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2012年1月17日(火)

【地球人でもわかる初代『Mass Effect』 第2回】裏切り者と機械生命体を追う物語はいよいよ中盤!

文:電撃オンライン

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 ここでは、『マスエフェクト』の銀河系に生きる、さまざまな異星人たちを紹介する。人類に似た姿をしている種族もあれば、まったく異なる種族もいて、しかもそのすべてに細かい歴史などの設定が用意されているなど、宇宙の作り込みがハンパないのが、この『マスエフェクト』という作品なのだ。

アサリ族

 宇宙コロニー・シタデルを最初に発見した種族。アサリ族は人間の女性に近い外見をしているものの、男女の性別というものがない。そのため、融合という行為によって遺伝情報を読み取り、子どもを生むことができる。また、融合によって相手の考えや深層心理を読むことができるため、セラピストのような仕事に就いている者も多くいる。


サラリアン族

 アサリ族に次いで宇宙コロニー・シタデルを発見し、評議会の創設にも尽力した温血両性種族。頭の回転に加えて動作も素早く、早口でしゃべるのが特徴。新陳代謝が活発すぎるためか寿命が短く、40歳まで生きることはまれである。研究や諜報活動の分野で活躍している人物が多い。


トゥーリアン族

 シタデル評議会に加わった3番目の種族。トゥーリアンは専制的な社会が形成されており、規律を重視し、個人や組織の名誉を重んじる。シタデル宙域では最大数の艦隊を保有しているが、人類が最初に宇宙で戦争を起こした相手は、このトゥーリアンであった。


クォリアン族

 自らが作り出したAI搭載ロボット・ゲスの進化と反乱により、300年前に故郷の星を追われてしまった種族。複数の巨大宇宙船に暮らし、宇宙を旅している。成人になる前に儀式として旅をさせられ、一族にとって価値ある物を持ち帰らなければならない。閉鎖空間で暮らしているために菌などに対する抵抗力が弱く、常に防護マスクをしている。


クローガン族

 強靭な肉体と精神力を持つ、好戦的な種族。かつては戦闘能力と繁殖能力の高さを生かして支配地域を拡大していたが、他の種族との戦争で使われた生物兵器“ジェノファージ”の影響により、出生率が著しく低下。現在は緩やかに絶滅への道を歩んでいる。


エルコー族

 重力の大きい惑星“デクーナ”に住む4本足の異星人。動作が緩慢で保守的な性格をしている。エルコー同士はにおいや仕草、低周波音などでコミュニケーションを取ることが多いため、言葉による会話は苦手。短い単語の羅列と感情を先に伝える話し方が特徴。


ハナー族

 地表の90%を海で覆われた惑星“カジェ”を出身地とする、クラゲのような外見の異星人。非常に礼儀正しい種族で、会話では正確な表現を好む。そのため言葉の誤用や乱用をきらっている。さまざまな惑星に点在するプロセアンの遺跡を、なぜか崇拝している。


ヴォルス族

 高気圧の大気とアンモニアで覆われた惑星イリューンを故郷とする異星人。ヴォルスにとって酸素や窒素を含有する大気は有害であるため、常にマスクをしている。また、低気圧の環境化では体が裂けてしまうため、与圧服も着用している。優れた経済感覚を持つ者が多く、街では店の経営をしているヴォルスを多く見かける。シタデル加盟種族でありながら、トゥーリアンにも従属するという立場なため、異星人の中では低い地位と見られている。


ゲス族

 300年前に労働と戦争の道具としてクォリアン族に作られた人間型ロボット。搭載していたネットワークAIの進化により自己を獲得。クォリアン族に反旗を翻し、独立を勝ち取った。以来、無法地帯となっているテルミナス宙域の先、ペルセウス雲と呼ばれる宙域に潜んでいると言われている。

1月18日更新予定の第3回に続く

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 ミッション“セラム”でアサリ族のリアラがパーティメンバーに入り、仲間としてはフルメンバーとなったシェパードたち。物語はいよいよ事件の真相に迫っていく! 次回最終回は1月18日更新予定です。お楽しみに!

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