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2012年2月24日(金)

クルマになったり、ネズミになったり、ジェダイになったり!? Xbox 360『Kinect ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー』&『Kinect スター・ウォーズ』メディア体験会

文:電撃Xbox

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■『Kinect スター・ウォーズ』

 『Kinect スター・ウォーズ』は、映画『スター・ウォーズ』シリーズ6作品を題材にした体感ACTです。映画に登場した印象的なシーンやアクションがゲームの中で再現されており、それらを体全体で体験することができます。

【ゲームモード1】ジェダイ デスティニー「ダークサイドの台頭」

 本作のメインとなるゲームモード。プレイヤーは物語の主人公になりきり、ジェダイの見習いとしてマスターにフォースやライトセーバーの使い方を教わりつつ、ジェダイの騎士を目指していきます。

 その過程の中で、帝国軍との戦闘やスピーダー・バイクのシーン。ドゥークー伯爵との戦いやダース・ヴェイダーとの対決なども体験できます。


【ゲームモード2】デュエル オブ フェイト

 いわゆる一騎打ち。ダークサイドとの1対1の戦いが楽しめるゲームモードです。


【ゲームモード3】ポッドレース

 『スター・ウォーズ エピソード 1 /ファントム・メナス』のポッドレースを再現したゲームモード。映画の中で登場したもの以外に、複数のコースが用意されており、原作の設定に基づく形でチャンピオンシップレースが展開されます。


【ゲームモード4】ランコア ランページ

 『スター・ウォーズ エピソード 6 /ジェダイの帰還』で、ルークがジャバ・ザ・ハットの宮殿の地下に落とされた際に登場した巨大なモンスター・ランコア。このランコアになりきって町中を破壊していくゲームモードです。


【ゲームモード5】ギャラクシー ダンス

 ジャバ・ザ・ハットのご機嫌を取るために、ダンスを踊るゲームモード。ゲームシステムとしては、『Dance Central』シリーズに近いものになっているとのことでした。

ファン必携! R2-D2仕様の本体&C-3PO仕様のコントローラー

 体験会会場では、ソフトと同日に発売される限定セットパック『Xbox 360 320GB Kinect スター・ウォーズ リミテッド エディション』のお披露目も行われました。

 R2-D2を模した本体は、起動音およびディスクトレイ開閉時の音がR2-D2の声になっているというこだわりよう。コントローラーはC-3POを模した金ピカ仕様で、同梱されるKinectは『スター・ウォーズ』イメージにあわせて白色となっています。

 デザイン自体はすでに公開ずみですが、いざ現物を目の間にすると、『スター・ウォーズ』ファンでなくとも欲しくなる完成度です。

▲ディスクトレイに“HELP ME OBI-WAN KENOBI. YOU’RE MY ONLY HOPE”の文字が。▲さりげなく本体の背面に刻印された、インダストリアル・オートマトン社のロゴ。▲コントローラーの側面には、C-3POの腹部のコード群を模した模様が入っている。

ゲームモードごとに楽しさが異なる『スター・ウォーズ』体験

 今回、試遊することができたゲームモードは、“ジェダイ デスティニー「ダークサイドの台頭」”“ポッドレース”“ランコア ランページ”の3つ。

 ちなみに、本作は3Dテレビにも対応しており、体験会ではポッドレースを3D映像でプレイすることもできました。ただ、こればかりは文字でいくら説明しても伝わるものではないと思いますので、3D対応テレビを持っている人は、ぜひとも本作を買って自分の目で確かめてみてほしいところです。

・ジェダイ デスティニー「ダークサイドの台頭」:ジェダイの騎士になりきれる

 今回プレイできたエピソードは、クラウド・シティでの戦いを描いたもの。戦闘では、ライトセーバーを持った右手を振ることで攻撃ができ、左手をかざせばフォースの力で障害物や敵を動かすことができます。このあたりの操作については、特に説明がなくとも直感的にわかると思うので、初めてKinectに触る人でも戸惑うことはないでしょう。

 次に移動に関してですが、体を前に傾ける(一歩前に踏み出して上半身を前に出す)ことで、まるで床を滑るように素早く移動することができます。敵の近くにいるときにプレイヤーがジャンプをすると、敵の頭上を飛び越えて背後を取ることができるので、素早く移動をして間合いを詰め、すかさずジャンプで敵の背後を取って攻撃というのが、1つの攻略パターンとなりそうです。

 その他のアクションとしては、サイドステップで攻撃をかわしたり、近距離で敵を蹴り飛ばしたりといったものがありましたが、いかにも『スター・ウォーズ』らしいと思ったのが、ライトセーバーを∞の字を描くように振ると、敵が撃ってきたエネルギー弾をはじき返せるというもの。正直、これをやっているだけでも、十分ジェダイの騎士の気分が味わえるのではないかと思ってしまいました。

▲本作のメインモードということで、アクションも豊富に用意されている。

・ポッドレース: 銀河で最も危険なレース

 基本的な操作は非常に単純。ポッドレーサーは自動で前に進むので、プレイヤーは両手を前に突き出して、曲がりたい方向の腕を手前に引けばいいだけ。感覚としては、自動車のステアリングではなく、バイクのハンドルでの操作をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

 左手を一度下に降ろしてから上に振り上げると回復アイテムが使用でき、同じことを右手で行うと攻撃アイテムを使うことができます。また、両手をいったん手前に引き、前に突き出すとブーストが発動しスピードアップ! ただし、これらのアクションには回数制限があるので、どの場面で使うかがレースに勝つカギとなってきそうです。

 こういった浮遊するマシンのレースだと、フラつかずに走れるようになるまで、それなりの練習が必要になりそうなものですが、ポッドレーサーの挙動はとても素直なもので、どの程度腕を引けばどのぐらい曲がるのかという感覚を割と簡単につかむことができました。

 これを、“ヌルい”ととらえる人もいそうですが、ライバルマシンからの攻撃があり、攻撃的な原住生物が襲い掛かってくるなど、丁寧に走っていれば勝てるというレースではなさそうですから、制御自体は簡単というバランスがほどよいのではないかと感じました。

▲見た目の印象よりもずっと操作はしやすく、普段RCGをあまりやらない人でも楽しめるだろう。

・ランコア ランページ:暴れまわって壊しまくる爽快感!

 振った腕が建物に当たれば建物が壊れ、敵に当たれば敵をつかみあげるといったように、あらゆる行動が破壊と攻撃につながっています。

 このランコア ランページには、スコアアタックの要素があるので、効率的に町を破壊していくというのが上手なプレイになるでしょう。やや前かがみになり、両手で地面を引っかくような動作をすることで、素早く移動するチャージアタックが繰り出せますので、これを駆使すれば、建物を一気に壊しつつ敵を蹴散らすことができて爽快感も抜群です!

 しかし、その巨体を揺らしつつ、ズシンズシンとゆっくり歩きながら町を壊していくのも、それはそれでおもしろいのではないでしょうか? ……などと書いてみましたが、すみません、筆者がチャージアタックをうまく使いこなせなかっただけです。

 それでもまあ、十分に楽しめたわけでして。要するに、自分が思うままに動いて、気持ちよく暴れることができれば、それでいいのだと思います。

▲思いつくままに動いてみれば、それがそのまま町を破壊する攻撃になる。

 今回の体験会を通して感じたのは、『Kinect ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー』『Kinect スター・ウォーズ』両タイトルとも、Kinectのみならず、ゲーム自体が初めてという人でも、すんなりと入り込めそうな内容であったこと。

 もちろんこれは、この2タイトルはゲーム初心者向けの内容だということではなく、幅広いユーザー層が楽しめるという意味です。

 Xbox 360とKinectの普及が大きく進んでいる欧米とは違い、日本では原作のファンで、この機会に初めてXbox 360とKinectを手にするという方も少なくはないでしょう。

 そういう意味では、ゲーム初心者からゲーマーまで、子どもから大人からまで楽しめるこの2タイトルは、今の日本のXbox 360に市場に適したラインナップだと言えるのではいなでしょうか。

 ちなみに、今回の体験会で試遊できたのはすべて開発中の英語版だったのですが、これまでどおりの丁寧なローカライズがされているとのことです。プレイヤーの敷居を下げるという意味でも、ローカライズのクオリティに期待しています。

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