2011年9月21日(水)
――なぜPSPでも開店することを決めたのですか?
そりゃ、あれだよ。多くの紳士が来店してくれるように努力するのが、店長である私の務めだからさ。ニーズがあれば出店する。それが店舗経営というものさ。それに、いつも大型モニターを愛用している私も、たまには手もとのモニターでプレイしてみたいと思うものなのだよ。
――『電撃PlayStation Vol.462』(アスキー・メディアワークス刊)に掲載されたインタビューで、ディースリー・パブリッシャーの岡島信幸氏が「ユーザーの希望に応えるためにも、PSフォーマットにおいても『ドリームクラブ』を展開したい」と発言していたのですが、それを受けて開発することになったのではないんですね?
ああ、ディースリー・パブリッシャーの岡島が「自分も少しくらい未来の展望を語って目立ちたい」という田舎者根性で勝手に語って、私に大目玉を食らった、あのインタビューか。
――真偽のほどは、どうなんでしょうか?
貴様、寝ションベンは寝てから漏らしたまへ! この私が岡島ごときの発言で動くと思うか!!
――し、失礼しました。
常に私の頭の中では計算されていて、それを岡島が、さも自分が考えてたかのように発言し、ちょこちょこ情報を流すからおかしなことになるんだ。ちなみに、やつのディースリー・パブリッシャー内での立場なぞ、すべて私の思うがままなのだ!
――ええっ!? そうだったんですか? ちょっと突っ込みにくいところなので、話を変えて……受付さんがさまざまなことを教えてくれる“ドリームクロック”はなぜ入れたのでしょうか?
そんなに深く考えてはいなかったな。携帯ゲーム機なので「起動するたびに、受付さんが毎日違ったことを教えてくれたらうれしいと思います」という、ピュア・クリエイターの進言を採用したまでだ。
――ちょっと変な質問になるのですが、“ドリームクラブ”は1年でなくなってしまった後、どこに行くのですか?
知っているけれど、それは教えられないな。まあ、“ピュアの彼方”とでも言っておこう。
――なぜ、店は1年でなくなってしまうのでしょう。
くだらない質問をして何の意味がある? 消えてなくなってしまうからこそ、有り難みがあるのジャマイカ!
(小声になって)いや実はだね、“ドリームクラブ”は店舗でもあるんだが、ゲームでもあるんだ! だから、システム上、しょうがないんだよ……。ガハハハ、今日は最大の暴露をしてしまったな。
――目からウロコが落ちました。少し聞きにくい質問になるのですが、『ドリームクラブ・ポータブル』のDLCはもう出ないのでしょうか?
それは岡島の怠慢だな! 私は出すように指示を出しておいたはずだぞ。……まぁ、『ドリームクラブ ZERO』の方が忙しすぎて、私もしっかり目をかけていなかったという意味では、3%くらいは非を認めてあげよう。今日メールを出しておくから、しばらくしたら配信されるかもしれないぞ。
――それを聞いて、「何かあったのでは?」と心配していたファンも安心すると思います。
(C)D3 PUBLISHER
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