2012年2月16日(木)
――今回改めて福地桜智を演じ、新しい発見などはありましたか? また、ご自身との共通点などはありましたか?
ネオロマンスイベントの時の桜智のイメージとはそんなにかけ離れていなかったです。やってもやっても、「そのくらいは福地だったらやりますね」という感じでした。オリジナルの『遙か5』の時は、桜智のふり幅がわからなくて、演出さんに逐一ききながら演じていたのですが、今回は僕がある程度つかんでるお芝居でやってみたら、基本的には「大丈夫です」とのことだったので、すでに僕の中に桜智が入っているというのが確認できる収録でした。共通点などは特にないですね(笑)。主人公に対する強い想いがあるという核があるぶん、桜智はキャラをつかみやすいです。でも、やっぱり共通点はないですね(笑)。
――本作品の見どころや、注目してほしいところなどがありましたら教えてください。
神子にべったりの桜智に対する他のキャラクターの反応をぜひとも楽しんでいただきたいなと思います。「そんな冷たい言い方しなくてもいいじゃん」というような対応をされてる桜智ってどうなんだろう? というところを逆に楽しんでほしいですね。僕だったらそういう反応をされると傷つきますが、桜智は気にしていないですね。「今なんていった?」と聞き返したくなるような言葉のチョイスをぜひ楽しんでいただければと思います。
――最後に、読者・ファンの方々へひと言メッセージをお願いします。
皆様の熱い支持のお陰で、『遙か5』の続編が出ることになりました。応援ありがとうございます! 皆様の応援の気持ちに応えられるようなボリュームと、新たな魅力あるシーンができました。僕の中でかなり手ごたえのあるいいシーンが新しくたくさんありますので、皆さんには安心して楽しんでいただきたいと思います。福地桜智、一切のブレはございません。ぜひ、また福地桜智を救ってやってください。皆様の愛だけが福地の生きがいでございます。なにとぞ、福地、福地桜智をよろしくお願いいたします!
――今回改めて高杉晋作を演じを演じ、新しい発見などはありましたか? また、ご自身との共通点などはありましたか?
キャラクターがより広がったシーンがありました。高杉は前作に比べ、少し優しくなりましたね。基本的には主人公のゆきに対してですが、人を認めることも素直にするようになったようです。そして、以前は人であるよりも、武人であろうとしていたのが強かった高杉ですが、今回は少し人っぽくなっていましたね。僕との共通点は……山口県人というところでしょうか? あと、強がりに見えるところですね。高杉だって本当は甘えたい時だってあるだろうよ、と思いますけどね。
――本作品の見どころや、注目してほしいところなどがありましたら教えてください。
シナリオがびっくりシナリオだと思います。「こういう話なんだ!?」と僕も驚きましたので。残念ながら今はまだ言えないのですが……。きっと皆さんが想像しているシナリオとはちょっと違うと思います。お話自体が見どころになっていると思います。
――最後に、読者・ファンの方々へひと言メッセージをお願いします。
“恋愛アドベンチャー”という枠だけでなく、もっと大きいくくりにしてもいいんじゃないかなっていうくらいいろいろな要素があるゲームです。“いわゆる乙女ゲー”と思わずに、1個のゲームとして取り掛かってくださると僕らもうれしいです。きっと楽しめると思いますのでぜひプレイしてみてください。
――今回新キャラクターのリンドウを演じていただきましたが、どのようなキャラクターですか?また、ご自身との共通点などはありましたか?
頭はいいのですが、あまり人や物に興味がなくてフラリと生きている、そんなキャラクターです。それが逆に彼のかっこよさになっているような、大人の男性ですね。でも、そんなリンドウも神子に会って変わっていくので、そこにご注目ください! 彼との共通点は、あまり人とか物に興味や執着がない点ですかね(笑)。だからこそ、演技には入りやすかったです。
――本作品の見どころや、注目してほしいところなどがありましたら教えてください。
今の時代の男に足りない“惚れてもらう力”とか、そういうものを彼らは持っている気がするんですね。今回は普段フラフラしている僕が、みなさんに惚れてもらえるように頑張りましたので、ぜひ注目してください!
――最後に、読者・ファンの方々へひと言メッセージをお願いします。
この『遙か』シリーズを好きな方はもちろんプレイしてくれると僕は信じてます! 新キャラのリンドウは、演じた僕的にもすごく魅力がある男だと思うので、一番の押しキャラになってくれたらうれしいです。ぜひ、リンドウの甘さにとろけてください。僕も頑張るので、リンドウを一緒に落としましょう!
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