2011年8月1日(月)
▲ゲージがMAXになり、頂点が点滅する。OVL状態になることが可能な合図だ。 |
操作キャラとリンクパートナーとなったキャラの2人が、術技を組み合わせて1つの強力な術技を放つアクション“共鳴術技(リンクアーツ)”。この共鳴術技の発動には、“共鳴術技ゲージ”というゲージが必要であることは、以前の記事で紹介した通りだ。
この共鳴術技ゲージがMAXの5段階までたまった時に共鳴術技を発動させると、リンクした2人がオーバーリミッツ(OVL)状態になる。OVL時は、敵の攻撃を受けてものけ反らなくなる上、攻撃時に1ポイントずつ消費する“アサルトカウンタ”も、消費せずに攻撃が可能だ。ただしOVLを発動した瞬間からゲージは徐々に減っていき、ゼロになるとOVL状態は解除されてしまう。
▲OVL中はキャラが強化される。ただしゲージがゼロになるまでがタイムリミット。ACの制限はないので、どんどん攻撃しよう。 | ▲OVL中にリンクモードを解いても、マスターキャラにはOVL効果が残る。この状態で別のキャラとリンクすれば、その相手をOVL状態にできる。 |
またOVL中にのみ、共鳴術技につなげて共鳴術技を放つ“共鳴術技チェイン”を行うことができる。R2ボタンを押して共鳴術技を発動した後、タイミングよく共鳴術技に派生する術技を繰り出していくことで、共鳴術技をつなげていくことが可能だ。ただし、同じ共鳴術技をつなげることはできない。
▲共鳴術技チェインの例。左から、絶風刃(ジュード:魔神拳×ミラ:ウィンドランス)→玄武散(ジュード:三散華×ミラ:ロックトライ)→滅爪乱牙(ジュード:連牙弾×ミラ:アサルトダンス)とつなげている。 |
なおOVL中でもリンクパートナーを変えることができるので、タイミングさえうまく合わせられれば、パートナーを切り替えながら共鳴術技チェインを行うことができる。たとえば、
絶風刃(ジュード:魔神拳×ミラ:ウィンドランス)→リンク切り替え→魔神連牙斬(ジュード:魔神拳×アルヴィン:魔神剣)……
といったケースだ。また共鳴術技チェインに1回失敗しても、OVL中は常に共鳴術技が発動可能なため、ゲージがゼロになるまでは、あきらめずに共鳴術技チェインを狙っていこう。
『TOX』にレベルアップによるステータス上昇という概念はなく、レベルアップ時に得られるものはGP(グロウアップポイント)というポイントだけだ。キャラの成長は、すべて“リリアルオーブ”と呼ばれる卵型アイテムを使って行い、ステータスのみならず、術技やスキル習得など、キャラ成長のすべてがリリアルオーブのシステムに集約される。
リリアルオーブの中には、点(ノード)とラインで構成された六角形が幾重にも広がっている。六角形の各頂点のノードは、6種のステータス値にそれぞれ対応しており、GPを1ずつ使うことでノードを1つ1つ解放していき、ノードに応じた能力を上げることができる。
腕力:物理攻撃力に大きく影響するステータス。育てれば敵をガードブレイクしやすくなる。
体力:物理防御力に大きく影響するステータス。育てれば敵からガードブレイクされにくくなる。
知性:魔法攻撃力に大きく影響するステータス。育てれば敵に状態変化を与えやすくなる。
精神:魔法防御力に大きく影響するステータス。育てれば状態異常・変化にかかりにくくなる。
敏捷:戦闘時の移動速度に大きく影響するステータス。一部術技の威力にもかかわる。
器用:クリティカルヒット・敵を気絶させる確率に大きく影響する。一部術技の威力にもかかわる。
上の6つのノードに加えて、HP、TP、SP(スキルセットに必要)といったノードも配置されており、それらも解放することで能力が上がっていく。また解放したノードとノードでつながれたラインは光るようになっていて、光るラインで囲まれた台形の中にノードが存在すると、そのノードに対応した術技、またはスキルを習得可能だ。
▲初めは、一番内側の6つのノードから好きなものを解放し、次以降は解放したノードと隣接したノードのみを解放できる。ノードの能力アップ値は、外側に行くほど高い。 |
▲初期のリリアルオーブは4重の六角形だが、ノードを解放していくうちにリリアルオーブも成長していく。成長すると外側の六角形が増え、より効果の高いノードが解放できるようになる。 | ▲術技やスキルのノードは、ラインで構成された台形の内側にある。上の説明とは別の言い方をするならば、術技やスキルのノードを囲んでいるすべてのノードを解放して、光るラインで囲めばこれを習得できる。 |
▲カメラ切り替えで、リリアルオーブを俯瞰(ふかん)した様子。同じレベルでも、ノードの解放順によって違った能力のキャラになる。かなり自由なキャラ育成が可能だ。 | ▲なお、どんな風にノードを解放していくかを考えるのが面倒な人は、オートナビで手軽に育成することもできる。ただし、あくまで1つのルート提案であり、オートが最適ルートというわけではない。 |
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