんが、坂の向こうからポケモンの鳴き声が聞こえます。これで判別できるなら、もうタイピングしちゃっていいのです。▲ポケモンが木の陰に隠れたりしているパターンも。目を凝らして判別しましょう。

 遊んでいてつい笑ってしまったのは、アンノーンをタイピングするステージ。そもそもアンノーン文字を覚えていないといけない時点でハードルが高いです(笑)。さらに、横向きで飛んでこられたりするとお手上げ状態! 判別できないよ! これこそ“ポケモン”ならではのステージですよね。楽しすぎます。

『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』
▲最初「アンノーン」とタイピングしてしまったのは内緒。アンノーンが示す文字を打たないといけないのです!

『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』
▲普通に飛んでくるならまだしも、横向きは難易度すぎ。I……か? と思いきやK! これわかんないって!

■いろいろなポケモンがたくさん登場!

 ポイントその2。“登場するポケモンの種類が豊富”。『ポケットモンスターブラック・ホワイト』発売後のソフトということで、イッシュ地方のポケモン推しになるのかな? と思いきや、他の地方のポケモンもたくさん登場します。なので、『ポケットモンスターブラック・ホワイト』を遊んでいない人でも、何匹か知っているポケモンがいるなら十分楽しめると思います。

『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』
▲イッシュ地方以外のポケモンもたくさん登場します。これをどんどん“ちょうさ”していくのも目的の1つ。ちなみに、画像では“BATAFURI-”と入力していますが、推奨ローマ字は“BATAHURI-”。いろいろな入力に対応しています。

『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』
▲レシラムとゼクロムはもちろん、他の地方の伝説&幻のポケモンも何匹か登場します。

 コースによっては、道中ミスすることなくタイピングしないと出会えないポケモンもいるので、全部“ちょうさ”するのは骨が折れるかも……。

『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』 『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』
▲“ちょうさ”したポケモンは、“けんきゅうノート”に記録されていきます。集め出したら止まりません!

→難易度の選定も絶妙!(3ページ目へ)

(C)2011 Pokémon. (C)1995-2011 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. Developed by Genius Sonority Inc.
ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

データ

関連サイト