2012年1月18日(水)
▲左から、インタビュアーの声優・尾高もえみさん、RuneWaker社のTony Tang氏、同じくJohn Tang氏。 |
――日本でのサービス発表、おめでとうございます
ありがとうございます。本作も『ミスティックストーン』同様に世界での展開を考えているので、日本で発表できたことをうれしく思います。今回もアエリアさんと協力して、よりよいサービスを提供できるよう頑張ります。
――『ドラゴンズ プロフェット』というタイトルには、どのような意味が込められているのでしょうか?
日本語に訳すと“ドラゴンの預言者”となりますが、これはプレイヤーキャラクターがドラゴンと会話し、預言者のような役割を持つことからきています。作中でストーリーを読み進められるクエストがあるので、詳細はプレイする時を楽しみにしてください。ちなみにこの『ドラゴンズ プロフェット』というタイトル名ですが、決めるのに半年以上ついやしたんですよね。他にもいくつか候補があったのですが、すでに登録されているものが多くてコレに決まりました(笑)。
――では本作の魅力を教えてくださいますか?
このゲームの特徴は、違うサーバのユーザーと一緒に遊べることです。ゲーム内のメール交換、チーム・ギルドの結成や加入、オークション(アイテム売買)などはサーバに関係なく行えます。それだけでなく全サーバ共通で使用できるシステムでは、ダンジョンや領地戦でともに戦ったり、一緒に街で過ごすこともできます。これらを使って、今までにない大規模なコミュニティを楽しんでほしいですね。
ゲーム性という意味では、ドラゴンと一緒に戦ったり育成していくこと、そしてアクションゲーム的な楽しさが魅力です。キャラクターの職業と特性、ドラゴンの種類を組み合わせでさまざまな戦術ができるので、遊びごたえがあると思います。その辺りは、実際にプレイして感じてもらいましょうか。
▲領地には、城が1つ、水晶塔が3つ、資源採集場が1つ存在。ユーザーの総人数に応じて、領地の数も増えていくといった内容が書かれている。 |
▲こちらは各職業のイメージ。この他に、各キャラクター3つの才能を持つことができる。 |
――えっ、プレイできるんですか!?
まだ完成度は50%くらいですが、普通にプレイできますよ。まずはキャラクタークリエイトから始めましょうか。細かいところまで設定できるようにしていますので、自分だけのキャラクターを作れます。ちなみに現在だと、変更可能なパーツは200くらいでしょうか。でも、ちょっとやりすぎた感もあるので、最終的にはもう少し簡単に作れるように調整するかもしれません。
▲筋骨隆々のマッチョマンもセクシーダイナマイトも自由自在。顔のパーツをいじっている時にJohn氏の口から“プチ整形”という言葉が出てきたのには、その場にいた日本人全員が驚かされた(笑)。 |
――どんなキャラクターでも作れちゃいそうですね。
次はゲーム内に入ってみましょう。今回はドラゴンを捕獲済みのサンプルキャラクターを使います。メニューから召喚したいドラゴンを選んで……そうそう、そんな感じ。ドラゴンは戦闘でも活躍しますけど、移動にも役立ちます。ちょうど空を飛べるドラゴンを召喚したので、乗ったまま移動してみてください。
▲新ゲームエンジン“RENA”により、羽ばたいて飛ぶ姿も美しく描かれる。 |
――すごいっ、ホントに空を移動できるんですね! この子の他にはどんなドラゴンが出てくるんでしょうか?
本作には8種類300体以上のドラゴンが出てきまして、空を飛べるものや海を泳げるもの、中には虫をベースにしたものなどさまざまなタイプが存在します。本作ではドラゴンと他のモンスター(動物など)を合成でき、合成するドラゴンとモンスターの血統の組み合わせによって、見た目や能力が大きく変化します。ドラゴンの血統の組み合わせ次第で希少なタイプが誕生することもあるので、合成する組み合わせを考えるのも楽しいですよ。(資料を見せ)このような種類のドラゴンが登場します。
▲一般的なイメージのドラゴンはもちろん、他の生き物とミックスした一風変わったドラゴンも多数登場する。合成により強化していくという育成システムも特徴的だ。 |
――どれもカッコイイですね。あっ、目的地に着きました。
ではドラゴンから降りて、戦ってみてください。本作には、自動でターゲットを選択してくれるシステムがありますから、クリックしなくても一番近い敵を攻撃することができます。もちろん、自分で選ぶようにもできますのでその点はご安心を。攻撃アクションはキーボードの【Q】【E】【R】に割り当てられ、それぞれ異なるアクションができます。攻撃によってはクールタイムなしで連続で出せるものもあります。さまざまなスキルを組み合わせることでアクションゲームみたいな爽快感が楽しめますよ。
▲ドラゴンの行動は自動で行われるが、プレイヤーの体力が一定以下になると回復を行うなど、自由に設定することが可能。 |
――ペットにするにはどうすればいいのでしょうか?
まず戦闘で弱らせるとドラゴンの背中に乗れるようになります。背中に乗ると地面にサークルが表示され、その範囲から出ないようにを抑え付けましょう。暴れているうちにライフが減っていくので、ドラゴンのライフがなくなるまでサークルの中に留めることができれば契約完了です。
▲ドラゴンをペットにする手順は上の画像の通りだ。 |
――ミニゲームみたいでおもしろそうですね~♪
ちなみに捕まえてすぐのドラゴンは幼いので、育てる必要があります。ペットにしたドラゴンは“龍の巣”に飼うことができるので、育ててスキルを覚えさせたり能力値を上げましょう。最高30体まで捕獲できることに加えて、冒険中でも自由に交代させられるので、いろんなドラゴンを捕まえておくと便利ですよ。
▲プレイヤーよりはるかに大きいドラゴンも例外なく捕まえられる。ただし、サイズに応じて召喚できるマップが制限されるので注意が必要だ。 |
――すごく楽しかったです! 音がリアルで、すごく白熱しました~。
現実感を追及するために、ほぼすべて現実の音から作っているんですよ。動物(系モンスター)の鳴き声などは、可能なものはすべて動物園に足を運んで収録しました。おかげで、制作が始まってから動物園に行った回数は数えきれません(笑)。現実にいないモンスターについても、イメージに合うものを探して、それを元に作っています。また、楽曲にはドイツの歌手やオーケストラの生演奏&MIX曲を使用していまして、この世界の壮大さをより感じてもらえる雰囲気作りができたかと思います。
――今後のサービス予定を教えていただけますか?
正式サービスについては、台湾ではわりと早い時期に開始するつもりですが、日本では夏ごろを目指して進めているところです。
――最後に、日本のユーザーにひと言お願いいたします
斬新なゲームを提供できるよう、時間を掛け、心を込めて制作しています。日本のユーザー様にも楽しめる作品に仕上げる思いで作っていますので、ぜひ期待していてください。
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